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2007年9月29日 (土)

みどりのそよ風

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:清水かつら、作曲:草川信

1 みどりのそよ風 いい日だね
  ちょうちょもひらひら 豆の花
  なないろ畑に いもうとの
  つまみ菜つむ手が かわいいな

2 みどりのそよ風 いい日だね
  ぶらんこゆりましょ 歌いましょ
  すばこの丸まど ねんね鳥
  ときどきおつむが のぞいてる

3 みどりのそよ風 いい日だね
  ボールがポンポン ストライク
  打たせりゃ二塁の すべり込み
  セーフだおでこの 汗をふく

4 みどりのそよ風 いい日だね
  小川のふな釣り 浮きが浮く
  静かなさざなみ はね上げて
  きらきら金ぶな うれしいな

5 みどりのそよ風 いい日だね
  遊びに行こうよ 丘越えて
  あの子のおうちの 花畑
  もうじき苺(いちご)が 摘めるとさ

《蛇足》 春のわきたつような楽しさを歌った歌です。

 昭和22年(1947)にNHKの委嘱を受けて、『叱られて』『靴が鳴る』などの清水かつらが詞を、『ゆりかごの歌』『夕焼け小焼け』などの草川信が曲を書きました。
 当初は独唱曲でしたが、同年に始まった「全国児童唱歌コンクール」
(2年後に全国唱歌ラジオコンクールに改称)では、2部合唱としてよく歌われました。

 このころ、外地から兵隊たちが続々と復員してきました。彼らを乗せた列車が品川駅に着くたびに、近くにあった「白菊児童音楽園」の子どもたちがこの歌で出迎え、傷つき疲れ果てた兵士たちの心を癒したと伝えられます。

 1番のまめの花は、たぶんエンドウの花でしょう。エンドウの花は、大根やジャガイモと並んで、野菜の花のなかでもとりわけ可憐で清純なイメージがあります。

 私が住んでいるあたりでは、まだかなり畑が残っており、春にはエンドウの花をよく見かけます。
 その花を見るたび、懐かしさらしきものが一瞬、水の泡のように胸の奥から浮かび上がってきますが、その中身を確認するいとまもなく消えてしまいます。それでも、それを契機に生じた幸福感は、5分ぐらいは持続します。

(二木紘三)

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コメント

終戦直後に作詞・作曲されたこの曲は大変懐かしく思いました。
歌詞もメロディーも素晴らしいですね。
早速、持ち歌のひとつに加えさせていただきました。
いろいろな事件が続発している昨今、今一度子供たちに歌ってほしい曲です。

投稿: 三瓶 | 2007年10月 1日 (月) 18時54分

 久しぶりで聴きました。いつ以来か思い出せないほど、久しぶりです。
 この歌を学校で教わったのは、小学校4年生の頃だったと思います。簡単なメロディですからすぐに覚えて、当時はよく口ずさんでおりました。しかしいつの頃からか…ついぞ歌わなくなってしまいました。
 こういう歌は童心を失ってしまうと、『あヽいい歌だなあ』と、心の底から思うことができなくなってしまうもののようです。でもこのたび何となく聴きたくなり、実際聴いてみて、大きな感動を覚えたということは。この年になって「童心」が戻ってきたということなのでしょうか?
 ともかく、今のこの季節にぴったりの歌ですね。明るくて、弾むようで、爽やかで。
 風に色などないけれど…。それでもやっぱり「みどりのそよ風」。うるわしの季節よ!

投稿: 大場光太郎 | 2008年5月10日 (土) 19時36分

明るい声はもう出ないのに歌ってみました。
やはりいけません。
児童合唱が聴きたくなり33回転を引っ張り出しました。西六郷少年少女合唱団が弾むように歌っています。
「みどりのそよ風」から、思い出したことがあります。
北海道の長い冬。雪が溶けて道路が乾くと女の子たちの「まりつき」が始まります。“あんたがたどこさ♪肥後さ♪‥‥それを木の葉でちょっとかくす!”ズボンからスカートに穿き替え素足に下駄。爽やかな風が二本の足に心地よく触れて行く気持ちよさ。そんな時、女の子でよかったな、と思ったものです。

投稿: 高木ひろ子 | 2008年5月22日 (木) 21時17分

緑のそよ風をときどき思い出して歌うと、遠い昔に失くしてしまった幼な心が不意によみがえり、切なくなります。そして淡い優しい豆の花(私のイメージはエンドウ)や、丸窓から覗く小鳥に・・・もう取り戻せない子供時代ではあっても、ほんの少しの間幸せに浸るのです。

投稿: nobara | 2008年5月23日 (金) 00時08分

夏休みで久しぶりにノンビリしてる今日、窓からそよ風が入って来て知らずにこの歌を口ずさんでいました。もう一度歌詞を確認したくてgoogleでこのサイトを発見。歌詞だけでなく曲も聴けるではありませんか!インターネットのお蔭でアメリカに住んでいることも忘れます。

投稿: Meg | 2008年8月19日 (火) 06時40分

 童謡・唱歌も、流行歌(歌謡曲?死語かな?)と同じように、歌って広めた人がいるのです。童謡・唱歌は、ともすれば、作詞者や作曲者に関心がいきがちですが。
 この歌は、関根敏子が、ビクターレコードに吹き込み(これも死語かな?)、広めたのです。なお、編曲は小沢直与志となっています。SPレコード特有の、針音がしますから、事実でしょう。

