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ジャニー・ギター

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・唄:Peggy Lee、作曲:Victor Young、
日本語詞:水島哲

可愛いあの娘(こ)と別れ
ふるさとはるかに離れ
今日も旅を続ける
おれの背にこのギター
古びたギターよ

真赤な夕日にさそわれ
つまびく思い出のメロディー
過ぎたあの日の夢を
胸の底にだきしめ

真赤な夕日にさそわれ
つまびく思い出のメロディー
過ぎたあの日の夢を
胸の底にだきしめ

          Johnny Guitar

Play the guitar, play it again, my Johnny
Maybe you're cold
But you're so warm inside
I was always a fool for my Johnny
For the one they call Johnny Guitar
Play it again, Johnny Guitar

What if you go, what if you stay, I love you
What if you're cruel, you can be kind, I know
There was never a man like my Johnny
Like the one they call Johnny Guitar

What if you go, what if you stay, I love you
What if you're cruel, you can be kind, I know
There was never a man like my Johnny
Like the one they call Johnny Guitar
Play it again, Johnny Guitar

《蛇足》 1954年のアメリカ映画『大砂塵』の主題曲。

 作曲はヴィクター・ヤングで、歌手のペギー・リーが作詞して、自ら歌いました。西部劇の主題曲のなかでは、最も美しいものの1つだと思いますが、mp3にそれが表せたかどうかは自信がありません。荒々しい場面が多いにもかかわらず、詩情豊かな映画という印象を受けるのは、この曲によるところが大です。

 映画は、鉄道敷設が進行していた1890年代のアリゾナを舞台に、酒場の女主人ヴィエンナ(ジョーン・クロフォード)と大地主の妹エマ(マーセデス・マッケンブリッジ)の相克の物語。これに、ヴィエンナの元恋人で流れのギター弾きのジャニー(スターリング・ヘイドン)が絡みます。
 ヴィエンナの強烈な個性を演じるうえで、クロフォード
(作品公開時50歳)の意志的なパーソナリティが存分に生かされていると感じました。

 数十年前に見た映画なので、定かではありませんが、ふだんは男のような身なりをしているヴィエンナが、自警団に店を焼かれる直前、白いドレスで盛装をして『ジャニー・ギター』のメロディをピアノで弾く姿は、凄艶と言っていいような美しさだったように記憶しています(上の写真)

(二木紘三)

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コメント

この歌は ペギー・リーよりも あくの強い歌い方をする女性歌手がいました そちらの方が好きなのですが いつぞか聞かれなくなりました 随分と古いお話をして居るのですね ではまた

投稿: 寅  君 | 2008年7月11日 (金) 20時09分

 ハスキーなP.リーのこの歌は最高にしびれますし、『帰らざる河』のM.モンローは上手ではないけれどやや不安定な歌(もしかしたらその頃・・・)に、ラストシーンが絡まり目に焼き付きやはり痺れます。
でもP.リーが「ジャニー・ギター」を作詞したとは、そしてあの『シェーン』の「The Call of the Far-Away Hills」を作曲したV.ヤングの曲だったとは今まで知りませんでした。
 
 1年前からのエレクトンのレッスンで、<Stagea mini>での教則本で「ララルー」というワルツへ取り組み両手両足必死でもがいておりますが、よく見るとこの曲(歌)はP.リーが作詞していました。他にもあるのでしょうか?多分あるでしょう。教えて下さい。

投稿: 尾谷 光紀 | 2009年4月22日 (水) 22時30分

「ジャニー・ギター『大砂塵』西部劇映画音楽の傑作だと思います。
作曲家ヴィクター・ヤングは22作品アカデミー賞にノミネートされたそうですが受賞したのは最後の作品「80日間世界一周」のみだったそうです。それも死後。
この「大砂塵」も「シェーン」もノミネートされてませんね。
 ペギー・リーの魅力ある歌声で曲も映画もヒットしたのですから良しとしますか。 V・ヤングは楽団を率いていて、他の作曲家の作品を編曲・演奏してルバムを出してたようです。
 日本語詞を作った水島哲って西郷輝彦の青春歌謡ものを担当した人かしらん。若いという感じをうけますから‥‥きっと。

投稿: かせい | 2014年4月 3日 (木) 23時46分

かせい様
 そのほかに「霧の摩周湖」「星は何でも知っている」も水島哲の作詞のようですが、彼の訳詞での「ジャニー・ギターは誰が歌っていたのでしょうか?
 それにしてもこの曲はP・リーが歌ったからこそ歌詞共に美しく我々の心に届いたのではと・・・。

投稿: 尾谷光紀 | 2014年4月 4日 (金) 09時49分

尾谷光紀様

私はこの「ジャニー・ギター」に日本語詞があることを本ページで初めて知りました。日本語での歌唱をラジオでもTVでも耳にしたことがないのです。十代の頃からペギー・リーの歌声かギター演奏でしか聴いたことがないので驚いた次第です。TVで日本の歌手が唄う場合でも全て英語歌詞でした。日本語歌詞に依るレコードリリースがあったのでしょうか。 謎です。
「霧の摩周湖」も「星は何でも知っている」も平尾昌晃繋がりですが、昔 TVで「幌馬車隊」という西部劇ドラマが放映されてました。主題歌を平尾昌晃が唄っていました。演奏は「原信夫と
シャープス&フラッツ」だったそうです。そのドラマでアダムス隊長を演じてたのが「大砂塵」にも出演している脇役名優の
ワード・ボンドです。私は彼のファンでした。
「うた物語」に揚がっている「赤い川の谷」、〈怒りのぶどう〉「荒野の決闘」〈いとしのクレメンタイン〉、「リオ・ブラボー」〈皆殺しの歌〉などの作品にも出演しています。
 長文・駄文お許し下さい。
 
 

投稿: かせい | 2014年4月 4日 (金) 21時34分

かせい様

 私も「ジャニー・ギター」を日本語詞で歌っていた歌手は知りませんし聴いたこともありませんが、訳されているのですから誰かが歌ったものだと思います。
 「ベッドで煙草を吸わないで」で人気があったジャズ歌手&女優の沢たまきが、1954年山脇短大在学中に素人のど自慢でこの歌で優勝し学生シンガーとして注目を浴びたようですが日本語詞かどうか、その後のCD云々も不明です。
 また若生りえはライブ等でこの歌の解説等しているそうですがCD化はしていないようです。

投稿: 尾谷光紀 | 2014年4月 5日 (土) 21時40分

 ご無沙汰申し上げておりました。
 ジャニー ギター!!
 83才の私ですが、映画音楽の中で一番、心に残っている歌です。
 今では、カラオケで歌っております。
 若い頃から、大変、のどを気遣ってきたためか、メゾ・ソプラノの声は、未だ健在です!!
 愛唱歌による、老人施設でのボランティアも、相変わらず、続けており、先生のこのホームページには、度々、お世話になっております。
 本当に、感謝申し上げております!!
                     井尻 賤子

投稿: 井尻 賤子 | 2017年7月14日 (金) 13時46分

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