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ラ・ノビア

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞・作曲:ホワキン・プリエート、日本語詞:あらかは ひろし

白く輝く 花嫁衣裳に
心を隠した 美しいその姿
その目に溢れる 一筋の涙を
私は知っている アヴェ・マリア

祭壇の前に立ち 偽りの愛を誓い
十字架に口づけして 神の許しを願う
その目に溢れる 一筋の涙を
私は知っている アヴェ・マリア
アヴェ・マリア アヴェ・マリア
アヴェ・マリア

     La Novia

Blanca y radiante va la novia,
Le sigue atrás un novio amante,
Y que al unir sus corazones,
Hará morir desilusiones.

Ante el altar está llorando,
Todos dirán que es de alegría,
Dentro su alma está gritando,
Ave María!

Mentirá también al decir que sí,
Y al besar la cruz pedirá perdón,
Y yo se que olvidar nunca podría,
Que era yo aquel a quien quería.

Blanca y radiante valanovia,
Le sigue atrás un novio amante,
Y que al unir sus corazones,
Hará morir desilusiones.

Ante el altar está llorando,
Todos dirán que es de alegría,
Dentro su alma está gritando,
Ave María!
Ave María!

《蛇足》 チリの作曲家ホワキン・プリエート(Joaquin Prieto)が1961年に作り、弟のアントニオ・プリエート(Antonio Prieto)が歌って、世界的なヒットとなりました。
 プリエート兄弟はチリ生まれですが、音楽活動の大半を音楽市場の広いアルゼンチンとスペインで送っています。この歌も、アルゼンチンで発表されました。

 日本では、昭和37年(1962)にペギー葉山がカバーして大ヒットしました。

 あらかは ひろしの日本語詞は、原詞の内容をほぼそのままなぞっています。
 『この世の花』の2番「想う人には嫁がれず/想わぬ人の言うまま気まま/悲しさこらえ笑顔を見せて/散るもいじらし初恋の花」をちょっと思い出させる歌詞です。

 noviaはスペイン語で花嫁または婚約者(女)の意。花婿または婚約者(男)はnovioとなります。

(二木紘三)

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コメント

18歳の多感な時期に聞いたペギー葉山の歌、訳も無く感動したものでした。ところで、日本語の歌詞では、女性(花嫁)の気持で歌っているように聞こえ、一体どういうことかハッキリしないなあと長年思っていましたが、原語では男性がよそに嫁ぐもと恋人のことを歌っているのですね。こちらのほうがピンと来ます。

投稿: Bianca | 2009年8月21日 (金) 16時33分

ラ・ノビアと似たようなシチュエーションの歌謡曲では、鈴木三重子の「愛ちゃんはお嫁に」がありますね。
 {いじわるおよねに手をひかれて太郎のもとに嫁に行った愛ちゃん。嘘をつかれても真に受けていたおいらだけど、愛ちゃんは幸せに・・・}哀しい男心の歌です。
 二木さんのいう「この世の花」にもあるように、洋の東西を問わずウエディングドレスと文金高島田の内側には、花嫁の数だけドラマがあるのですね。

投稿: かんこどり | 2009年8月23日 (日) 17時39分

気がついたら歌詞が削除されていました。
歌えなくてさびしいです。

投稿: 林 一成 | 2009年9月 1日 (火) 09時46分

この歌を初めて聴いたのは営業中のカーラジオで1日に2~3回も流れており、その都度ジョン・F・ケネディ大統領がテキサスで暗殺された(1963年11月26日)とのニュースのあとだったと強く記憶しております。
ペギー・葉山のカバーは1962年ということで以後の1年間は全くこの歌の記憶がなく、歌詞も亡ケネディ氏との関連もあまり無いようですが・・・それにしてもペギーさんの歌唱力は心を熱くしてくれます。

投稿: 尾谷 光紀 | 2009年9月21日 (月) 09時57分

確かペギーさんの日本語盤のタイトルは『泣きぬれて』でしたね。
しばらくは『ラ・ノヴィア』というのは『泣きぬれて』という意味なのだと思ってました。

投稿: ☆諒 | 2010年1月13日 (水) 07時37分

マリアソルと言うアルゼンチンの女性が昔ハスキーな声で優しく歌ってくれ、こんな話しもしてくれました。
「詩は兄によって1958年に創られ、弟による歌のレコードは1961年発売して話題になり、直ぐに映画化されたそうです。もちろん時を置かず、スペイン語の本国でも大ヒット。やがてラテン系諸国に伝播、イタリアでアントニオ並の男性がカバーしてヒットさせた…」 マリアソルは若い知的な人でしたが、事実かどうか私には分かりません。ただ作詞とレコーディングの時間的流れに納得できます。逆に発売と映画化とが同年で性急なドタバタ騒ぎを感じます。

ペギー葉山は昭和37年(1962)移民日本人社会に招かれブラジルに行き、本曲に出合ったそうですね。アルゼンチンの人気が隣のブラジルに伝わるのは自然。時間的な符号も合っています。言葉も姉妹のように似ています。花嫁bride又は婚約者fianceeのスペイン語Noviaとポルトガル語Noivaとは語順置換のような具合です。

心をかき乱されるようなメロディーを目を閉じて聴かせていただいています。嗚呼、情熱的な曲で惚れ惚れします。すると、ブラジルでもスペイン語の原詩で通ったのでは…とフト思われて来るのです。いつか何処かで、ペギーはポルトガル語訳詞を教えてもらい練習した、と言うのを聞きました。帰国後の彼女はほんとにポルトガル語を(混ぜて)歌っているでしょうか?

投稿: TangoMInato | 2012年2月 1日 (水) 08時29分

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