雪が降る
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
雪は降る あなたは来ない (セリフ) この悲しみ このさびしさ Tombe La Neige Tombe la neige Tu ne viendras pas ce soir Tombe la neige Tu ne viendras pas ce soir |
《蛇足》 1964年発表。親日家としても知られるアダモは、この曲を日本語でも録音しました。
長い間、冬の定番曲でした。
(二木紘三)
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
雪は降る あなたは来ない (セリフ) この悲しみ このさびしさ Tombe La Neige Tombe la neige Tu ne viendras pas ce soir Tombe la neige Tu ne viendras pas ce soir |
《蛇足》 1964年発表。親日家としても知られるアダモは、この曲を日本語でも録音しました。
長い間、冬の定番曲でした。
(二木紘三)
コメント
カラオケスナックでよく唄った曲です。
まだ若い頃、場末のスナックの備え付けのカラオケマシ-ンのキイが高くて、なかなか唄い辛く、声を枯らしてしまった事を思い出します。
それに引き換えこれは丁度いいくらいに調整してあり、私にも気持ちよく唄えます。久しぶりに大声で唄いました。脇で家内が笑っています・・・・・
投稿: Hikoさん | 2008年7月29日 (火) 19時10分
アダモ、懐かしい歌手です。
〔雪が降る〕はもちろん好きですが、特に好きだったのは〔ブルージーンズと革ジャンパー〕でした。
20代の頃レコードを買って何度も聞いた覚えがあります。
投稿: おキヨ | 2008年7月30日 (水) 01時16分
久しぶりに、開いて、びっくり、私の名前が載っていました。この歌は、とても、好きで、哀愁があり、抒情があります。
投稿: 羽田光利 | 2008年11月 3日 (月) 04時43分
シャンソンを習っていますが、この季節になると歌いたくなります(それ以外の季節は無視?)。したがって2月の発表会にはこの曲を歌います。
投稿: 畠中 雄介 | 2009年1月14日 (水) 11時49分
大好きな曲で、冬カラオケに行けば必ず歌います。岸洋子と尾崎紀世彦が素晴らしい歌唱力で歌っています。アダモは、外見と声は好ましいと思えないのに良い曲を沢山作ってますね。
投稿: 山下仁平 | 2010年3月17日 (水) 21時12分
今日関西は数年来の大雪で、京都の金閣寺は雪明りで荘厳さを醸し出しております。
この大雪でアダモの「雪が降る(Tomble La Neige)」をつい思い出し・・・いい歌ですね。
でも去って行った幾人かのジーンズの後姿が半世紀近く経った今も脳裏に残っているので、それに立ちはだかるような「ブルージーンズと皮ジャンバー(En Blue Jeans Et Blouson D`Cuir」のロック・バラードというかスロー・バラードの№をつい選んでしまいます。
2010年もあと2時間ほど、恒例の「紅白歌合戦」を観ながら改めて月日の速さに驚くと共に平和をもかみ締めています。
そして『二木紘三の歌物語』で、画面ではあれど皆さんと出会えて心が豊かになり感動にもめぐり合えて、有意義でとても充実した1年であったことを心から感謝しております。
来年もよろしくお願い致します。 <いちゃりば ちょーでー>
投稿: 尾谷 光紀 | 2010年12月31日 (金) 22時10分
曲名がお解かりの方教えて下さい。
「粉雪舞い散るゲレンデに一緒に行った宿の娘のはかない指のその白さ忘れはしないよ、雪降るたびに想い出す」「明日東京に帰る日に・・・・」
投稿: 海道 | 2012年2月 8日 (水) 11時34分
この曲も、ポールモーリアが演奏していますね。
この歌、森進一の歌でも聴いた事があるような気がします。
森進一も、アダモにどこか声が似ているとは思いませんか?
投稿: 殿川 | 2012年10月 9日 (火) 23時45分
ブルージーンと皮ジャンパーも大好きですが、なんといってもこの曲、大好きな越路吹雪のリサイタルで歌われていました。そう言えば私の大好きなコーチャンのお葬式の写真に、最前列でお別れされてたのを憶えています。
彼にとっては「マダム・ナイトウ」とのおわかれに肩を落としたお姿、強く残っています。
投稿: mitsuko | 2015年5月10日 (日) 00時15分
多くの歌手がカバーしてますね。
”日本語での歌唱には、アダモ自身も用いた安井かずみの歌詞によるもの、尾崎紀世彦がリリースした安井による一部歌詞の異なる版がヒットした。ほか、越路吹雪が歌った岩谷時子の歌詞によるものがある”とウイキペヂアに載ってます。
宝塚時代弓千晶という芸名だった前野曜子さんも歌ってますが、しんしんと降りつもる雪景色が目に浮かぶ佳曲です。
投稿: 一人旅 | 2015年6月22日 (月) 20時58分
シャルルアズナブールが亡くなったというニュースを聞いた。
思い起こす歌と情景がある・・
ご本人ではないのだが、当時同じように熱中したシャンソン歌手。それと演歌。
その日僕は大学の友人たちと急ぎ足でキャンパスを歩いていた。
きっと麻雀の帰りだったと思う。
季節は冬の入口。陽はとうに没していたが、西の空は未だ薄く茜を孕んだ雲で
大学の建物が闇に沈み込むには少し間があった。底冷えがしてお落ち着かない時刻だった。
