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男と女

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:ピエール・バルー、作曲:フランシス・レイ、日本語詞:高英男

聞こえる ババダバダ ダバダバダ
声よ ババダバダ ダバダバダ
心のときめきよ ダバダバダ
胸の鼓動 愛の歌
聞こえる ババダバダ ダバダバダ
歌よ ババダバダ ダバダバダ
心のときめきよ ダバダバダ
二人だけが わかる音

一つの恋の物語が 始まる
男と女の 秘めやかな胸に
聞こえる ババダバダ ダバダバダ
声よ ババダバダ ダバダバダ
心のときめきよ ダバダバダ
胸の鼓動 愛の歌

きみとぼくだけに
通うことばよバダバダ ダバダバダ
トワ・エ・モア バダバダ ダバダバダ
トワ・エ・モア バダバダ ダバダバダ
トワ・エ・モア バダバダ ダバダバダ
トワ・エ・モア……


(原詞)
   Une Homme et Une Femme

Comme nos voix ba da ba da da ba da ba da
Chantent tout bas ba da ba da da ba da ba da
Nos cœurs y voient ba da ba da da ba da ba da
Comme une chance comme un espoir
Comme nos voix ba da ba da da ba da ba da
Nos cœurs y croient ba da ba da da ba da ba da
Encore une fois ba da ba da da ba da ba da
Tout recommence, la vie repart

Combien de joies
Bien des drames
Et voilà !
C'est une longue histoire
Un homme
Une femme
Ont forgé la trame du hasard.

Comme nos voix ba da ba da da ba da ba da
Nos cœurs y voient ba da ba da da ba da ba da
Encore une fois ba da ba da da ba da ba da
Comme une chance, comme un espoir.

Comme nos voix ba da ba da da ba da ba da
Nos cœurs en joie ba da ba da da ba da ba da
On fait le choix ba da ba da da ba da ba da
D'une romance qui passait là.
Chance qui passait là
Chance pour toi et moi ba da ba da da ba da ba da
Toi et moi ba da ba da da ba da ba da
Toi et moi ba da ba da da ba da ba da
Toi et moi ba da ba da da ba da ba da
Toi et moi.

《蛇足》 1966年制作のフランス映画『男と女』(クロード・ルルーシュ監督)の主題歌。バダバダダ バダバダの繰り返し(高英男の日本語詞では少し違っています)がいつまでも耳に残る、個性的な映画音楽です。

 作曲のフランシス・レイは、ルルーシュ監督の友人で、この曲のほか、『パリのめぐり逢い』(1967年)、『白い恋人たち(1968年)、『愛と哀しみのボレロ』(1981年)、『レ・ミゼラブル』(1995年)など、ルルーシュ作品の主題歌をいくつも手がけています。

 同じくルルーシュの友人であるピエール・バルーは、『男と女』の作詞のほか、俳優としてもこの映画に出演しています。また、挿入歌として使われた『サンバ・ダ・ベンソ』は、バルーが別の映画に出演のためブラジルに滞在していたときに作詞・作曲したものです。

 バルーは、『男と女』での共演が縁で、1966年に主演のアヌーク・エーメと結婚しました。しかし、3年後に離婚、のちに日本人の潮田あつこと再婚しました。

 潮田あつこ、すなわちアツコ・バルーは、夫が1965年に創設したインディーレーベル「SARAVAH(サラヴァ)」の運営に携わるとともに、現在、東京・渋谷でライブハウス「SARAVAH東京」を経営し、若い才能の発掘に努めています。
 彼女は『男と女』の日本語詞を書いており、これは稲垣潤一と松田美緒がデュエットで歌いました。

 バルーは、坂本龍一、高橋幸宏、鈴木慶一、清水靖晃、加藤和彦など日本人アーティストたちとコラボを重ねており、また日本でのコンサートも何度か行っています。

 映画『男と女』は、カンヌ映画祭で金賞を受賞したルルーシュの出世作で、スタントマンの夫を事故で亡くした女性(アヌーク・エーメ)と、妻に自殺されたカーレーサー(ジャン=ルイ・トランティニャン)との恋愛物語です。モンテカルロ・ラリーやル・マン24時間レースの実写映像が織り込まれています。
 中年男女の恋愛をしっとりしたトーンで描いた佳作でした。

