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地上の星

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・作曲・唄:中島みゆき

風の中のすばる 砂の中の銀河
みんな何処(どこ)へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス 街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を 誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ 高い空から 教えてよ 地上の星を
つばめよ 地上の星は 今何処にあるのだろう

          (間奏)

崖の上のジュピター 水底(みなぞこ)のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
つばめよ 高い空から 教えてよ 地上の星を
つばめよ 地上の星は 今何処にあるのだろう

名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
風の中のすばる 砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ 高い空から 教えてよ 地上の星を
つばめよ 地上の星は 今何処にあるのだろう

《蛇足》 平成12年(2000)リリース。

 ビジネス戦士たちの苦闘を描くNHKのドキュメンタリーシリーズ「プロジェクトX」主題歌。
 オリコンの1位になるまでに最も時間がかかった曲だそうですが、このロングヒットは、かなりの部分、オジサンたちに支えられてきたような気がします。一種の無常感がオジサンたちの胸に響くのでしょうか。

 それにしても、中島みゆきの抒情的な歌唱とオバサンくさいしゃべりとの、笑ってしまうほどの落差は、いったい何なんでしょう。

(二木紘三)

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コメント

中島みゆき
さんほどの 天才はないでしょうね。
歌詞も 歌も
 圧倒されます。

ユーミンとの比較は
 できませんが。
まだまだ 活躍してほしいものです。

投稿: 二宮 博 | 2007年8月22日 (水) 02時20分

『中島みゆき』には、いつも励まされています。
ダイヤル117、空と君との間に、あの娘、糸、海鳴り、時代がメチャだ。
鈴木秀子の「人生は刺繍みたいなもの。縫っているときはなにを縫っているのか解らないが裏返して初めて素晴しい芸術になっていた」と言う言葉を連想する『糸』。V・Eフランクルの『態度価値』を感じさせる『狼になりたい』そして『地上の星』はまさしく『創造価値』ですね。
彼女は哲学者か。
今後も、爺どもを、励まして欲しいものです。
洛 拝

投稿: 洛南院大法螺噴大居士 | 2007年12月28日 (金) 02時19分

二木先生も書いていらっしゃる、中島みゆきさんの落差は色々な所にあると思います。
あのか細い身体から。。。。男っぽい発想、歌いぶり。。。。若い頃この人のテ-プをたくさん持っていた私は
その頃親しくしていた友人に「何でこんな低音の声の歌が好きなの?」と聞かれました。
”時代”などの堂々とした歌いぶり。。。
その時顔も知らなかったので、後年映像とともに聞くと落差を感じます。

投稿: sunday | 2008年7月20日 (日) 08時37分

 "プロジェクトX" 挑戦者達・・・・
毎週欠かさず見ました。この主題歌と共に・・・・・
 東京タワ-・黒部ダム・はたまた、富士山レ-ダ-基地建設。
 日本の礎を築いた挑戦者達の物語、それに相応しいテ-マ曲。
 「地上の星」、それはあなた・・・中島みゆきに言いたい!

投稿: Hikoさん | 2008年8月 2日 (土) 10時13分

♪ 名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む風の中のすばる 砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ 高い空から 教えてよ 地上の星を
つばめよ 地上の星は 今何処にあるのだろう ♪

     ・・・いいね・・・

投稿: エスペロ | 2009年9月30日 (水) 21時21分

黒部の現場からLIVEされたNHK紅白で地上の星を見たとき、中島みゆきの妖艶神秘性と詩の宗教的なものに、感激しつつ翌日CDを買ったのです。その感動は当分続き、会社のPCより
INTERNETを開き中島みゆきに関する情報を探しまくったら,中島みゆき研究云々と多くのファンがいることに吃驚しました。
英語バージョンの歌詞を会社の女子に見せて得意になったりもしましたが、中島みゆきの詩は全て人間を 詩っているんですね、彼女は天才宗教作詞家、歌手だと想います。
一方、カラオケで地上の星を歌おうと演奏が始まったが何回やってもカラオケ演奏に乗れない私には難曲でしたね。
最後に一言、ユーミンとの比較がされる中島みゆきだがユーミンには明るい大衆性を観じ、みゆきは哲学 宗教観を与えてくれるので引分けが私の判定です。


