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遠い世界に

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・作曲:西岡たかし、唄:五つの赤い風船

1 遠い世界に 旅に出ようか
  それとも赤い 風船に乗って
  雲の上を 歩いてみようか
  太陽の光で 虹を作った
  お空の風を もらって帰って
  暗い霧を 吹き飛ばしたい

2 僕等の住んでる この街にも
  明るい太陽 顔を見せても
  心の中は いつも悲しい
  力を合わせて 生きることさえ
  今ではみんな 忘れてしまった
  だけど僕達 若者がいる

3 雲に隠れた 小さな星は
  これが日本だ 私の国だ
  若い力を 身体(からだ)で感じて
  みんなで歩こう 長い道だが
  一つの道を 力の限り
  明日の世界を 探しに行こう

  明日の世界を 探しに行こう
  探しに行こう

《蛇足》 昭和44年(1969)にコーラスグループ「五つの赤い風船」が歌ってヒットしました。

 「五つの赤い風船」は、西岡たかしが中心になって昭和42年(1967)に結成、同47年(1972)に解散しました。この曲を含め、メッセージ性の強い曲を数多く歌っており、その意味でフォークの王道を歩んだグループと言えるでしょう。

(二木紘三)

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コメント

 青春 = 憧(あこが)れ
 ある一面では、このような公式が成り立ちそうです。その公式を歌という形式で表現するとすれば、『遠い世界に』。
 この歌の背景となっている「近い世界」は、昭和40年代前半頃の社会。その頃既に社会全体は高度成長経済へと、大きく離陸していたけれども、その内実は…。
 時代の鋭敏な批判精神の体現者である、時の若者たちが怒り、学生運動を起こさざるを得ないほど、世の中全体に大きな問題や矛盾を抱え込んでいた。
 しかし今と大きく違うのは、あの時代の若者たちは、「暗い霧を 吹き飛ばしたい」「だけど僕達 若者がいる」「明日の世界を 探しに行こう」と歌えるだけの、青くさいけれども、健全さと、活力と、若者間での連帯意識が、確かにあったこと。
 私はこの年(間もなく59歳)になった今でも、「遠い世界」を求め続けてやみません。おそらくこの後もずっと…。
 皆様はいかがですか?

投稿: 大場光太郎 | 2008年4月17日 (木) 00時34分

大場光太郎様

多数の病気を抱えている身では「遠い世界」など考えも出来ません。高度経済成長が日本をかえたのは事実(いい意味で)ですね。ここには使用者と雇用者との信頼関係があった
(終身雇用)。世界に誇れるのはカラオケ、カップメン、
ゲーム、マンガ、寿司らしい。何も無いより良いのでは無いでしょうか。

投稿: 海道 | 2008年12月 6日 (土) 09時26分

海道様

  遠い世界 = 理想、統合、平和、高次元世界
  近い世界 = 現実、分離、争い、三次元世界
 そろそろ「今年の漢字」が発表される季節です。少し前、それを私なりに考えてみました。そしてあまり迷うことなく思いついたのが、「迷」。政治、経済、金融、教育、文化…さまざまな分野で、混迷、迷走、迷惑な出来事が今年は特に多かったように思います。まるで世の中全体が、先行き不透明で出口の見えない、迷路、迷宮に入り込んでしまったかのようです。
 しかしご安心ください。今は「産み出し」の時だと思うのです。今から20年ほど前、当時の気鋭の民俗学者たちが『異次元が漏れる』という対談集を出しました。今現在では、もう「漏れる」どころではなく、私たちが住むこの「近い世界」と「遠い世界」とのヴェールが、どんどん薄くなってきているように思われます。
 「産み出し」はまた「膿(ウミ)出し」です。地球そのものが、精妙で清らかな世界を目指しているようです。ですから、世界も、日本も、私たち個々人も。半ば強制的にウミを出させられているのが、今の現状だと思うのです。「新しい酒は古い皮袋には入れられ」ません。それを信頼して、出せるウミは恐れずに自ら出し切ってしまえば、身も心もすべて癒されて、「日本晴れ」。
 世界に誇れるものは、更に続けさせていただければ。「ZEN(禅)」「JUDO(柔道)」「HAIKU(俳句)」…。日本はもっともっと、世界に向けた「スピリチュアルな発信源」になっていくべきだと思います。(二木先生。皆様。長文かつ立ち入った内容、どうぞご寛恕ください。)

 

投稿: 大場光太郎 | 2008年12月 6日 (土) 13時18分

63歳のオッチャンの懐メロのフォクソングで、カラオケで歌える、歌いたいのは、この曲ぐらいしかありません。どちらかといえば、なんとはなしの期待の方が多いが、不安も十分を感じていた青春時代を思い出す曲です。

投稿: 高江 正幸 | 2014年1月14日 (火) 08時55分

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