(二木紘三)

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コメント

高英男、懐かしい名前です。「ダバダバダ」をうまく取り入れている歌詞、すてきですね。二木さんによれば「中年男女の恋愛をしっとりと描いている」という映画「男と女」ですが、私には若いころも今も「いまいち」と思えました、私の恋愛精神年齢が10代から発達せず幼すぎるせいなのかも……。

投稿: Bianca | 2013年3月16日 (土) 12時53分

懐かしいメロディーですね。「私の恋愛精神年齢が10代から発達せず幼すぎるせいなのかも・・・・」恋愛とはそれで良いのかもしれませんね。「老いらくの恋」などと言わずに。

投稿: 海道 | 2013年3月16日 (土) 16時01分

80才を超えたジャン=ルイ・トランティニヤンが主演する「愛、アムール」を妻と観てきました。パリの高級アパルトマンに暮らす元音楽家の老夫婦の究極の愛の物語。とはいっても、洒落た繊細なタッチの夫婦愛のストーリーとは大違い。壮絶な、しかし、深い愛に満ちた「老々介護」の物語でした。最後は悲劇的な結末。高齢化まっただ中の日本に住む「当事者」の私たちの感じ方は、もちろん人それぞれでしょう。私には、今更ながら、フランス人(そして欧米人一般?)が伝統的に持つ「人間の尊厳」への強い強いこだわり?を思い知らされました。

「男と女」は観た記憶がありません。それでも、タイトルの直截さ、「ダバダバダ」のメロディーのユニークさ、主人公を演ずる2人の俳優・女優の名前の覚えやすさ、などなどで、強烈な記憶となって残っています。その超カッコよかったはずのジャン=ルイ・トランティニヤンに、50年近く経って「愛、アムール」の中で会えるとは…。それにしても、妻役のエマニュエル・リヴァの演技には脱帽でした。

投稿: Snowman | 2013年5月15日 (水) 23時18分

「男と女」は簡素でさりげないストーリーで、しかも白黒映画ですが、名作だと思います。求め合っているのに女は決心がつかずに、駅で二人は別れる。これでフィナーレと思いきや、男は自分のムスタングに飛び乗り降りしきる雨の中を列車を追い越し、彼女の到着駅の低いプラットフォームで出迎える。女は驚き、喜び、二人は抱き合う。女は男の積極性を待っているのですよ。

投稿: Terry | 2013年5月16日 (木) 14時32分

 とても懐かしい曲です。映画を見終えて劇場から出ても頭の中は「ダバダ ダバダバダ ダバ・・・」が流れていました。「 アヌーク・エーメ」の美しかったこと。アヌーク・エーメといえば、「フェディリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」ですが、さっぱり解りませんでした。

 フェリーニの作品は結構みました。当時はATG(アートシアタージルド)系の映画を、今はない日劇の地下にあった日劇文化、リバイバル映画を上映する映画館でよく観ました。デ・シーカ監督の「自転車泥棒」「終着駅」「ひまわり」などなど。どれもみんな懐かしくおもいだされます。

 女優では「ジャンヌ・モロー」が好きでした。あの冷ややかな目とへの字に結んだ口元、それがなんとも言えない雰囲気を醸し出していました。
 「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」「小間使いの日記」「黒衣の花嫁」挙げだしたらきりがありません。
 白黒映画はいいですね。見る側に余韻を与えてくれます。黒澤明監督の「生きる」「蜘蛛の巣城」などなど。
「イヤー ヨカッタデスネー」
 

投稿: konoha | 2017年2月23日 (木) 10時31分

 追記
 日劇文化では、三島由紀夫自作自演の「憂国」を見ました。数年後,市ヶ谷の自衛隊の屯所での割腹事件が起りました。

投稿: konoha | 2017年2月23日 (木) 10時43分

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