夢は夜ひらく(緑川アコ)
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
作詞:水島 哲、作曲:曽根幸明、唄:緑川アコ
1 いのち限りの恋をした 2 せっかく咲かせた恋だもん 3 恋にこがれるせみよりも 4 死んでしまえばしあわせに 5 泣いてしまった うれしくて 6 恋に涙はつきものと |
《蛇足》 昭和41年(1966)にレコード発売。
各レコード会社が競作し、園まり、緑川アコ(写真)、バーブ佐竹、藤田功・愛真知子(デュエット)が歌いました。緑川アコ版は園まり版とメロディが微妙に違っています。
園まりの可憐な容姿・歌い方に対して、緑川アコのそれにはいわゆる怨み節の雰囲気がありました。『圭子の夢は夜ひらく』や『ざんげの値打ちもない』などの怨み節がヒットするのはもう少しあとのことで、その時期にリリースしていたら、もっとヒットしていたかもしれません。
(二木紘三)
コメント
「圭子の夢は夜ひらく」も聞きたいですね。ちょうど彼女に振られたころ、盛んに流れていたので、思い出深い歌です。胸に沁みます。
投稿: カツヤ | 2009年8月22日 (土) 00時14分
私の「夢は夜ひらく」は三上寛さんです。
替え歌もいいと思います。
長いですが、私の好きなのを書かせて戴きます。
①サルトル・マルクス並べても
明日の天気はわからねぇ
やくざ映画の看板に
夢は夢はひらく
②風呂屋に続く暗い道
40円の栄光は、
明日のジョーにもなれないで
夢は夜ひらく
③八百屋の隅で泣いていた
子供を背負った泥棒よ
キャベツ一つ盗むのに
涙はいらないぜ
④赤ちょうちんに人生論
やけに悲しくつりあうが
コップ一杯幸せを
何で飲み終わる
⑤本当に行くと言うのなら
この包丁で母さんを
刺してから行け、行くのなら
そんな日もあった
投稿: 西村節一朗 | 2011年3月 6日 (日) 14時42分
儚げで、淡くやさしい光を点滅させる蛍。
見ているだけで癒されます。
そんな蛍が、時に、この歌の三番のように、激しい思いを託されて、曲の上を舞い踊ります。『北の蛍』など最たるものかもしれません。不思議なような、不思議でないような....。
蛍の季節です。
近くの小川でも、あまり、水はきれいではないのに、たくさんの蛍が恋の宴を繰り広げています。ウォーキングの時間を遅らせて、ゆっくり眺めながら通ります。
投稿: MAEDA | 2013年5月29日 (水) 00時27分