雪が降るのかもしれない。
突然、頭上から掠れて張り裂けるような声が聞こえてきた。誰かが歌っているらしい。
見上げると正門から二つ目右側の建物からその声というか歌が聞こえてきた。「唐獅子牡丹」だった。
今この風景に似つかわしいとも場違いともまた未成熟にも思える哀調のある歌声・・・
「怖いんだってよ」同じように上を向いたまま友人が言った。
その頃学生運動は目的を見失っていたように見える。アジテートと暴力の闘争の末いくつものセクトに分散し、「唐獅子牡丹」を歌っている彼らが立て籠る建物は、少数ながら闘争派として知られていた。友人の同郷の同級生がそのセクトに所属していた。
入口と最上階の階段に形ばかりのバリケードを築きほかのセクトの襲撃にこれから一夜備えるのだという。
まさか、と言いかけて僕は言葉を飲んだ。
当時の学生としては全くのノンポリでただ怠惰な日々を送る自分は、学生運動に限らずこのキャンパスを支配する何事にも当事者たり得ず、毎年通り過ぎていくだけの存在にすぎないのではないか。ずっと意識下に押さえ込んでいた思いが浮上しかけている。
口をつぐんだのは自尊心からだろうと思う。
そうして黙ったまま山手線の駅まで長い道のりを歩き、友は私鉄に乗り、もうひとりの友は渋谷で降りた。
途中私鉄に再度乗り換え、国立の単科大学のある駅を降りるとすっかり夜だった。
アパートに向かい商店街に足を踏み入れると電柱のスピーカーからボリュームを上げた音楽が聞こえてきた。足を止め思わず見上げるとちらつき始めた小雪を縫ってアダモの「雪が降る」の旋律が降りている。
この街で夏の終わりに友とも彼女とも言えるひとと別れた。
中学以来の友でほんのこの一年違う位置にいた大事なひとだった。
前年の年の瀬に初めて彼女はこの街に来た。着替えの入ったボストンを抱えて、霙まじりの底冷えのする夕暮れに。
去年と同じ冬を控えた街で立ちすくんだ。別れてから短くない期間、愚かにももう二度と彼女には会えないとは気がつかなかったのだ。
忘れていた。忘れようとしていた。思い返しても歯噛みしたくなるような季節だったのだろう。
投稿: 日月 修 | 2018年10月 5日 (金) 16時01分
雪は降る あなたはは来ない・・・まさかその日が永遠の別れとなろうとは、未来はこのまま続き「さよなら」が永遠になろうとは考えもしなかった。別れを告げたのは私なのに彼が涙を見せるとは思いも寄らないことであったし、そのうち「お元気」などと言って会えるだろうと思っていました。
彼の家がこの地からどこかへ行ってしまうなんて聞いてもいたなかった。あんなに大好きだったのにたった一言の「さよなら」が永遠の別れとなろうとは、今は私の目が潤む。貴方の家は更地になってしまったままです。貴方の今の住所を知っていた兄は2か月前に急に亡くなってしまいました。貴方はもう来ない、私を見つめた瞳は何処にあるのでしょうか。更地になった空き地にうっすらと雪が積もったら見に行きたいと思っています。暖かなこの地に雪が積もるのは10年に1度もないのですが、今度の冬にはうっすらと積もるような気がしているのです。
投稿: ハコベの花 | 2018年10月 5日 (金) 22時25分
川端康成原作の「雪国」をついこないだ衛星放送のテレビで鑑賞しました。トンネルを出るとそこは雪国・・・で始まるこの小説の書き出しは、はるか南国で生をうけた若年の頃の小生にとっては想像もつかない世界でした。
登場人物の島村、駒子、洋子、行男のそれぞれの生きざま、人間模様はテレビ映画を観ただけでは難解で、不可解極まりないものでした。図書館で昭和大全集を借り、映画の場面をなぞりながら数回読み返しました。川端文学は難しすぎ、録画したテレビを何回となく繰り返し見直しましたが腑に落ちない場面が多々あります。
安井かずみ氏の日本語歌詞は、島村を慕う駒子の心情そのものではないかと今は勝手に思いをはせています。
いつの季節に聴いてもすばらしい歌です。
投稿: 亜浪沙(山口 功) | 2022年5月 3日 (火) 13時02分
この曲は1971年頃に尾崎紀世彦のアルバムで聴いたのが最初だと思います。当時、姉の恋人だった男性が、高校生だった弟の私とも仲が良く、彼の車によく乗せてもらいましたが、カーステレオで尾崎紀世彦の『雪が降る』とともに越路吹雪のアルバムでも歌詞の異なる『雪が降る』を聴きました。
私の生まれ育った関東では、あまり雪が降りませんが、大学生だった頃、大学のあった京都の町では良く雪が降りました。卒業が間近になった冬のある日、雪が積もったので友人と鹿苑寺へ行ってみました。普段はあまり好きでない金閣ですが、雪化粧した姿は固唾をのむ美しさで、シャッターを何度も切りました。ところが、この時のカメラが故障していて、露出オーバーになり、写真には残せませんでした。しかし雪の金閣の美しさは今でも目に焼き付いています。
投稿: Yoshi | 2022年5月 3日 (火) 22時53分
あれから半世紀以上が過ぎました。
東北のあまりメジャーでないこの県都にアダモが来たのです。Y市は仙台のどの辺り?又はY市は津軽海峡超えますかと京都のご婦人に聞かれて仰天。
当時、2人で1万2千円は分不相応の出費でした。
つい最近まで現金で取っておけば良かったと度々後悔。
然し今はかけがえのない宝物に思えます。
雪が降る
もうすぐ雪のふる晩秋でした。
ブルージーンズと皮ジャンバーも素敵でした。
手のひらのスマホで世界中のあらゆるジャンルの音楽が再生可能な昨今、
劇場で聴いたあの感動は永遠に色褪せません。
投稿: りんこ | 2022年5月 4日 (水) 10時39分