みどりのそよ風
(mp3制作:二木紘三)
1 みどりのそよ風 いい日だね 2 みどりのそよ風 いい日だね 3 みどりのそよ風 いい日だね |
4 みどりのそよ風 いい日だね 5 みどりのそよ風 いい日だね |
《蛇足》 春のわきたつような楽しさを歌った歌です。
昭和21年(1946)にNHKの委嘱を受けて、『叱られて』『靴が鳴る』などの清水かつらが詞を、『ゆりかごの歌』『夕焼け小焼け』などの草川信が曲を書きました。
当初は独唱曲でしたが、翌年から始まった「全日本児童唱歌ラジオコンクール」では、2部合唱としてよく歌われました。
このころ、外地から兵隊たちが続々と復員してきました。彼らを乗せた列車が品川駅に着くたびに、近くにあった「白菊児童音楽園」の子どもたちがこの歌で出迎え、傷つき疲れ果てた兵士たちの心を癒したと伝えられます。
1番のまめの花は、たぶんエンドウの花でしょう。エンドウの花は、大根やジャガイモと並んで、野菜の花のなかでもとりわけ可憐で清純なイメージがあります。
私が住んでいるあたりでは、まだかなり畑が残っており、春にはエンドウの花をよく見かけます。
その花を見るたび、懐かしさらしきものが一瞬、水の泡のように胸の奥から浮かび上がってきますが、その中身を確認するいとまもなく消えてしまいます。それでも、それを契機に生じた幸福感は、5分ぐらいは持続します。
(二木紘三)
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訪問者の感想等

コメント
終戦直後に作詞・作曲されたこの曲は大変懐かしく思いました。
歌詞もメロディーも素晴らしいですね。
早速、持ち歌のひとつに加えさせていただきました。
いろいろな事件が続発している昨今、今一度子供たちに歌ってほしい曲です。
投稿: 三瓶 | 2007年10月 1日 (月) 18時54分
久しぶりで聴きました。いつ以来か思い出せないほど、久しぶりです。
この歌を学校で教わったのは、小学校4年生の頃だったと思います。簡単なメロディですからすぐに覚えて、当時はよく口ずさんでおりました。しかしいつの頃からか…ついぞ歌わなくなってしまいました。
こういう歌は童心を失ってしまうと、『あヽいい歌だなあ』と、心の底から思うことができなくなってしまうもののようです。でもこのたび何となく聴きたくなり、実際聴いてみて、大きな感動を覚えたということは。この年になって「童心」が戻ってきたということなのでしょうか?
ともかく、今のこの季節にぴったりの歌ですね。明るくて、弾むようで、爽やかで。
風に色などないけれど…。それでもやっぱり「みどりのそよ風」。うるわしの季節よ!
投稿: 大場光太郎 | 2008年5月10日 (土) 19時36分
豆の花は一般にそら豆をさします。
投稿: | 2008年5月21日 (水) 19時34分
上記匿名様
大辞林には豆の花の定義として、「豆類の花。特に、ソラマメ・エンドウの花をいう。」、広辞苑には「豆類の花。特に春に咲くエンドウ・ソラマメの花。」、平凡社の歳時記―春の巻(昭和34年刊)には「豆の花―蚕豆(そらまめ)・豌豆(えんどう)」とあります。
葉も花も地味なそら豆より、エンドウの花のほうがこの歌には合っていると思いますが……。
投稿: 管理人 | 2008年5月21日 (水) 20時16分
明るい声はもう出ないのに歌ってみました。
やはりいけません。
児童合唱が聴きたくなり33回転を引っ張り出しました。西六郷少年少女合唱団が弾むように歌っています。
「みどりのそよ風」から、思い出したことがあります。
北海道の長い冬。雪が溶けて道路が乾くと女の子たちの「まりつき」が始まります。“あんたがたどこさ♪肥後さ♪‥‥それを木の葉でちょっとかくす!”ズボンからスカートに穿き替え素足に下駄。爽やかな風が二本の足に心地よく触れて行く気持ちよさ。そんな時、女の子でよかったな、と思ったものです。
投稿: 高木ひろ子 | 2008年5月22日 (木) 21時17分
緑のそよ風をときどき思い出して歌うと、遠い昔に失くしてしまった幼な心が不意によみがえり、切なくなります。そして淡い優しい豆の花(私のイメージはエンドウ)や、丸窓から覗く小鳥に・・・もう取り戻せない子供時代ではあっても、ほんの少しの間幸せに浸るのです。
投稿: nobara | 2008年5月23日 (金) 00時08分
夏休みで久しぶりにノンビリしてる今日、窓からそよ風が入って来て知らずにこの歌を口ずさんでいました。もう一度歌詞を確認したくてgoogleでこのサイトを発見。歌詞だけでなく曲も聴けるではありませんか!インターネットのお蔭でアメリカに住んでいることも忘れます。
投稿: Meg | 2008年8月19日 (火) 06時40分