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2007年9月16日 (日)

恋心

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:パスカル・ルネ・ブラン、作曲・唄:エンリコ・マシアス
日本語詞:永田文夫、唄:岸洋子

1 恋はふしぎね 消えたはずの
  灰の中から 何故に燃える
  ときめくこころ 切ない胸
  別れを告げた 二人なのに
  恋なんて むなしいものね
  恋なんて 何になるの

2 恋がめざめる 夜になると
  あなたの事を 夢に見るの
  けれど私が めざめる時
  夜明けと共に 消えてしまう
  恋なんて はかないものね
  恋なんて 何になるの

3 恋をするのは つらいものね
  恋はおろかな 希望(のぞみ)なのね
  あなたのために 命さえも
  捨ててもいいと 思うけれど
  恋なんて 悲しいものね
  恋なんて 何になるの
  恋なんて 恋なんて

L'Amour, c'est pour Rien

1. Comme une salamandre,
   l'amour est merveilleux
   Et renaît de ses cendres
   comme l'oiseau de feu
   nul ne peut le contraindre
   Pour lui donner la vie
   Et rien ne peut l'éteindre
   Sinon l'eau de l'oubli.
   L'amour, c'est pour rien.
   Tu ne peux pas le vendre.
   L'amour, c'est pour rien.
   Tu ne peux l'acheter.

2. Quand ton corps se réveille
   Tu te mets à trembler.
   Mais si ton coeur s'éveille,
   Tu te mets à rêver.
   Tu rêves d'un échange
   avec un autre aveu,
   Car ces frissons étranges
   Ne vivent que par deux.
   L'amour, c'est pour rien.
   Tu ne peux pas le vendre
   L'amour, c'est pour rien.
   Tu ne peux l'acheter

3. L'amour, c'est l'espérance,
   Sans raison et sans loi.
   L'amour comme la chance
   Ne se mérite pas.
   Il y a sur terre un être
   Qui t'aime à la folie,
   Sans même te connaître
   Prêt à donner sa vie.
   L'amour, c'est pour rien.
   Tu ne peux pas le prendre.
   L'amour, c'est pour rien.
   Mais tu peux le donner.
   L'amour, c'est pour rien.
   L'amour, c'est pour rien.

《蛇足》 昭和40年代の初めに岸洋子が歌って大ヒットしました。

 原詞に出てくるsalamandre(E. salamander)は、火の中に棲むことができるといわれる伝説上の動物。日本語で火竜とか火トカゲと呼ばれます。実在の動物ではサンショウウオを指します。

(二木紘三)

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コメント

いつも お邪魔すみません。
 この歌は 団塊の世代だと
 岸洋子さんの 歌声で 初めて知ったという
 感じになります。
個人的には かのような 恋の経験がないので
 そういうものか と 想像するだけですが。

いい歌ですね。

投稿: 二宮 博 | 2007年9月17日 (月) 23時39分

〔恋心〕は〔思い出のソレンツァラ〕と共に好きな歌です。
岸洋子さんの〔恋心〕も好きでしたが、私はエンリコ・マシアスの歌声が好きで今でも昔のテープがどこかにあるはずです。
今日はこの2曲を聞いて休みます。

投稿: おキヨ | 2008年7月27日 (日) 01時20分

作曲者名を見て、オッこれもヘンリー・マンシーニなのと思って調べたのですが、おキヨさんのコメにあります「エンリコ・マシアス」の誤植なのでは?

投稿: mesato | 2014年3月 5日 (水) 12時42分

私のいつも聴く ODEON の LP レコード 「シャンソン・デラックス」 では、エンリコ・マシアス自身が歌っていて、絶唱です。繰り返しの「ラムール・セ・プール・リヤン」は、「恋はかけがえのないもの。買うこともできない、売ることもできない」と歌っているので、訳詩は誤訳みたいなものですが、おそらく訳者は承知の上で「金に換えられない」を「何にもなりはしない」とずらしたのでしょう。なお、原詩は最後で「恋は取ることはできない、けれども与えることはできる」と締めくくっています。

投稿: dorule | 2014年3月 5日 (水) 15時46分

諸賢
作曲者名訂正しました。気づきませんでした。
(二木紘三)

投稿: 管理人 | 2014年3月 5日 (水) 16時05分


   恋は不思議ね 消えたはずの 灰の中から何故に燃える
     ときめく心 切ない胸 別れを告げた 二人なのに・・・・・
    

  1970年4月、大阪フェスティバルホールで、ジリオラ・チンクェッティの舞台の前に岸洋子がこの『 恋 心 』を歌ってくれました。

   声量があって身体に沁み込むような歌声だったと記憶しています。彼女は幸せな恋をしたのでしょうか???  彼女は私より若いと思いましたが、病気がちで不遇の人生を送って50代で亡くなったと聞いています。 改めまして岸 洋子のご冥福をお祈り申し上げます。

       恋なんて!? 本当に 恋なんて何になるのさ!

