緑の牧場
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
作詞:松坂直美、作曲:江口夜詩、唄:近江俊郎
1 朝だ 霧が晴れたよ 緑の牧場 2 朝だ まねく角笛 緑の牧場 3 朝だ 雲が流れる 緑の牧場 |
《蛇足》 昭和23年(1948)1月、NHKからラジオ歌謡として放送されました。童謡『牧場の朝』にも似た、さわやかな歌です。
昭和30年代の前半ぐらいまで、子どもは歌謡曲を歌ってはいけないとされていました。この歌のような健康的な歌も、例外ではありませんでした。歌謡曲はおとなの歌であり、子どもは音楽の教科書に載っているような童謡や唱歌、外国民謡だけを歌うべきだとされていたのです。
もっとも、それに従っている子どもは、あまりいませんでした。
(二木紘三)
コメント
高校生の時美ヶ原高原に良く登りました。馬が放牧されていて、塩くれ場なる所があったと記憶しています。私は今神奈川県ですが、殆どの人がここを知っておられます。しかしここを歌った唄は母校の校歌しか知りません。誰かご存知なら
教えて下さい。持ち歌にさせて頂きます。
投稿: 海道 | 2008年12月 8日 (月) 12時00分
前略「美ヶ原賛歌」という歌があります。小林潤作詞
福島正二編曲 東京ヴォーカルグループが歌いました。
1.アルプスの チロルの町か うるわしき 松本にきて 君と見る 青い山波 そよ風に 蓮華つつじの 花ゆれて 美ヶ原 青春の 歌流れる
2.しろい雲 希望をのせて 若い駒 みどりを走り 白樺に薫る鈴らん 空の碧 遥るか彼方に 涯しなき 美ヶ原 若人の 心の牧場
3.新雪は アルプス越えて 限りなき 明日を謳い ヨーデルは 峰にこだます 霧の海 晴れて真白く 君に告ぐ 美ヶ原 鐘は鳴る 美しの塔。(詳しくは美ヶ原観光連盟へ 0263-34-3000松本市役所内)
投稿: 柴田 正雄 | 2009年5月20日 (水) 12時30分
ご親切に美ヶ原賛歌の歌詞まで教えて戴き感謝申し上げます。早速市役所に電話してみます。
投稿: 海道 | 2009年5月20日 (水) 16時15分
美ヶ原賛歌で検索したら、この歌が聞こえてきました。山登りの人達には有名なようですね。
投稿: 海道 | 2009年5月25日 (月) 13時28分
もちろんご存知と思いますが、美ヶ原高原と車山高原の中間にある八島ヶ原湿原を歌った「あざみの歌」横井弘作詞 八洲秀章作曲の歌もNHKのラジオ歌謡曲ですし、全国的にヒットした曲ですから、これも地元の歌として持ち歌にされてはいかがでしょうか!
投稿: 柴田 正雄 | 2009年6月 3日 (水) 18時31分
「あざみの歌」もそうですが「北国の春」「あずさ2号」「愛と死をみつめて」「高原の旅愁」・・・・信州
を唄った歌は名曲が多いですね。
投稿: 海道 | 2009年6月 5日 (金) 06時32分
我がコーラス・サークルが今この曲に取り組んでいます。ところで、この曲は、ラジオでは津村謙が歌ったのではなかったでしょうか。好評だったので、その後、レコードに吹き込む段になって、近江俊郎にお鉢が回った。なぜなら当時、津村謙は無名だったし、近江俊郎は、前年「山小舎の灯」がヒットし、翌23年には「湯の町エレジー」を大ヒットさせ、人気絶頂だった。しかも、ラジオ放送は殆ど記録保存されておらず、残された証拠はレコードのみ。こうした例は、ままあったと記憶していますが、いざ確認しようと思ったところ、資料がありません。
私の完全な記憶違いでしょうか。当時の事情を知っている方が居られましたら教えてください。
投稿: 米澤九二三 | 2012年4月 5日 (木) 20時14分
「緑の牧場」津村謙さんの歌を録音しています。
JASRACは、レコードの津村謙さんの名前になっていますね。
ラジオが大江俊郎さんで、
レコードが津村謙さんのようです。
「森の水車」が、荒井恵子になっているので、
“ラジオ歌謡”で唄った歌手名を書かれておられるのだと思います。
投稿: なち | 2012年4月 5日 (木) 22時15分
今日は初夏のような1日でした。ふっとこの歌を思い出して探してみました。昭和23年の歌でしたか。私がうろ覚えで知っているのですから、かなり後まで歌われたのでしょうね。のど自慢で聴いたのではないかと思います。
津村謙の声で聴いてみたくなりました。明るくて美しい声で歌われているのでしょうね。最も私はまだ牧場を見たことがないのです。広々した青草を見たら気持ちも晴れ晴れすることでしょう。この歌の風景に憧れています。
投稿: ハコベの花 | 2018年4月25日 (水) 16時30分
今,YouTubeで見つけました。津村謙が歌っていました。
のんびりした歌です。
投稿: ハコベの花 | 2018年4月25日 (水) 17時01分
はこべの花 様
この曲のように、見渡す限り一面 緑の牧場で子山羊と戯れたり 青草の上に気ままに寝ころんで 彼方の山の向こうに流れゆく雲を眺めていたり、好きな歌を好きなだけ口遊んで時を過ごすことができたら どんなに幸せだろう・・と、思いますね。
美ヶ原牧場からは、眼下に安曇野 遙か彼方に連なる北アルプスの山嶺を眺め、八ヶ岳南麓の清泉寮からは南アルプスや富士山を望み、牛や馬が放牧された広々とした草原を、ボードレールやリルケの詩集を片手に、思い切り若返ってのんびりと散策しているご自分の姿を想像してみて下さい・・・毎日が楽しくなりますよ!
