« 河は呼んでる | トップページ | 収穫の歌 »

カントリーロード

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・作曲:B. Danoff, T. Nivert & J. Denver
唄:J. Denver、日本語詞:鈴木麻実子、補作:宮崎駿

   Take Me Home, Country Roads

1. Almost heaven, West Virginia,
   Blue Ridge Mountains, Shenandoah River.
   Life is old there, older than the trees,
   Younger than the mountains, blowing like a breeze.
   (Refrain:)
      Country road, take me home
      To the place I belong,
      West Virginia, mountain momma,
      Take me home, country road.

2. All my mem'ries gather 'round her,
   Miner's lady, stranger to blue water.
   Dark and dusty, painted on the sky,
   Misty taste of moonshine, tear-drop in my eye.
   (Refrain:)

3. I hear her voice, in the morning hours she calls me,
   The radio reminds me of my home far away.
   And driving down the road I get the feeling
   That I should have been home yesterday, yesterday.
   (Refrain:)

 カントリーロード この道 ずっとゆけば
 あの街に続いてる気がする カントリーロード

 一人ぼっち恐れずに 生きようと夢見てた
 さみしさ押し込めて 強い自分を守っていこう
 カントリーロード この道 ずっとゆけば
 あの街に続いてる気がする カントリーロード

 歩き疲れ たたずむと 浮かんでくる故郷の町
 丘をまく坂の道 そんな僕をしかっている
 カントリーロード この道をずっと行けば
 あの街に続いてる気がする カントリーロード

 どんなくじけそうな時だって 決して涙は見せないで
 心なしか歩調が速くなっていく 思い出けすため
 カントリーロード この道 故郷へ続いても
 僕は行かないさ 行けない カントリーロード

 カントリーロード 明日はいつもの僕さ
 帰りたい 帰れない さよなら カントリーロード

《蛇足》 1971年に発表されたジョン・デンヴァーの出世作。
 どさ回りを続けていた3人の若者が、この歌で一挙に全米に知られました。3人とも、1度もウェストヴァージニアに行ったことがないまま、この歌を作ったというエピソードは有名です。

 田舎出身の私としては、日本語詞より原詞のほうが心に沁みます。日本語詞は、ちょっと子どもっぽいうえに、多少都市郊外的な匂いがします。たぶん、アニメ『耳をすませば』に合わせて作られたためでしょう。確かに、あのアニメの雰囲気には合っていますが……。

 原詞がいいですね。アパラチア山地の谷間にひっそりたたずむ、住人がみな顔見知りといった感じの小さな町が浮かんできます。アメリカ版ふるさと演歌といったところでしょうか。フォスターの曲のように長く歌われて、いずれ民謡になっていくでしょう。
 ウェストヴァージニアの州歌になっています。

 1番に出てくるシェナンドー川については、『シェナンドー』の蛇足に若干の記述があります。

 ジョン・デンヴァーは、70年代に、『ロッキー・マウンテン・ハイ』『太陽を背にうけて』などのヒット曲で人気カントリー歌手の地位を確立しました。1997年10月12日、カリフォルニア州モントレー空港を、自分の操縦する単発の自家用軽飛行機で離陸後、墜落して死亡しました。

(二木紘三)

|

« 河は呼んでる | トップページ | 収穫の歌 »

コメント

私はアメリカの首都ワシントンの郊外に住んでいる者です。3年前、シャナンドゥー川とポトマック川の合流点に近いところに別荘を買いました。週末はいつもそこで過ごします。風景はカントリーロードの英語の歌詞そのままの田舎です。私はオリビアニュートンジョーンズの歌うカントリーロードが好きで、ギターでよく歌っています。まるで我が家のホームソングのようになってしまいました。
また、宮崎アニメも大好きで「耳をすませば」に出てくるこの歌をみんなで演奏し、歌う場面はお気に入りです。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」のテーマソングも好きです。ちなみに田舎の家の住所はトトロ(Totoro way)といい、私が名づけて認可されました。二木さん、こちらに来る機会がありましたら、ぜひお寄りください。 

