« 心さわぐ青春の歌 | トップページ | 山の大尉 »

2007年7月31日 (火)

コサックの悲歌(エレジー)

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


ロシア民謡、作詞:不詳、日本語詞:津川主一

1 ゆうぐれのうらさびしい
  草原(くさはら)の果てに
  疲れ切った馬に乗って
  コサック兵が嘆く

2 この強い私の馬
  さあ しっかりせよ
  行く先も遠くはないよ
  もう少しのがまん

3 今夜のうちに行き着かぬと
  命にかかわる
  おまえだけが頼みだぞよ
  これを聞いておくれ

《蛇足》 ロシアの古い民謡ということ以外はわかりません。

 広大なロシアの野やシベリアでは、行き倒れになる者が少なくなかったようです。『郵便馬車の馭者だった頃』や『果てもなき荒野原』など、野で果てる者を歌った民謡がいくつもあることがそれを物語っています。

(二木紘三)

« 心さわぐ青春の歌 | トップページ | 山の大尉 »

コメント

第2次大戦後4,5年経った頃でしょうか、松江市の公会堂でロシアのバス歌手エイゼン氏の独唱会を聴きました。プログラムはロシア民謡、ロシア歌曲、オペラのアリア等だったと思います。圧倒的な声量の上にびっくりしたのは声の太さでした。国内外の相当数の男性歌手を聴いたつもりですが、ナンバー1です。あの太さなら半音ずれてもわからないかなと思いました^^。しかし細かい感情の表現には+か-か私にはわかりません^^。

投稿: 三瓶 | 2009年1月 7日 (水) 23時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 心さわぐ青春の歌 | トップページ | 山の大尉 »