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涙(なだ)そうそう

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:森山良子、作曲:BEGIN、
唄:夏川りみ/森山良子

1 古いアルバムめくり
  ありがとうってつぶやいた
  いつもいつも胸の中
  励ましてくれる人よ
  晴れ渡る日も雨の日も
  浮かぶあの笑顔
  想い出遠くあせても
  おもかげ探して
  よみがえる日は 涙(なだ)そうそう

2 一番星に祈る
  それが私のくせになり
  夕暮れに見上げる空
  心いっぱいあなた探す
  悲しみにも喜びにも
  思うあの笑顔
  あなたの場所から私が
  見えたらきっといつか
  会えると信じ 生きてゆく

      (間奏)

  晴れ渡る日も雨の日も
  浮かぶあの笑顔
  想い出遠くあせても
  さみしくて恋しくて
  君への想い涙そうそう
  会いたくて会いたくて
  君への想い 涙そうそう

《蛇足》 沖縄サウンドの傑作の1つ。
 平成10年
(1998)に森山良子がアルバム『TIME IS LONELY』に収録したのに続いて、平成12年(2000)にBEGINがシングル曲としてリリース。翌13年(2001)に夏川りみがシングルカバーしたところ、大ヒットとなりました。

 BEGINと夏川りみは、ともに石垣島の出身。「涙そうそう」は、「涙がとめどなく流れる、涙ポロポロ」という意味の沖縄方言。

 楽しかっただけの思い出より、少し悲しみの混じった思い出のほうが美しく、長く心に残るような気がします。悲しみは、多すぎても少なすぎてもいけません。思い出に流した涙が快かったら、悲しみの量がほどよかった証拠です。

(二木紘三)

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コメント

当地では手話やコーラスでよく歌われています。
芭蕉布の曲同様沖縄の独特のメロディーで大好きな曲です。
二木先生の解説の「少し悲しみの混じった思い出のほうが美しく、長く心に残るような気がします。」が良く分かりました。
名曲です。波路。

投稿: 波路 | 2007年12月11日 (火) 20時26分

昨夜テレビで映画「涙そうそう」を観ました。
いま歌おうとしましたが、また涙ぽろぽろで歌になりません。

「流した涙が快い‥、悲しみの量がほどよい‥」。
考え込んでいます。

投稿: 高木ひろ子 | 2008年10月 6日 (月) 21時14分

「涙そうそう...」私にとっても涙そうそう大変切ない思い出の曲です。
2003年8月にこの曲と夏川りみさんの姿を、鹿児島の天文館通りアーケード入り口の大型ビジョンで見たあの夕刻の時が切なく忘れられないのです。
あれはリストラに応募せざるを得ない立場に追い込まれ会社に届けを出した直後の最後の鹿児島出張の時でした。
仕事でお世話になった方々にご挨拶し終わり、鹿児島空港へのバスに乗ろうとしている時、別れの会を設けて送ってくれた鹿児島の皆さんとバスを待つ短い時間でしたが、私は思わずこの曲と映像を身に沁みて見入ってしまったのです。何人かの方も見ていましたね。
日本中営業で廻りましたが、九州特に南九州鹿児島宮崎の方たちは本当に情に厚い人達でした。
あの方々の笑顔と厚い人情は一生の思い出です。皆さんお元気でしょうか、仕事はうまくはかどっていますか。途中で放り出すような無責任な辞め方で今でも本当に申し訳なく思っております。
今からもずっとこの曲を聴く度に、あの時が鹿児島の町があの人達が思い出されることでしょう。

投稿: 浜のぼくちゃん | 2010年1月30日 (土) 19時40分

この歌は、森山良子がBEGINの依頼により彼らの作った曲に歌詞をつけたもの。メロディとタイトルだけがあったが、このタイトルの意味を聞いて、森山良子はいっきに詩を書き上げたという。小さい時からいつも一緒で、大の仲良しで、親友でもあり、先輩でもあり、師でもあり、23歳で突然亡くなった実兄のことを思って書いたそうです。彼女は20歳でした。ほんとに仲が良い兄弟で、亡くなってから40年以上経っても、常に心のどこかにお兄さんのことを思い続け、この曲とタイトルを聞いたとき、このテーマしかないと思い、いっきに書いたそうです。とはいえ、今はこの歌自体は作者の手を離れ、聞いている人たち一人ひとりの想いの中に生き続けるすばらしい歌になったと思います。

投稿: 酒井保幸 | 2010年10月17日 (日) 23時17分

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