          恋なんて♪  恋なんて♪・・・・・

投稿: けい。 | 2020年6月22日 (月) 22時31分

恋は素敵です。恋を知ってから64年になります。何人かの人に恋をしました。恋を告げられた事も何回かありました。
結ばれなかった恋ほど心を癒してくれるものはありません。黄泉の国に行った人も何人か居られます。またいつの日にかお会いして溢れるような幸せを私に下さい。恋ほど素敵なものはありません。

投稿: ハコベの花 | 2020年6月22日 (月) 23時27分

時々こちらのサイトにお邪魔して懐かしい歌と演奏と「蛇足」と皆様のコメントを読ませていただいています。
特に「ハコベの花」様のコメントは心に沁みて言葉もないほどです。「恋心」に寄せてのコメントには心が震えました。
古希を何年か過ぎた私ですが、この頃の私は半世紀も昔の青春時代を懐かしむことが多くなりました。そのころに見た映画では17才にシェルブールの雨傘を、19才に華麗なる激情を観ましたが、今も覚えているのは、その映画を一緒に見た人が忘れ得ぬ人だからです。その人たちに恋をしていました。
ハコベの花様の言われるように恋ほど素敵なものはありませ
ん。また恋はかけがえのないもの、買うことも、売ることも、、できないのです。
半世紀以上も昔の恋を抱きしめて私は今、生きています。
ほとんど生きるよすがにさえなっています。
「恋心」を何度も聴いています。
そして「思い出のソレンツァラ」も大好きです。

投稿: 夢見る薔薇 | 2020年9月16日 (水) 17時02分

夢見る薔薇様
恋は素敵です。何十年経ってもまだ夢見る少女でいられます。恋した少年たちも少年のまま私の心の中に住んでいます。美しい瞳でじっと見つめてくれています。
現実の汚さを忘れさせてくれます。時々夢の中で会う事もあります。じっと見つめられると悲しさと嬉しさで胸が一杯になります。そんな幸せは他にありません。人生の宝物ですね。永遠に少女でいられるなんて、本当に幸せな事だと思います。残り少ない人生を美しい瞳に見つめられて過ごしたいと思っております。私は夢見るアザミかもしれません。でも棘は取ってあります。ご安心下さい。


投稿: ハコベの花 | 2020年9月16日 (水) 23時26分

この「恋心」の歌を永く忘れていましたが、流麗なメロディと共に歌詞の素晴らしさを再認識しました。特に二番の歌詞は私の心の琴線にふれました。

 恋がめざめる 夜になると あなたの事を 夢にみるの

このフレーズがとても切なくて哀しくなります。この頃ずっと眠りにつく前に必ず恋した人のことを思って心の中で呼びかけてみますが、夢にはでてきてくれません。
ハコベの花様 わが身も年齢も顧みず私は永遠に夢見る乙女でいたいと思います。そうなのです…恋した少年、いや青年たちは美しいまま私の心に住んでいます。
  散ってなほ香る花あり 生きるよすがに過ぎし日の恋

投稿: 夢見る薔薇 | 2020年9月17日 (木) 10時59分

 ライオンに姿を変えて君よ来よ私は小さき兎とならむ
食べられてしまっても後悔のないほどの恋をして置きたかったと思う日もあります。もう一度青春に戻れたらそんな恋をしてみたかったと思い続けています。
恋心は大切にもち続けていたいですね。薔薇の花が咲き続けます様に、頑張って下さい。

投稿: ハコベの花 | 2020年9月17日 (木) 14時52分

ハコベの花様
三回続けての投稿申し訳ありません
ハコベの花様の短歌は迫力がありすごいですね
私などとても詠めないような歌です
たとえば君ガサッと落ち葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか 
そんな河野裕子の歌のような恋をしてみたかったと思います
ハコベの花様のコメントにふれてみて私の余生もかくありたいと思いました

私のつたない短歌が言葉足らずで間違っているのに今頃、気がつきました
そそっかしいにもほどがあり恥ずかしいので再々コメントで訂正いたします
 <誤>散ってなほ香る花あり 生きるよすがに過ぎし日の恋
 <正>散ってはほ香る花あり今もなほ生きるよすがに過ぎし日の恋

投稿: 夢見る薔薇 | 2020年9月17日 (木) 18時17分

夢見る薔薇様
 交流掲示板に投稿しました。読んで下されば嬉しいです。

投稿: ハコベの花 | 2020年9月18日 (金) 16時11分

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