投稿: 前嶋明美 | 2008年9月 4日 (木) 09時27分

私の大好きな歌です。

投稿: 春川  | 2008年9月 8日 (月) 22時53分

 私が20代後半だった、昭和50年代初めの頃大ヒットしました。ジョン・デンバーの伸びやかで豊かな声量の歌声はもちろん、(前嶋明美様おっしゃいますとおり)オリビア・ニュートン・ジョンもこの歌をカバーしており、彼女のしっとりしたどこか憂いを帯びた歌声もまた甲乙つけがたく…。
 今の爽やかな初夏の季節に、うってつけの一曲かと思います。
                        *
 2番の原詞は特に詩的だと感じて、当時broken-Englishで適当に口ずさんでおりました。しかしいつも引っかかる単語があるのです。「Miner`s lady」です。『はあっ。マイナーズレディって、一体どんなレディだ?』。私の乏しい英語読解力では、いくら頭をひねっても解りませんでした。
 そのことで、2番全体さらにはこの歌全体の元々の意味が何となくぼやけ、モヤモヤした気分のまま長い年月が過ぎてしまいました。
 このたび各々の単語を辞書で当たり、それでも解らず、ネット検索で当たってみました。いやあ、ネットは本当に便利です。2番のみならず、この原詞全体を懇切丁寧に解説してくれているサイトが見つかったのです。
 なるほど「Miner`s lady」とは、2番全体の文脈とはこんな意味だったのか ! 長年の疑問が氷解しました。
 参考まで、同サイトのHRLを以下に掲げます。
  http://stack-style.org/2009-05-03-04.html
 ジョン・デンバーの歌では、他に『緑の風のアニー』も好きでよく聴きました。飛行機事故による早逝、本当に惜しまれます。

投稿: Lemuria | 2009年5月23日 (土) 18時56分

今から40年くらい前、私が京都の大学に通っていたころです。当時地方から出てきて苦学生(その頃は貧乏な学生がたくさんいました)していた時、アルバイトをしていた京都の喫茶店でよくかかっていたBGMがこの曲でした。他にもいろいろな曲がかかっていたはずなのにこれ以外は覚えていません。

京都の繁華街、四条河原町の角にあった「喜久屋」という喫茶店です。今はもうないと思います。
たしか時給220円くらいでした。

京大、同志社、立命館などのバイト仲間・・・・・・皆、苦学生でした。 学校が終わってからの仕事はしんどいけれど仲間とワイワイ言いながら過ごしたあの店の空間とこの曲が重なり合って懐かしいです。

時代が変わってアニメの「耳をすませば」でこの曲が流れた時、息子がこの曲をえらい気にいっていました。
やはり親子ですね。


投稿: miko | 2016年11月23日 (水) 18時49分

カントリーソングは好きで時々聴き入ることがあります。「懐かしきケンタッキーの我が家」、「懐かしのバージニア」、「峠の我が家」など・・・。しかし、このカントリーロードは少し異質ですね。若者が少し突っぱって、テンポも早く歌っている雰囲気が私にはどうも好きになれず近付きがたかったです。しかし、歌詞を噛みしめて聴いていたり、アニメの「耳をすませば」をyuutubeで視ているうちに好きになりました。

先日高校の同期会がありました。会のお開きで、ある女性が私に近付き握手を求められました。高校の時は思い出せない方でした。私も手を出して握手に応じたら、「ウァー、柔らかくて暖かい」、と嬉しそうに呟かれました。私は家に帰っても彼女のその嬉しそうな表情が印象に残っていてふと彼女の中にある快活な可愛らしい少女の姿が二重映しに浮かびました。アニメ映画「耳をすませば」のヒロインの少女です。私も彼女ももう歳とってますのにね・・・。可笑しいですね。

そして、前のコメントのmiko様、miko様もアニメの少女になって京都の喫茶店で楽しそうにアルバイトされているお姿を想像させていただきました。失礼いたしました。

京都は私も一年間だけでしたが懐かしい街です。
そんなことでカントリーロードを聞いています。

投稿: yoko | 2016年11月30日 (水) 07時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 河は呼んでる | トップページ | 収穫の歌 »