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明日に架ける橋

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・作曲:P. Simon、日本語詞:岩谷時子
唄:Simon & Garfunkel

1 悲しいときは
  あなたの涙ふかせて私に Oh!
  友達にはぐれたとき
  いつも明日に架ける橋のように
  愛の手をあなたに差し出そう

2 心も暗い夜
  あなたの傍で慰めてあげよう Oh!
  闇の道さまようとき
  いつも明日に架ける橋のように
  愛にあふれる身を 投げ出そう

3 海原をゆこう
  あなたはいま夢を迎えて輝くよ
  恋人を見つけたとき
  いつも明日に架ける橋のように
  愛の船を出してついてゆこう Oh

 Bridge Over Troubled Water

When you're weary, feeling small
When tears are in your eyes,
I will dry them all
I'm on your side, oh,
When times get rough
And friends just can't be found
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Like a bridge over troubled water
I will lay me down

When you're down and out
When you're on the street
When evening falls so hard
I will comfort you (ooh)
I'll take your part, oh,
When darkness comes
And pain is all around
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Like a bridge over troubled water
I will lay me down

Sail on silver girl
Sail on by
Your time has come to shine
All your dreams are on their way
See how they shine
Oh, if you need a friend
I'm sailing right behind
Like a bridge over troubled water
I will ease your mind
Like a bridge over troubled water
I will ease your mind

《蛇足》 1970年に発表され、今日までに全世界で2500万枚以上の売り上げを記録しています。
 また、グラミー賞の年間最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀歌唱賞も獲得しました。

 「君のためなら、ぼくは身を投げ出し、荒海に架かる橋になろう」と歌うこの愛の歌は、1970年代に青春期を過ごした者には忘れられない歌でしょう。

 小学校時代から親友同士だったというユダヤ系アメリカ人、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルは、1964年にユニットを結成、その最初の成果が1965年発表の『サウンド・オブ・サイレンス』でした。
 そこそこのヒットでしたが、1967年公開
(日本公開は1968年)の映画『卒業』の挿入歌に採用されたことによって世界的な大ヒットとなりました。

 以後の活躍は広く知られているとおりで、『スカボロ・フェア(詠唱付き)』『ボクサー』『明日に架ける橋』『いとしのセシリア』『コンドルは飛んで行く』など、次々とミリオンセラーを放ちました。
 しかし、音楽性の違いから、『明日に架ける橋』のアルバムを最後にユニットは解散、2人はそれぞれソロ活動に転じました。

 その後2度再結成しましたが、けっきょく長続きせず、2人はしだいに疎遠になりました。音楽を離れた場面では親交が続いていたという人もいますが、1990年に2人がロック殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りした頃には、かなり冷え冷えした関係になっていたともいわれています。

 若い頃の友情が一生続いたという話は、ときどき耳にしますが、現実にはまれなケースのようです。個性と自己主張の強いアーティスト同士であれば、なおさら困難でしょう。

(二木紘三)

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コメント

うわぁ。懐かしい。S&G。僕らの青春のデュオです。

 20代のしばらく、S&Gにはまっていました。
 そのメッセージ性のある、クールで知的な歌に酔いしれました。ビートルズなどよりすごいなと、私は独断でそう思っていました。「ボクサー」「アメリカ」「スカボロ・フェア」など繰り返し聴きました。特に、「四月になれば彼女は」というあまり知られていない歌が好きでした。また「アイ・アム・ア・ロック」からは、生きる方向性を見出せないで苦しんでいた時、『お前はお前のまま、今のまま強く生きるんだよ』という励ましをもらいました。
 
 『明日に架ける橋』は、S&Gの集大成らしく、スケールの大きな歌です。その後いろいろなアーティストが歌いましたが、やはりこの歌は、「エンジェル・クレア(天使の歌声)」と評された、アート・ガーファンクルのあの澄んだ高い声でなければなりません。

 わが懐かしのデュオも、別々の道へ。しばらくは、互いのソロアルバムをそろえていましたが、30代のいつごろからか、S&G熱も冷めていきました。

投稿: 大場 光太郎 | 2008年2月14日 (木) 01時05分

コンドルは飛んでいるが
入門でした
 スカロボフェやー
この二人も ユダヤ系ですね。
「どこまで ユダヤ人は偉いんだ?」
 と 思ってしまいます????

投稿: 二宮 博 | 2008年2月14日 (木) 22時19分

 アップロードと直後のコメントから8年経っているのですね。
 私も70年代に青春を過ごしましたが、ビートルズが解散したのもS&Gが活動停止したのも1970年ですので、偉大なミュージシャン達の最盛期に青春を過ごすことができなかったことを残念に思っています。熱狂的なS&Gのファンではありませんでしたが、『明日に架ける橋』のレコードは持っていました。また彼らがユダヤ系であることは解散後に知りました。
 ユダヤ人、特にかつてのドイツ語圏に居住したユダヤ人(いわゆるアシュケナージ)の優秀性は言うまでもなく、カフカ、マルクス、アインシュタイン、ノイマン、マーラー….と挙げきれない天才を輩出しています。現在ウォール街で金融を動かしているのもアシュケナージと言われています。前世紀にホロコーストに遭ったことは余りにも有名ですが、ナチの迫害を逃れて多くのアシュケナージがアメリカに移住しました。私にもアメリカにユダヤ人の友人がいますが、彼もまたアシュケナージのインテリです。S&Gの二人がアシュケナージかどうかは知りませんが、天才的なミュージシャンであることは確かだと思います。

投稿: Yoshi | 2016年2月 9日 (火) 10時40分

学生時代から社会人を通じて喫茶店に入り浸っていましたが、金縛りに会ったように身が固まってしまった曲がサイモンとガーファンケルの『ボクサー』です。

英語の曲ですから詩の内容は分からずに聴いていましたが終盤になって長く続くコーラス、『♪ ライラライ・・・』にしびれました。そのコーラスが盛り上がって行き、やがてふっと切れるとアコースティックギターの静かな演奏が続きます。

前半のハーモニカの音色もいいですね。演奏が終わった後も私はその余韻に浸ってしばらくは立ち上がれませんでした。

サイモンとガーファンケルを知ったのもボクサーという曲名を知ったのも最近のこと、youtubeの動画からでした。英語の詩の内容を知ったのも最近です。妻がサイモンとガーファンケルを知っていたのには驚きました。「有名よ。中学の時聴いた。」と言っていました。私は、「へー、そうなの」と答えるのみ。もちろん、「明日に架ける橋」のメロディーも耳では知っているのですが・・・

投稿: yoko | 2016年2月14日 (日) 10時01分

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