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時計台の鐘

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・作曲:高階哲夫

1 時計台の鐘が鳴る
  大空とおく ほのぼのと
  しずかに夜は明けてきた
  ポプラの梢(こずえ)に日は照りだして
  きれいな朝(あした)になりました
  時計台の鐘が鳴る

2 時計台の鐘が鳴る
  アカシヤの樹(き)に日は落ちて
  しずかに街(まち)も暮れてゆく
  山の牧場の羊の群れも
  だまっておうちへかえるだろう
  時計台の鐘が鳴る

《蛇足》 昭和2年(1927)3月、バイオリニスト高階哲夫(たかしな・てつお)が妻でアルト歌手のます子とともに札幌でコンサートを行った際、札幌の町の印象をまとめたのがこの曲です。
 今では、時計台の歴史と結びついて、札幌市民の心の歌となっています。

 テーマとなった時計台は、明治11年(1878)に北海道大学の前身・札幌農学校の演武場として建設されました。明治36年(1903)に農学校が北海道大学の現在地に移転したあと、明治39年(1906)に札幌市(当時は区)が演武場を買い取って、現在の北一条通、市役所のはす向かいに移しました。

 この間の歴史は札幌市時計台のホームページ で知ることができます。また、『時計台の鐘』の解題は、前川公美夫著『響け「時計台の鐘」』(亜璃西社)で詳しく述べられています。

(二木紘三)

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コメント

有り難う御座います。
この曲は「隠れた名曲」と思いながら聞く、大好きな曲です。40数年前の姉のレコードに、この唄がありました。20年ほど前にテープにダビングしました。男性歌手の迫力ある素晴らしい歌です。レコードはもう見当たりませんが、テープはある筈で何時も探しています。もしかしたら「高階さん」ご本人かもしれませんね。

投稿: sabu2rou | 2009年8月 8日 (土) 01時36分

秋ですねぇ。北海道には行ったことがありませんが、この歌を聴くと静に暮れていく広い空やポプラの高い木立が目に浮かびます。気持ちまですっきりと清らかになります。歌って本当に素晴らしいと思います。北海道の透明な空気を胸いっぱい吸い込んでみたくなりました。

投稿: ハコベの花 | 2013年10月20日 (日) 21時55分

高階さんの故郷、富山県滑川市の剣岳のふもとの公園で聴きました。
郷土の先輩の歌に聴きほれました。
時どき口ずさんでます。

投稿: 孤高岳人 | 2014年3月13日 (木) 01時27分

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