女の意地
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
作詞・作曲:鈴木道明、唄:西田佐知子
1 こんなに別れが 苦しいものなら 2 二度と逢うまい 別れた人に 3 想い出すまい 別れた人を |
《蛇足》 昭和40年(1965)10月に発売。『赤坂の夜は更けて』のB面でした。
発売後数年はあまり評判になりませんでしたが、昭和45年(1970)ごろからヒットし始め、翌年、日活によって映画化されました。
斎藤光正監督で、出演は松原智恵子・浜木綿子・山本陽子・中尾彬・根上淳・藤竜也など。
(二木紘三)
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コメント
一番から三番に向かって彼との距離がだんだんと遠くなって
いますので、綺麗に別れられたと思われます。
投稿: M.U | 2008年6月17日 (火) 19時44分
「二度と恋などしたくはないわ」「逢えば未練の泪をさそう」「女心は頼りないのよ」そうですそれで良いのです。この女性はまた素晴らしい恋をするでしょう。但し意地を張ったらまた恋に負けるでしょう。
投稿: 海道 | 2012年10月 4日 (木) 17時45分
意地を張ってまで別れねばならない事情とは
何だったのでしょうか・・
相手が見せた迷いの気配?
相手の親が放った胸に刺さる言葉?
近くの人の下衆の勘ぐり?
世間の心ない噂?
熱い恋を引き裂く元はこのほかにも
いろいろあるのでしょうね。
投稿: うた物語愛好者 | 2014年4月12日 (土) 17時01分
女の失恋を唄い続けたこの歌手のどの歌にも、別れるに至る裏の事情に触れたフレーズは見当たらないのではないでしょうか。事情の穿鑿は詮無い事のように思え、男との別れをいかに切ない歌に仕立てたか、が歌の賞味のポイントのように思います。
失恋の切なさは女に限らず、「遠いえにしのかの人に夜毎の夢の切なさよ」「忘れた筈のかの人に残る心をなんとしょう」と溜息をつきながら酒に紛らすのが伝統的な男性版なのでしょう。
投稿: 槃特の呟き | 2014年4月12日 (土) 23時40分