君忘れじのブルース
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
作詞:大高ひさを、作曲:長津義司、唄:淡谷のり子
1 雨降れば 雨に泣き 2 面影を 抱きしめて ああ とこしえに とこしえに |
《蛇足》 昭和23年(1948)。
戦前、『別れのブルース』『雨のブルース』『東京ブルース』と次々にヒットを飛ばし、「ブルースの女王」と称えられた淡谷のり子が、戦後最初に放ったヒット曲。彼女と二葉あき子が昭和20年代のブルース・ブームの牽引力となりました。
(二木紘三)
コメント
当時としてはハイカラな詞ではないですか。
投稿: M.U | 2008年8月19日 (火) 19時18分
この歌が好きで、私の声に合っているとみんなに言われて、カラオケでよく歌っています。この カラオケCDを入手したいのですが、あるのでしょうか。沢山歌の入ったDVDはあるらしいですが、この曲だけほしいので困っています。
投稿: | 2008年9月12日 (金) 21時37分
この曲のCDを探しておられる方へ
うた物語にアクセスされるだけの力がおありなら、ネット
で検索されれば結果は直ぐ出ると思います。
投稿: M.U | 2008年9月13日 (土) 13時08分
この曲だけのCDは残念ながら廃ばんのようです。
投稿: M.U | 2008年9月15日 (月) 18時38分
「君忘れじのブルース」が出た頃、私は小学生高学年で、この歌をラジオで聴きました。もっと前の、ブルースの女王・淡谷のり子さんの代表的な歌「別れのブルース」(S12)や「雨のブルース」(S13)は、母親が家事をしながら歌っているのを聴いて、憶えました。これらの名歌は、どれも短調で、心にしっとり染み入りますが、同時に、沈んだ気持ちになりがちです。
淡谷のり子さんの歌で、私の心なかに密やかにずっと温めていた、大好きな長調の歌があります。♪白樺の この径は 思い出の さみしい径 雨にぬれ 風にゆれ 白い花が咲いていた…♪の「白樺の小径」(佐伯孝夫 作詞、佐々木俊一 作曲 S26)です。「新雪」(灰田勝彦 唄 S17)などを世に出した佐伯・佐々木コンビによる、歌詞もメロディも素晴らしく、長調で明るく歌える、私の愛唱歌です。
投稿: yasushi | 2018年2月16日 (金) 16時42分
ハーモニカの教室で
友達がハーモニカで聞かせてくれて
この うた物語 で覚えました。
今度は私がハーモニカで~と思っています。
投稿: kyouji tanaka | 2021年6月 6日 (日) 19時30分
この歌の淋しさが本当に心に沁みるようになるのは、かなり年を取ってからの様な気がします。恋をした青年が老年になり、この世に居なくなって始めて失う事の淋しさがわかります。いつの日にか会えると思っている間にはまだ希望があります。訃報を知って失う事の哀しさの大きさを実感できます。淡谷のり子の歌声が聞こえてくるようです。
投稿: ハコベの花 | 2021年6月 9日 (水) 10時23分