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赤い靴のタンゴ

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:西條八十、作曲:古賀政男、唄:奈良光枝

1 誰がはかせた 赤い靴よ
  涙知らない 乙女なのに
  はいた夜から 切なく芽生えた
  恋のこころ
  窓の月さえ 嘆きを誘う

2 なぜに燃え立つ 赤い靴よ
  君を想うて 踊るタンゴ
  旅は果てなく 山越え野越えて
  踊る肩に
  春はミモザの 花もにおう

3 運命(さだめ)悲しい 赤い靴よ
  道は二筋 君は一人
  飾り紐さえ 涙でちぎれて
  さらばさらば
  遠い汽笛に 散りゆく花よ

《蛇足》 昭和25年(1950)のヒット曲。

 同年3月に日本で公開されたイギリス映画『赤い靴』(制作は1948年)から想を得たものといわれます。映画は、ロンドンのバレエ団に入団した少女の恋の物語です。
 コンチネンタルタンゴにも、同名の曲があります。

(二木紘三)

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コメント

奈良光枝さんにはスクリーンでお目にかかった事はないが、その美貌と歌唱力は素晴らしかったと聞き及んでいます。
私の好きな唄は「白いランプの灯る道」です。

投稿: M.U | 2008年7月 3日 (木) 17時18分

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小生、中1の時の歌ですね。奈良光枝さんは細身の美人でした。確かNHKの人と結婚しましたが、間もなく亡くなりましたのを覚えています。当に美人薄命の人でした。間奏にコンチネンタルタンゴらしきメロディーが入っているのでなるほどさもあらんと感じた訳であります。
他の曲も好きですね。

投稿: 高森宗光 | 2010年2月 5日 (金) 18時19分

「はいた夜から 切なく芽生えた 恋のこころ・・・」そうだ、恋心は突然やってきた。その日からもう60年経ったのだ。その前から何回も彼は我が家に来ていたのに、彼がその日は特別素晴らしく輝いて見えたのだ。恋人にもならなかったから、失恋もない。あの日を思い出すと切なく温かな気持ちになる。永遠の恋人。大学の合格を知らせに来た日だから、嬉しさで輝いていたのだろう。そんな日があっただけでも幸せな事なのだ。60年は戻ることはないけれど、私はずっと赤い靴を履いている。

投稿: ハコベの花 | 2015年11月13日 (金) 23時10分

『赤い靴のタンゴ』は昭和25年のレリース。私は小学4年生。兄は高1。異母兄弟で家は暗かったが、兄はたまにしか僕をいじめなかった。この歌がラジオから聞こえると、「ええ歌やね」と聞きほれる。情熱的で上品で悩ましい。子供ながら、二人の少年には、なにか、もやもやした思春期が近づく思いだった。大阪の南河内、田んぼの中にある家で僕らは何を夢にしてよいやら、茫漠たる思いでこの歌を聴いた。『赤い靴のタンゴ』は後に私が発表した『ビーライフ!』というミステリーでも少し引用させてもらった。それまで、半世紀のインターバルがある。二木先生、ありがとう。成秋

投稿: 濱野成秋 | 2016年11月16日 (水) 14時09分

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