2019年9月 4日 (水)

遠き昭和の…

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:高田ひろお、作曲:杉本眞人、唄:小林 旭

1 あの人 この人 あの顔 この顔
  みんなどうして いるんだろう
  酒とタバコと 遊びに暮れた
  やんちゃ時代の 仲間たち
  元気でいるか 変わりはないか
  遠き昭和の まぶしい時代

2 あいつに こいつに あの恋 この恋
  修羅場くぐった こともある
  酔いどれ男 薄情おんな
  俺もおまえも 泣かされた
  思い出だけが こころを巡る
  遠き昭和の まぶしい時代

3 あの歌 この歌 あの夢 この夢
  今も覚えて いるだろか
  安い酒場で 酒酌み交わし
  語り明かした 夜もある
  喧嘩もしたさ 突っ張りもしたさ
  遠き昭和の まぶしい時代

  遠き昭和の 灯りが恋し

《蛇足》 平成22年(2010)4月21日発売。

 "Those were the days"の日本版というか、演歌版という感じ。
 仲間と酒を飲み、笑い、大いに歌い、議論し、喧嘩もした昭和の青春時代。つらい恋もした、大きな夢もあった。仕事やら何やらにかまけているうちに、あの光に満ちた
多感な日々は、いつの間にか遠く過ぎ去ってしまった。

 後悔することも多かったけれども、あれは、紛れもなく宝石箱のような『されどわれらが日々』(柴田翔)だった。

 中村草田男「降る雪や明治は遠くなりにけり」の明治を昭和に変えて、秋ならば鰯雲を見上げながら、一句か二句、独りごちてみたらいかがでしょう。

 季語はやはり秋か冬のもの。「時雨るるや昭和は遠くなりにけり」とかなんとか。
 昭和を思い出させる人物、あるいは先だった友人の名前を入れて、「樺忌や昭和は遠くなりにけり」「××逝きて昭和は遠くなりにけり」なんてのもいいかもしれません。「樺忌……」は、すでにどなたかが詠んでいそうです。

 昭和を懐かしむのは、おおむね還暦過ぎの人でしょう。どっぷり"昭和"に浸かろうじゃありませんか。

(二木紘三)

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