投稿: 黒原大雲 | 2010年5月13日 (木) 22時45分

7年間60億キロの宇宙飛行を苦難の末に成し遂げて地球に帰還した探査機「はやぶさ」が、最後の使命を終えて大気圏突入で燃え尽きた映像をテレビニュースで見て胸にじーんときましたね。

思わず「プロジェクトX」をテレビで見ていたあの頃の自分と番組の内容を思い返し、「地上の星」の歌を口ずさんでしまいました。

「二番ではだめなんでしょうか・・・」の問いかけに感情的にしか答えられなかったノーベル賞受賞者をはじめとする著名人たちは「はやぶさ」の成果をいかに思ったのか。
そこには町工場の職人たちの技術、万が一の時のバックアップ機能を持たせた開発技術者たちの知恵が生かされている。

投稿: かんこどり | 2010年6月16日 (水) 10時40分

ペンシル形ロケットの父糸川の名を付けた星「いとかわ」に着陸して砂を持ち帰った技術とイオンエンジンが不調かと思われた時素晴らしい知恵を出して無難にのりきったある大手電気メーカーの設計者。スパコンも短命だったが世界一になった。夢を与えた部分から言えばどちらも国民栄誉賞物だと思います。

投稿: 海道 | 2012年10月14日 (日) 16時17分

 「時代」から飛んできました。そうです、「プロジェクトX」でした。欠かさずにみていました。あの映像の中の男たちがなんと素晴らしかったことか、みているうちに熱い泪がこみ上げてきていました。ナレーターのあの語り口(私は好きでした)、そして主題歌の歌詞に、働く市井の人々が重ねられ心を打つものがありました。皆様のコメントに同感です。中島みゆきは哲学者でもあり、宗教家の要素もありますね。彼女の佇まいから、俯瞰した楽曲が醸し出されてくることに驚きを覚えます。

投稿: konoha | 2018年2月 4日 (日) 09時50分

プロジェクトX~挑戦者たち~この番組の時間は、私も毎回テレビ画面にクギ付けになりました!
私がこのドラマを見るキッカケになったのは、地上の星♪がヒットし始めた頃に、この曲が、NHKの番組プロジェクトXの主題歌と知ってからでした。
このドラマを初めて見たのは、第30回目の「炎上男たちは飛び込んだ」(ホテルニュージャパン火災での消防士たちの活躍)でした。その内容に感動し、そしてエンディングに流れたヘッドライト・テールライト♪が素晴らしく、感動が冷めぬままの、余韻を残してくれました。
中島みゆきさんの、とてつもない、この非凡な才能に、あらゆる面での、影響を受けた人たちは、数知れないと思います。こんなに素晴らしい楽曲を作成する事ができた、中島みゆきさんご本人こそが、地上の星☆だと、私には思えます。

投稿: 芳勝 | 2018年2月 4日 (日) 11時33分

  「地上の星」、いやあ、じつに上手い歌の題ですね。中島みゆきのセンスがうかがえます。端倪すべからざる人物は遠い空にいるのではなく、この地球の自分のすぐそばにいる、というメッセージですね。
NHKの「プロジェクトX」は、どっぷりはまった番組でした。高度成長期を中心にして、寝食を忘れて、家庭を顧みず、一心不乱に仕事に打ち込む無名の人々がいて、そういう人々を紹介する番組でした。先端技術の話は、想像の上に想像を膨らませて、考えるほかありませんでしたが、仕事に打ち込む姿は、なにやら苦行に耐える禅僧の姿に似てはっとさせられました。
私見ですが、この番組が爆発的にヒットした理由は、当時の風潮「自分の生活が大事」「社蓄になって自分の人生を失うな」「夫の育休なども主張していくべき」に対して、「いえいえ、当時の人の頑張りがあったから今の日本があるのだ」という時流に棹さす主張であり、自信喪失になりがちなかつての企業戦士たちにエールを送り、自信回復させるものが大きかったからだと思います。幾分、回顧趣味、復古主義的な主張があったからです。

