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2007年2月 9日 (金)

ふたりの大阪

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:吉岡 治、作曲:市川昭介、唄:都はるみ・宮崎 雅

(女)頬よせあってあなたと踊る
 (男)別れに似合いの新地のクラブ
 (女)泣かない約束してたのに
 (男)おまえの背中がしのび泣く
 (女)残り (男)わずかな
  (男女)この刻(とき)を ああ抱きしめて
     ふたりの大阪 ラスト・ダンス

(女)忘れはしないわ あなたのことは
 (男)瞼をとじれば昨日のようさ
 (女)ふたりで歩いた御堂筋
 (男)そぼふる小雨の淀屋橋
 (女)残り (男)わずかな
 (男女)この夜を ああ思い出に
     ふたりの大阪 ラスト・ダンス

(女)さよならいわせる時間をとめて
 (男)ごめんよ おまえに幸せやれず
 (女)誰にも負けない愛なのに
 (男)夜明けが静かに幕をひく
 (女)残り (男)わずかな
 (男女)この恋を ああ抱きしめて
     ふたりの大阪 ラスト・ダンス

《蛇足》 昭和56年(1981)のヒット曲。代表的なデュエットソングの1つで、『月の法善寺横丁』『宗右衛門ブルース』『大阪ラプソディー』『大阪しぐれ』などと並ぶ浪花演歌の傑作。

 吉岡治・市川昭介のコンビには、この歌のほか、『大阪しぐれ(都はるみ唄)』、『さざんかの宿(大川栄策唄)』、『細雪(五木ひろし唄)』などのヒット作があります。

(二木紘三)

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コメント

この曲は、私が初めてカラオケと言うものに、出会った曲で、仕事で出かけた際に、知りました。懐かしく一人で、歌ってしまいました。一人で歌える場所を知り、又唄ってみたいと思いました。

投稿: けいこ | 2009年8月 1日 (土) 20時00分

「ふたりの大阪」は、行きつけのスナックの、とてもステキなママとデュエットするのが楽しかった若い頃の思い出です。最後の「ラストダンス」は私が低音で歌いハモっていました。これは私しかせず、ママも私とのデュエットを楽しみにしていたことを思い出します。

投稿: たかねまい | 2009年11月22日 (日) 08時52分

在職の頃大阪によく出張しました。新幹線は新大阪、在来線は梅田、歩くのは御堂筋、繁華街は淀屋橋、方向
音痴の小生には、ややこしい所でした。

投稿: 海道 | 2009年11月23日 (月) 15時56分

小学生の時、少年野球の夏合宿の余興で歌わされました。当時は新地も御堂筋も淀屋橋もなんのことかわからず歌っていましたが、数十年が経ち、今まさしく淀屋橋で単身赴任しています。♪ふたりで歩いた御堂筋 そぼ降る小雨の淀屋橋♪事情があって別れなければならない男女がすぐそこに立っているような、悲しく切ない情景が目に浮かびます。歌詞もメロディーも見事で、昭和を代表する名曲だと思います。昭和平成令和と時代を超えて心に響きました。

投稿: ひでさま | 2020年12月 2日 (水) 11時41分

二木先生がこの曲をアップしたのは多分2009年だと思いますが。その年にコメントが三つありましたが、それから20023年までの14年間、投稿のコメントが一つしかないのは珍しいですね。歌はヒットしましたが、皆さんの心にあまり響かなかったのでしょうか。
 この曲は一時期男女のデュエット曲としてスナックなどでかなり流行りましたが、単独ではあまり歌われなかったのかも知れませんね。一緒に歌っていた宮崎雅さんは作曲家の朝月廣臣氏と同人物ですが、離婚してしまったことも関係しているのではないでしょうか。
 デュエットソングとしては良い歌だと思います。
 

投稿: 吟二 | 2023年9月26日 (火) 22時40分

 上記コメントですが、失礼しました。2020年にもう一つコメントがありました。

投稿: 吟二 | 2023年9月26日 (火) 22時44分

 吟二さまのコメントに触発されて、この曲の詩をじっくり読んでみました。ヒット曲なのに、何故この曲のコメントが少ないのか私なりに推測してみました。
 結論として、この詩に詠まれた男には「真心が欠如」しているのではないかと思いました。
 ほほ寄せ合って歩く仲のよさそうなカップルなのに、女性は「忘れはしないわあなたのことは」「誰にも負けない愛なのに」と泣いている。別に好きな女が出来たので別れようとする手前勝手な男のことを歌っているのではないでしょうか。素敵なメロディの曲なのに、感動のコメントが少ないのは「薄情な男の歌なんて」と感じさせるからかと推測しました。異論あれば歓迎です。

投稿: 伊勢の茜雲 | 2023年9月27日 (水) 12時48分

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