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雨のオランダ坂

 (mp3制作:二木紘三)

作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而、唄:渡辺はま子

1 こぬか雨ふる 港の町の
  青いガス灯の オランダ坂で
  泣いて別れた マドロスさんは
  しまのジャケツに オイルのコート
  けむにむせてか 泣いていた
  泣いていた

2 雨のふる日の 日ぐれの頃に
  思い出します オランダ坂を
  遠いあの日を わすれもせずに
  ぬれて歩けば 出船の汽笛
  港こいしと 泣いている
  泣いている

3 異人屋敷の 窓の灯りで
  ぬれてさまよう マドロスさんを
  恋しい人かと のぞいて見れば
  遠いお国の 見知らぬお人
  オランダ坂の 雨の日よ
  雨の日よ

《蛇足》 菊田一夫原作『長崎』昭和22年(1947)の松竹映画『地獄の顔』の主題歌。

 この映画では、『雨のオランダ坂』のほかに、『夜霧のブルース』『長崎エレジー』『夜更けの街』と計4つの挿入歌が作られました。いずれもヒットしましたが、とりわけ、『雨のオランダ坂』と『夜霧のブルース』は懐メロ番組で繰り返し歌われ、ロングヒットとなりました。

 『雨のオランダ坂』は、『地獄の顔』の原作者・菊田一夫が作詞しました。映画の内容については、『夜霧のブルース』をご覧ください。

 「マドロス」はオランダ語のmatroosが語源で、水夫とか船員を意味します。昭和30年代半ばごろまでは、『ひばりのマドロスさん』など、歌謡曲によく出てきましたが、その後はさっぱり見かけなくなりました。一般の言葉としても、死語に近いといってよいかもしれません。

 オランダ坂は長崎市の観光名所です。だれでも知っていると思いますが、念のため。

(二木紘三)

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コメント

昭和30年生まれの私には、何の思いでもない歌ですが、
この歌を聴いて、懐メロに興味を持った気がします。
すごく新鮮なメロディーと言う印象がありました。

投稿: M子 | 2008年6月30日 (月) 20時38分

二木様今晩は
「MIDI歌声喫茶」の時から楽しませて戴き、誠に有り難う御座います。最近はiPod touchでサイトを開き楽しませて戴いております。
ところで、ここ2日位前から選曲をしますと、「Quick Time」のアイコンに「?」マークが入り、音楽を聞くことが出来ない曲が有ります。(例:最近の記事掲載の曲名の内、①満州の丘に立ちて、②たびたち歌、③私の青空、④リンゴのひとりごとの4曲のみが試聴出来、他は聞くことが出来ません。)
これは、何か今までと方法と変わったんでしょうか???
もし、聞く方法が有ればご教示の程お願い申し上げます。
それでは、二木様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

投稿: Hirose Nakayasu | 2008年7月 5日 (土) 00時26分

7/1 の日にアクセスが禁止されています こんな表示に狼狽したのは 私だけでは無いようですね hiroseさまが仰られます通り 満州の丘に立ちて が聞くことが出来ました サイト側の説明では 此処へのアクセス数が多すぎて 参ったまいったとか 一日 二日の禁止 その後順次回複致しますので しばしご容赦下さいだって・・・ 吃驚したなも~ あははは

投稿: 寅  君 | 2008年7月 9日 (水) 21時38分

いつも楽しく聴かせていただき有難うございます。私は30年生まれですが高校時代よりナツメロばかり聞いておりました。古関裕而さん作曲の長崎の歌で好きな歌が3曲あります。『長崎の鐘』『長崎の雨』そして『雨のオランダ坂』です。長崎には何度か訪れましたが、異国情緒と幾多の悲哀がこの3曲で表現されているように思います。これからも素晴らしい音楽をよろしくお願いします。

投稿: 戦後生まれの昔人 | 2008年7月 9日 (水) 22時41分

 昭和28年頃私が小学校3年だったと思いますが、当時人口10万たらずのわが町の商業高校に渡辺はま子が来ました、その頃は公会堂などあるはずもなく講堂での公演でした。
 27年に父が死亡、当時高校生の近所のお兄ちゃんがよく可愛がってくれ、連れて行ってもらいました、この歌も歌ったのは事実ですがあまり印象にはなく、「モンテンルパの夜はふけて」の方が印象に残っております。
 あきらちゃんと言うお兄ちゃんでしたが懐かしく思い出しております、国鉄の車掌をしていると言うことは聞きましたが定年後10年近くにもなり元気で居られることを祈りつつ感慨にふけっている今日この頃です。
 それにしても二木先生のコメントには毎回見るたび聞くたびに泣かされております、何時までもお元気に続けてくださいますようお祈りいたします。

投稿: トクラテス | 2008年7月12日 (土) 15時47分

トクラテス様は学校の講堂でお聴きになったのですね。

私が友達に誘われて行った所は神社の境内でした。
木材で組み立てられた俄作りの舞台に裸電球が並び、芸人さんの歌や踊りを生で楽しみました。
劇場は有料ですが星空を仰ぐその場所は椅子もなく無料です。

当時中学生の私が舞台を見ていて“かっこいい!”と思ったのがマドロスさんの衣装と仕種。肝心の歌が「雨のオランダ坂」だったか?、はっきりとは覚えていないのですが‥‥多分この曲です。そうします。歌手は無名の方だったと思います。

刈り入れ時の秋祭り、感謝と慰労の催しだったのでしょう。

投稿: 高木ひろ子 | 2008年8月19日 (火) 22時16分

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