  中島みゆきなど全く知らなかった私も、この番組のラスト近くにかかるこの曲には「くそお、NHKめ、泣かせるように泣かせるようにもっていきやがる」と思いながら、不覚にも泣いて見ていることが多かった。
職業柄でしょうか、私としては、徒手空拳で、荒廃した劣等高校生の中に一人で立ち向かっていき、生徒にプライドと希望を取り戻させた伏見工業高校ラグビー部の先生の話が、強烈な印象を受け、今もYOUTUBEで見ています。人を動かすというのには、わりあい簡単な原理があります。しかしそれを実行するためには、気が遠くなるような繊細な配慮、緻密な計画、不動の信念がいるのだといつも教えられます。

投稿: 越村 南 | 2018年2月 4日 (日) 16時11分

先回、地上の星でのコメント投稿をして間もないせいなのか、何故だか無性にプロジェクトXを視聴したくなり、下記の作品DVD5枚を一気に見てしまいました!

11話:美空ひばり復活コンサート~伝説の東京ドーム
30話:ツッパリ生徒と泣き虫先生~奇跡の逆転劇
36話:奇跡の心臓手術に挑む~天才外科医の秘めた決意
39話:不屈のドラマ瀬戸大橋~世紀の難工事に挑む
53話:炎上:男たちは飛び込んだ~伝説の消防士たち

どの作品も、数年ぶりに見たのですが、やはりいづれも秀作で、一話毎に、それぞれの感動を味わう事ができました。
そして、最終回スペシャル~地上の星たちへのラスト、NHKのスタジオで、中島みゆきがオーケストラ生演奏で歌うヘッドライト・テールライトにも、見ていると感慨深いものがありました。
そして、このオーケストラの指揮をしていた、アレンジャー瀬尾一三は、中島みゆき作品中、これまで多数の編曲に関わり続けて来ており、彼のアレンジャーとしての才能は、中島みゆきが、今日の偉大なアーチストになりえた要因として、大きな影響を与えた人物ではないかと思います。


投稿: 芳勝 | 2018年2月 6日 (火) 01時09分

 この曲は 僕などがコメントするようなものではない
 
 と確信をもっておりますがーーー

 こんな歌詞 どんなふうな 頭の構造で作られていくのでしょうか

 不思議でなりません  

 宮沢賢治の 星めぐりの歌  なども参考にされているのでしょうか

 星めぐりの歌は 子守唄のように 子供に天上の星座を
語っていく 夢のような童話ですね

 この 地上の星は  天空に上った幾多の魂が
 地上を俯瞰し 意義のある 努力している もの ひと をさがす  力を与える

 雄大なロマンです  何故に このようなスケールの大きい詞ができるのでしょうか

 確かに  越村 南 さまの云われるように

「 幾分、回顧趣味、復古主義的な主張があったからです。」
 その通りだと思います  

 でも いろんなモンスターたちの跋扈する時代となり

 
 越村 さまも  山口先生のように熱く子達を指導し
 結果をのこした方を 目標 手本とされ
 日々自分の土俵のなかでご苦労されたのでしょう
 門外漢ですが ある程度は理解できます 
 僕には もっとこういう成果があったといわれるかも知れないですね
 また お聞かせください

 変わっていく時代が正しい方向に向いているのか
 これは いつも熟考し できることは試行錯誤をくりかえさなければいけないことです

 今 向かっている方向が 正しくないと認識して
 どんなことにでも 正義 公平 公正を考慮しつつ
  対応していきたいと思っております


 曲は違いますが  Biancaさまに 
 
 自粛されていた訳は 理解できました  
 しかし 人間というものは 自分のことであれ 周りのことであれ 
 何らかの傷をもちながら 生きているものです
 それが 公表されようが  隠蔽?? されようが   事実は事実  
 そのなかで どう生きれるかは  
  その方の真実 生き様

 Biancaさまが自粛される必要はないと 僕は考えます

 実は 昨日 ひとりしずか のことを書いていて
Biancaさまの ブログ  のことを思い出していました  しずのおだまき でしたですね
 どちらも 義経の妾の 静御前 からのつながり
 でしたね

 こんごとも よろしくお願いいたします

投稿: 能勢の赤ひげ | 2018年2月 8日 (木) 21時56分

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