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砂に書いたラブレター

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:Nick & Charles Kenny、作曲:Fred Coots
日本語詞:不詳、唄:Pat Boone

いとし我も海のほとり
砂に文字を書き
寄せて返す波に消える
恋をしのびたり
今宵誓う恋もまた
やがて悲しく消えて
砂に書きし文字のごとく
君は去り行くを
  (繰り返す)

  Love Letters in the Sand

On a day like today
We passed the time away
Writing love letters in the sand.

How you laughed when I cried
Each time I saw the tide
Take our love letters from the sand.

(Chorus:)
You made a vow that you would ever be true,
But somehow that vow meant nothing to you.

Now my broken heart aches
With every wave that breaks
Over love letters in the sand.

(Whistling-chorus)
Now my broken heart aches
With every wave that breaks
Over love letters in the sand.

《蛇足》 1957年にパット・ブーンのあまい歌声で大ヒットしました。

 1950年代後半から1960年代にかけて、アメリカのポピュラーソング界では、パット・ブーンとエルヴィス・プレスリーが双璧でした。
 プレスリーが保守的な白人たちから下品だと眉をひそめられる一方で、若者たちには熱狂的に支持されたのに対して、ブーンの清潔で折り目正しい歌唱は、白人保守層も含め、幅広い層に受け入れられました。

 この歌が発表された1957年には、ブーンとプレスリー、ポール・アンカの3人がヒットチャートで激烈なトップ争いを展開したことは、今でも語りぐさになっています。

 なお、パット・ブーンが、西部開拓史における伝説的英雄、ダニエル・ブーンの子孫だということは有名です。

(二木紘三)

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コメント

 この曲がヒットした頃,私は20歳の青年でした。この曲をきっかけに一つの恋を実らせることができたことから,生涯忘れることのできない私にとっての名曲になっています。
 勿論,私のカラオケ・ナンバーの中のジャズ分野ではぶっちぎりの18番曲です。
 二木先生の解説にもあるとおり,この時代はパット・ブーン,エルヴィス・プレスリー,ポール・アンカの絶盛期でしたね。
 砂に書いたラブレターの他に,プレスリーのLove me tennder,ポールアンカのYou are my destiny 等は今でも歌詞カード無しで歌えます。
 ところで,砂に書いたラヴレターは,当時,ジャズ歌手の旗 輝男さんが日本語の訳詞で歌っておられて,こちらの歌詞の方が先生ご紹介の訳詞よりも原詩の雰囲気が良く出ているように思いますので,記してみます。どなたの訳詞かは記憶にないのですが。如何でしょうか?ご参考までに。

  いつか君と砂に書いた 
  懐かしい手紙
  愛の言葉きざみながら 
  君と見た夢よ

  誓いしあの言葉さえ  
  消えてゆくはかなさよ
  今は一人砂に立ちて  
  去りし君想う

投稿: Mochiken | 2008年6月30日 (月) 22時37分

パッと・ブーンのやわらかい声が好きで若いときから口ずさんでいます。最初の行のOn a day like to day
は、On a day like todayですね。to dayではなく、today 楽しいサイトで友人知人に紹介しています。

投稿: 鈴木幹雄 | 2010年11月16日 (火) 19時18分

鈴木幹雄様
to dayは気づきませんでした。さっそく修正しました。ありがとうございました。

投稿: 管理人 | 2010年11月16日 (火) 23時23分

 パット・ブーンのソフトな歌声・・・思い出して1953年3月に定価100円のアポロ音楽社『JAZZ DERUXE=ジャズの豪華版』から探し出した日本語歌詞は河田しろう訳詞で、

 君と砂に書いたラブレター
 消し取った波が今日も打ち寄す
 二人の心を隔てた波
 今も残る君の影
  その想い出も夢も
  打ち寄せては
  洗い去ってゆく
  ラブレター イン ザ サンド     です。

その頃「I`ll Be Hoom」「April Love」もヒットしており最近懐メロ等で聴くこともありますが、譜面では「砂~」は16小節の歌詞→“On a day~~”と、そして「April~」はイントロ4小節→10小節の歌詞→“April Love~~”と歌っていますので誰かが編曲したバージョン??
 テーマと言うかほん歌と言うか、16小節や10小節の部分は何故省略されているのか、何と言うネーミングでしょうか?