投稿: あこがれ | 2018年4月26日 (木) 00時50分
あこがれ様やそのほかの特に男性の皆様は、山や高原に行かれる方が多いですね。私は富士山の5合目までバスで行ったのが1回、伊豆のだるま山もバスで一回、東京タワーへ一回、それ以外高い所に行ったことがありません。
こういう歌を聴くたびに想像して楽しんでいます。夫は全く私の人権を認めていませんので、自分だけあちこち遊びに出かけます。結婚45年目に夫の旅行やスナック遊びなどの写真一切を破いてゴミに出してしましました。富士山のてっぺんに登ったような爽快感を味わいました。お笑いになるでしょうが、近所にもそういう主婦が何人かいます。でも人間には想像力がありますので、こういう歌を聴くたびにその景色の中に自分を置くことができます。たまには夫以外の素敵な男性も隣に置きます。でもあの世に行く前に本物のあこがれ様の言われる景色の中に自分を置きたいと思っています。皆様の一番のお気に入りの場所はどこなのでしょうか。お聞かせ下されば嬉しいですね。
投稿: ハコベの花 | 2018年4月26日 (木) 11時36分
はこべの花様
行ってみたいとこ、故郷の海岸と岬ですね。故郷の大崎鼻には何度でも行ってみたいですね。
「ふるさとの灯台」に動画で紹介させていただきました。
その動画28~29秒での画面前方に現れる山が星高山(海抜417m)です。「達者でな」で”達者なうちに登りたい”、とコメントしました。子供の頃からいつも眺めていた山でありながらまだ上ったことがありません。
動画には浦もない潟もない白浜が続いていますが、この海岸には幼稚園の時の遠足を含め何度も来ました。
この海岸を万葉の歌人、柿本人麻呂は妻と別れて都に帰るときの恋歌として残しています。
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石見の海 角(つの)の浦廻(うらみ)を 浦なしと 人こそ見らめ 潟なしと 人こそ見らめ よしゑやし 浦はなくとも よしゑやし 潟はなくとも いさなとり 海辺をさして にきたづの 荒磯(ありそ)の上に か青く生(お)ふる 玉藻沖つ藻 朝はふる 風こそ寄せめ 夕はふる 波こそ来寄れ 波のむた か寄りかく寄る 玉藻なす 寄り寝し妹(いも)を 露霜の 置きてし来れば この道の 八十隈ごとに 万(よろず)たび かへりみすれど いや遠に 里は離(さか)りぬ いや高に 山も越え来ぬ 夏草の 思ひ萎(しな)えて 偲ふらむ 妹(いも)が門(かど)見む なびけこの山
投稿: yoko | 2018年4月26日 (木) 15時04分
今でも広々とした牧場が日本のあちこちにあるのでしょうね。60年以上前に友人が住んでい広大な三方ヶ原は松林の中に開拓者が植えた麦畑が所々にある寂しい丘陵でした。散策をした時、信州出身の先生が「ここで牧場をやりたい」と言われました。そこが今、ビルが建ち大きなスパーがいくつも出来、団地が出来、都会になっています。
牧場があった山村は工業地帯になってなっています。そのころは交通の便が悪かったので牧場にまでは行ったことはなかったのです。「牧場の朝」を聴いてもロマンを感じます。あこがれ様の六甲も気持ちまで緑に染まりそうですね。落ち込んだとき思い切り深い深呼吸をしてみたいです。目までよくなりそうですね。
yokoさまの故郷は海ですか。私の故郷は戦後の焼け跡に建ったバラックでしょうか。一面の焼け跡が4,5年のうちに街になりました、人間の力はすごいものです。yoko様の投稿で久しぶりに万葉集を勉強しました。あの時代日本中に防人や役人として人間が散らばって行ったすね。妻や恋人を思う歌の多いこと。どんなに科学が進んでも人間としての恋愛感情はなくならないのですね、のどかな風景から思わぬところに話が進みましたが、やっぱり1度緑の牧場を見に行こうと思います。そうそう、恋の詩集も忘れないように!!
投稿: ハコベの花 | 2018年4月27日 (金) 14時14分
偶然とは おもしろいものです
緑の牧場 は聞いたこともないし
少し時代が 違うし
コメントが続いていたのは知っていたのですが
スルーしていました
しかし 今日 車にのっていて 聞こえてきたのが
津村 謙さん歌う 緑の牧場
いい歌だなぁ いい声だなぁ (天鵞絨(びろーど)の 歌声) と聞き惚れました
またまた 放送された 丁度その時に 自分が 生をうけていました
投稿: 能勢の赤ひげ | 2018年4月30日 (月) 16時15分