« フランチェスカの鐘 | トップページ | アラビヤの唄 »

愛の讃歌

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:エディット・ピアフ、作曲:マルグリット・モノー
日本語詞:岩谷時子、唄:越路吹雪

あなたの燃える手で
私を抱きしめて
ただ二人だけで 生きていたいの
ただ命の限り わたしは愛したい
命の限りに あなたを愛するの

頬と頬よせ 燃える口づけを
交わすよろこび
あなたと二人で 暮らせるものなら
なんにもいらない
なんにもいらない
あなたと二人で 生きていくのよ
私の願いは ただそれだけよ
あなたと二人

固くいだきあい 燃える指に髪を
からませながら いとしみながら
くちづけを交わすの
愛こそ燃える火よ
私を燃やす火 心とかす恋よ

    Hymne à L'amour

Le ciel bleu sur nous peut s'effrondrer
Et la terre peut bien s'écrouler
Peu m'importe si tu m'aimes
Je me fous du monde entier
Tant que l'amour inondera mes matins
Tant que mon corps frémira sous tes mains
Peu m'importent les grands problèmes
Mon amour, puisque tu m'aimes...

J'irais jusqu'au bout du monde
Je me ferais teindre en blonde
Si tu me le demandais...
J'irais décrocher la lune
J'irais voler la fortune
Si tu me le demandais...
Je renierais ma patrie
Je renierais mes amis
Si tu me le demandais...
On peut bien rire de moi,
Je ferais n'importe quoi
Si tu me le demandais...

Si un jour la vie t'arrache à moi
Si tu meurs, que tu sois loin de moi
Peu m'importe, si tu m'aimes
Car moi je mourrai aussi...
Nous aurons pour nous l'éternité
Dans le bleu de toute l'immensité
Dans le ciel, plus de problèmes
Mon amour, crois-tu qu'on s'aime?...
...Dieu réunit ceux qui s'aiment !

《蛇足》 1949年に発表された有名なシャンソン。1956年、ジェフリー・パーソンズによって英詞がつけられ、ブレンダ・リーなどが歌ってヒットしました。
 日本では、『サン・トワ・マミー』などと同様、訳詞:岩谷時子、歌:越路吹雪のコンビでヒットしました。

 日本語詞としては、上記のほかに下記のものがあります。訳詞者はわかりません。

たとえ山は裂けて 海はあせるときも
君の愛あれば 何をか恐れん
たとえ世の宝は すべて失うとも
君の愛あれば 何をさらに惜しまん

君が望めば たとえ火の中
水のなかでも
君が望めば たとえ火の中
水のなかでも

友を裏切り この世を捨てて
世界の果てに
友を裏切り この世を捨てて
世界の果てに

たとえ山は裂けて 海はあせるときも
君の愛あれば 何をか恐れん
命終わるときは あの世で結ばれて
君の愛あれば さらに何をか望まん
さらに何をか望まん

(二木紘三)

|

« フランチェスカの鐘 | トップページ | アラビヤの唄 »

コメント

 十数年前の娘の結婚披露宴で、この「愛の讃歌」か江利チエミの「新妻に捧げる歌」を歌うからと娘と約束したが、直前にキャンセルしてしまった。
 花嫁の父親が披露宴で歌うというのはあまり聞かないからというのが表向きの言い訳だったが、本当は感涙で歌にならず、目出度い席がしらけてしまうのが怖かったからであった。
 孫娘のときには絶対に歌ってやるぞ思ってはいるが・・・。

投稿: かんこどり | 2008年10月 3日 (金) 15時33分

こんにちは
 国内外のすばらしい音楽を、直訳に近い形で英語・日本語に翻訳してみています。ピアフの力強い原詩を、なるべくもとの意味に沿って現代日本語に、音楽に合わせて歌えるように意訳してみました。
(ただし、「青空が崩れ落ち大地が張り裂けても、あなたの愛があればどうでもいい」という歌詞は、古今東西のテロ・空爆・地震被害者の方のことを考えると「生きてゆける」にしたほうが適切かと思いました。最後に1フレーズ多いのは、原曲のとおりになっていると思います。)
 いかがでしょうか?ピアフのど根性、愛の底力、たくさんの人々に伝われば幸いです!KUMI

「愛の讃歌」
青空が崩れ落ち 大地が張り裂けても 
あなたの愛があれば 生きてゆけるわ!
何が起ころうとも 愛の輝く朝 悩みは消えてしまう
 mon amour 愛している!

この世の果ても こわくはない あなたとならば
輝く月も どんな宝も 愛のために
国もいらない 友達さえも あなたとならば
笑われても かまいはしない あなたとなら...

いつか人生が 2人ひきさいても 
愛があるなら 生きてゆけるわ!
いつか時が来て 命尽き果てても 
悩みのない空で mon amour 愛はとわに!
 2人は結ばれる!

