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泣かないで

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:井田誠一、作曲:吉田正、
唄:和田弘とマヒナスターズ

1 さよならと さよならと
  街の灯りが一つずつ
  消えてゆく 消えてゆく 消えてゆく
  その手を早く離しておくれ
  涙を早く拭いとくれ
  あしたの晩も 会えるじゃないか

2 さよならと さよならと
  むせび泣くよなクラクション
  好きなのさ 好きなのさ 好きなのさ
  忘れるものか 二人の誓い
  クルマを早くひろおうよ
  あしたの晩も 会えるじゃないか

3 さよならと さよならと
  霧が流れるビルの影
  泣かないで 泣かないで 泣かないで
  わがままいわず帰っておくれ
  今夜はこれでさようなら
  あしたの晩も 会えるじゃないか

《蛇足》 マヒナスターズはわが国屈指のムードコーラス・グループですが、もとはハワイアンバンドでした。スチールギターの名手・和田弘が中心になって、昭和32年(1957)にスタートしました。

 ハワイアンバンドはどこもそうですが、夏場を過ぎると仕事が激減します。そこで、秋冬を食いつなぐために和田弘が考えたのが、ハワイアンの歌唱法で歌謡曲を歌うという方法です。
 これが図に当たり、マヒナスターズは、都会派ムードコーラスという独自のジャンルを生み出すことに成功しました。その最初のヒット曲となったのが、昭和33年
(1958)に発表されたこの歌です。

 同じ歌唱法で『お百度こいさん』『北上夜曲』などのヒット曲を出し、さらに松尾和子や田代美代子、吉永小百合らと組んだデュエットソングで一世を風靡しました。

 和田弘は平成16年(2004)1月5日没。

(二木紘三)

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コメント

昭和30年代後半ムード歌謡全盛になり、歌謡曲も時代の世相を映す
代表作があふれていた。
社会人になり、会社の文化会館にマヒナスターズを招請したとき、オープニングの曲「泣かないで」のイントロのスチールギターの音色に見せられてから45年が過ぎた。
その若き時5人編成のバンドを組み数年、新入社員歓迎会、青年団のクリスマスパーテー、ダンスホールでの演奏などのかつどうもした。
還暦を過ぎて数年今年から若き時の趣味の再開を準備しまた活動を再開したいと準備中です。
曲を聴くたびに熱いものがこみ上げる、情熱がまたわいてくるのは不思議な気分である。
また、コノサイトは個人のカラオケ練習の使い方をしてもいる。
聞くと同時に自分も歌いながら楽しむのもいいものです。

投稿: 小林 | 2007年9月20日 (木) 11時53分

「さよなら」この言葉は世界共通語にしたい位、いい言葉
ですね。この4文字がなかったら詞が書けなかったと思う
時があります。

投稿: M.U | 2008年7月22日 (火) 13時31分

 高校2年生の時でした。当時の劇場兼映画館を貸切り、卒業を控えた3年生を送り出すべく予餞会で、仮装した2年生が合唱隊を編制してステ-ジに上がり、身振り手振りも即興で、ふざけながらこの歌を唄ったのを覚えております。
 メンバ-は?2~3の顔がチラット過ぎりますが、あとはおぼろです。もう半世紀も前のこと・・・・・

投稿: Hikoさん | 2008年7月31日 (木) 10時05分

スチールギターの哀愁と、裏声交じりの男性コーラスのムードがマッチして、当時17歳の私の胸を揺さぶりました。

でも、このころの歌は軟弱なものが多かったですね。例えばマヒナの「泣きぼくろ「の内容は『あのこを偲んで鉛筆で鏡に向かってほくろを書いてみたら、涙があふれてきて僕が見えなくなっちゃった」というものでしたし、白根一男の「君恋ギター」の台詞は『頼子、頼子、僕を残してどうして逝ってしまったんだ。ああ、僕は明日から誰を頼りに生きりゃいいんだ』と言うものでした。

しっかりしろ!と言いたくなりますが、これに物悲しい伴奏が付くとつい、ムード酔っちゃううんですよね、これが。

投稿: 吟二 | 2010年3月30日 (火) 23時06分

私が小学生の頃に大人達はこんなお洒落な恋愛をしていたのですね。近年の若者達のパット咲いて、パット散る花火の様な恋愛がこう言う恋愛と比べてそんなに居心地の良いものなのでしょうか。

投稿: 海道 | 2011年11月20日 (日) 07時43分

昭和30年代のムード歌謡と言えばマヒナにトドメをさすわけですが、この『泣かないで』も『夜霧の空の終着港(エアーターミナル)』『ウナ・セラ・ディ東京』…も、当時はドーナツ盤(中心穴の径が大きくあいた直径17cmの45回転盤:シングルレコード)を買って聴いたものです(終戦前年生まれの昔話)。

投稿: 焼酎百代 | 2015年5月13日 (水) 23時32分

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