投稿: 尾谷 光紀 | 2010年11月17日 (水) 16時49分

初めて会った此の砂浜
去りしは君をひとり偲ぶ
あの日の様なひざしを浴びて
君と砂に書いたラブレター
消しとった波が 今日も打寄す
二人の心をへだてた波
今も残る君の影
其の思い出も夢も
打寄せでは洗い去ってゆく
ラブレターインザサンド

続けて書いてあるのですが、
訳詞名は書いてありません。
4行目からは尾谷さんのと同じですね。

投稿: なち | 2010年11月17日 (水) 18時34分

こんにちは、歌の補足情報を (*^-^)

作詞は Nick Kenny & Charles Kenny となっていますが、最初は新聞(デイリー・ミラー)の投稿詩として掲載されたもののようです。
 
作曲の J. Fred Coots は「サンタが町に」、「For All We Know」(映画「マディソン郡の橋」にも使われていました)、「You Go To My Head」などが有名ですが、メロディーは"The Spanish Cavalier"(1881, w.m. William D. Hendrickson) を元にしたものと言われています。(You Tube で "Spanish Cavalier" を検索すれば、似ていることが分かると思います)

発表は1931年で、ラス・コロンボという歌手が最初に録音しましたが、中ヒット程度だったようです。
そして1957年のパット・ブーンはリバイバルとなりますが、大ヒットしたので(5週にわたりビルボードのトップ)、パット・ブーンの歌というイメージはアメリカでも同様のようです。

投稿: ugi1010 | 2011年1月 5日 (水) 12時10分

洋楽でテーマが「海」の曲を探していました。
歌詞の和訳を見ますとメロディからのイメージと異なる感じがいたします。メロディは寄せては返す波のようで、とても良いですね。参考になりました。

投稿: セレナーデ | 2012年6月21日 (木) 14時29分

上の記事をさっと目を通しただけですが、この英詩でのlove lettersというのは「恋文(こいぶみ、ラブレター)」ではなく、L-O-V-Eという綴りからなる文字列(「恋」という文字/語)を指しているのではないかと思いました。それがもし正しいとすると、日本語訳の歌詞のほうで恋文を意味するラブレターとするのは誤りということになります。となると、いちばん上に引用されている「文字」と言うほうが、その部分に限れば、原詩を反映しているのではないかと思えます。ただ、(恋文という意味の)ラブレターという手紙をお互いに浜の砂に書き合ったという解釈も文法上可能ですので、もしかしたら、作詞家はその曖昧(あいまい)さを意図して狙ったのかもしれません。となると、洒落たことですね。

投稿: 府川謹也 | 2012年6月29日 (金) 13時28分

1960年頃、まだ小学校低学年でしたが、プレスリーもパット・ブーンも知っていました。そして、パット・ブーンのほうがずっと好きでした。

投稿: 川口雄二 | 2014年8月 1日 (金) 21時53分

なちさん
 
 初めて会った(The sunbeams kissed the sands)
 この砂浜(My fate was in your hands)
 去りし君を(The day I met you dear)
 ひとり偲ぶ(And though I find you`ve gone)
 あの日の様な(Your memory lingers on)
 ひざしを浴びて(I can`t forget you dear)
以上は verse(序詞) と言って前奏に類するもののようです。
Jazzでは殆どこれが付いていて楽器演奏の場合はこの部分を省略して演奏していますが、ボーカル:歌の場合はこの部分から歌われていることが多く、この「砂に書いたラブレター」は??です。
但し、H.カーマイケルの「Stardust」(星くず)だけは大方がバースから演奏されているようで、名曲といわれる所以のひとつでもあります。

投稿: 尾谷光紀 | 2014年8月 5日 (火) 11時55分

何故私なのかと思ったら、
手元の歌集から数年前に書き込みをしていました。
どうもありがとうございます。

投稿: なち | 2014年8月 5日 (火) 15時45分

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