投稿: はりきくみ | 2009年2月15日 (日) 19時42分

はりきくみ様へ

感嘆符は使わないこと、を提案します。
せっかくの力作がこわれます。

日本語には、感嘆符や疑問符がもともとないのです。
何々ですけど、 で終わる文章や会話が本来ないのと同様です。

提案とはいえ、貴女のコメントへの批判ですので、実名で送信します。

投稿: 寒崎 秀一 | 2009年2月16日 (月) 21時20分

ご存知の方が多いかもしれませんが、この曲はヴィッセル神戸の応援歌となっています。詩は、以下のとおりです。

俺たちのこの街に おまえが生まれたあの日
どんなことがあっても 忘れはしない
共に傷つき 共に立ち上がり
これからもずっと 歩んでいこう
美しき港町 俺たちは守りたい
命ある限り 神戸を愛したい

1995年1月17日神戸のサッカーチームとしてヴィッセル神戸が立ち上がろうとしたその日、阪神大震災が起こったのです。練習場も奪われた中で、なんとかしようと関係者が奮闘していきます。神戸出身の永島選手などは、地元のためにとヴィッセルに急遽移籍しました。
それから神戸の街の復興とヴィッセル神戸の歩みをこの歌詞はまさにオーバーラップさせているのです。

私は、ヴィッセルのホームスタジアムで出来る限り毎回応援していますが、試合開始前の選手紹介の時に、相手チームのサポーターに向けて「XXXチームのサポーターの皆さん、私たちの街神戸にようこそおいでいただきありがとうございます。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。」とまず挨拶しています。この言葉には、震災のときに全国から寄せられた熱い援助や励ましをいつまでも忘れることがないようにとの思いがこもっています。

この歌とともに選手が入場してきますが、選手もサポーターも今日こそは良い試合をして勝とうと一体になります。
それにしても歌は、皆に活力と勇気を与えるものなのですね。

投稿: ヴィッセルサポーター | 2009年10月15日 (木) 12時49分

 いつのまにか相当の齢を重ねてしまい、私が途中まで記憶しているのは、訳詞者不明のほうの(古いと思われる)歌詞です。
岩谷時子の訳詞は私には気恥ずかしくて…。
この歌は、もう長い間聴く事が無かったのですが、お陰さまで忘れていた部分の歌詞を知ることができました。
そして気が付いたのですが、「海はあせるときも」を「海はあれるときも」と、私は聞き間違えて覚えていました。

初めは褪せるという漢字しか思い浮かばなかったのですが、気になって古語辞典を引いて見ますと、「浅(あ)す」 がありました。
意味は川や海などが浅くなる。干上がる。
〔例〕山は裂け海は浅せなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも (金槐集)

あせるの意味は「浅せる」なのかも知れないと思うようになりましたが、自信が持てません。
手元の広辞苑第三版や小さな国語辞典には浅せるは載っていませんし、褪せるに「干上がる」と言うまでの意味はあるのでしょうか。どう考えたらよろしいのでしょう…。

投稿: 眠り草 | 2010年9月18日 (土) 10時25分

初めてお便りいたします。 
通称 BEE と申します よろしくお願いします。
『愛の讃歌』を歌いたくなりまして 中学生時代に口ずさんで
居りましたフレーズをさがしておりましたが見当たらず、越路吹雪でもなく美輪明宏でもなく美空ひばりでもなく…。

『たとえ山は裂けて 海はあせるときも…』続くのですが、見つけました。いつの時代のものかまた 訳詞者も不明とは残念です。

40年以上この歌詞で馴染んで歌っておりましたので、今更変えて歌う事など出来ません。 巡り会えた事、幸せに思います。ありがとうございました。 

投稿: BEE | 2011年2月19日 (土) 13時49分

初めてお便りいたします。
以前から時々立ち寄らせていただいてました。

私は永田文夫さんの訳詩で「愛の賛歌」を歌っています。

空がくずれ落ちて 大地がこわれても
恐れはしないわ どんなことでも
愛が続くかぎり 固く抱きしめてね
何にもいらないわ あなたのほかには

世界の果てまで 私はゆきます お望みならば…
輝く宝を 盗んできますわ お望みならば…
祖国や友を 裏切りましょう お望みならば…
あなたのために なんでもするわ お望みならば…

もしも いつの日にか あなたが死んだとて
嘆きはしないわ わたしもともに
とわのあの世へゆき 空の星の上で
ただ ふたりだけで 愛しあいましょう

永田さんは、岸洋子の「恋心」の作詞者です。
私の中学・高校時代の親友の父親でもあります。
彼の家に遊びに行くと、レコードの山でした。
「捨てるから、ほしいのがあったら持って行って」と言われてもらってきたレコードが10枚くらいあります。
試聴版で、ほかのLPのジャケットに穴をあけて、白紙に曲名などをプリントした部分が見えるようになっていました。

お互い忙しくなり、たまにしか連絡を取らなくなってしまいましたが、青春時代にいろいろな話をした大事な友人です。

投稿: ひげねこ | 2011年3月20日 (日) 00時55分

うーん、これはやっぱり残念ながら岩谷氏の黒星でしょう。こういう歌詞で歌ったら、やっぱりピアフに失礼だろうと思ってしまいます。訳詞は難しいとは言うものの、上記の永田氏のようにきちんと元の意味を汲んでできるわけですからね。。。。。結婚式で軽々しく歌うのはおかしいという意見もテレビできいたことがありますけど、当然でしょう。

投稿: ひろ | 2012年3月30日 (金) 20時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« フランチェスカの鐘 | トップページ | アラビヤの唄 »