投稿: こうちゃん | 2010年8月 1日 (日) 20時34分

初めまして、弓田と申します。
みどりのそよ風の解説に、昭和21年とありますが、この情報は残念ながら誤りです。
下記リンクに、作詞者清水かつらの筆による年が書かれた詩帖がありますので、ご参照ください。
http://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/doyobook/doyo00kusakawa2.htm#midori

詩が出来上がったのが昭和22年4月、草川信さんによる作曲されたのが同年12月、NHKの発表が昭和23年1月。

ご確認お願いいたします。

投稿: 弓田 | 2013年7月 9日 (火) 00時32分

弓田様
訂正しました。ありがとうございました。

投稿: 管理人 | 2013年7月 9日 (火) 02時42分

曲の発表年や作詞・作曲者名、歌詞のまちがいなど単純なエラーをコメント欄に投稿する人が時々いますが、こういうのは管理人さんに伝わればいいのですから、「管理人への連絡」でお知らせすべきではないでしょうか。
コメント欄にはその歌についての自分の感想や思い出、新しい情報といった大勢の人に見てもらいたいことを投稿すべきだと思いますが。

投稿: YAMANA | 2013年7月10日 (水) 11時26分

初めまして。aostaと申します。
ロセッティの「風」を検索して貴ブログに行きつき、ブログ内をさまよっているうちにの「みどりのそよ風」に漂着致しました。
懐かしい、本当に懐かしい歌です。
小学校の時この歌に合わせて日の丸の旗を振りながらダンスをしたことが思い出されました(笑)
一番の歌詞は完全に覚えていましたが、2番以下はちょっと怪しい(笑)。一緒に声を合わせて歌ってしまいました。

記録的な猛暑に見舞われている今夏、さやさやと梢を渡る「みどりのそよ風」を期待するところです。
ありがとうございました。

投稿: aosta | 2013年7月12日 (金) 13時23分

たびたびの失礼、お許しください。

日の丸を持って踊った・・・・

こちらのブログで懐かしい曲に出会えたことを喜びながら、ふと思い出して、曲に合わせて日の丸を振る前をしてみましたところ・・・何か違う。
それと同時に頭の中に浮かんできたメロディと歌詞は別のものでした。
「緑の風の吹く国に 生まれて育つ八千万・・・」
歌詞はここだけしか覚えておりませんのに、紙の旗が、はたはたと風に鳴る音や、焼けつく陽射しを思い出しました。
運動会に全校生徒が躍ったのでした。
題名も全く定かでないこの曲、二木様は御存じでいらっしゃいますか?

投稿: aosta | 2013年7月12日 (金) 14時42分

この歌は私が小学校の音楽が楽しいと思った最初の曲です。

小学校二年生の時、廊下で音楽室から漏れてくるこの歌声を聴いて、つい立ち止まって聴きました。なんて楽しくて美しく、きれいな歌声だろうと感激しました。最後まで聴きほれました。素晴らしいハーモニーの合唱でした。

それからも何度かこの歌声が音楽室から漏れてきて、その都度私は聞き耳を立てて楽しんでいました。「なないろ畑に いもうとのつまみ菜つむ手が かわいいな」という節が大好きで、僕も妹が欲しいなぁと思って聞いていました。

小学校の三年生で転校しました。そして、音楽の時間にこの歌を学ぶのをわくわくしながら待っていました。しかし転校した学校の先生はたったの一度だけこの歌を生徒にさらっと歌わせただけで、その次の歌に進まれたのです。

ハーモニーもなにもなく生徒の誰もこの曲を楽しんだ様には思えませんでした。がっかりしました。素晴らしいメロディーなのにね~。

投稿: yoko | 2014年6月15日 (日) 22時58分

楽しく拝見しています。
「みどりのそよ風」の5番の歌詞の最後の行の(もうじき苺が)は(もうじき苺も)となっているものが多いようですが、本当はどちらなのでしょうか、確認できるといいと思っているのですが、名案はないものでしょうか。
(苺が)は1番、2番の最終行と韻を踏むようでよいと思うのですが、何しろ(苺も)が幅をきかせているように思うのです。
原本で確認できるような資料があれば教えてください。

投稿: shigeo | 2015年1月15日 (木) 19時32分

懐かしい歌をありがとうございます。この歌は神戸市内の小学校4年生の時に校内放送でよく流れていました。全国の合唱コンクールの課題曲だとかで。今でも一番は歌えます。私は昭和23年生まれです。現在は都内に住んでいます。
都内江東区にある教科書図書館で音楽の教科書を先日閲覧しました。私たちは4年生で「ト調のうた」を習いました。この歌が載っているのは音楽の友社の出版でした。おそらくこの教科書を使ったのだろうなと推測しました。ただ 「みどりのそよ風」 が掲載されてたいのかどうかまでは調べませんでした。

投稿: 保久良 田辺 | 2015年11月27日 (金) 18時19分

桜が散るとそろそろこの歌が口をついて出てきます。私がこの歌を知ったのは40歳代ではないかと思います。子供に教えて貰ったのです。頭に浮かんだのは戦災の焼け跡の空き地に咲いていたソラマメの花です。豆の花ってきれいだなあと思いました。白い蝶々も飛んでいました。このお宅は焼ける前は、二階に上がる階段が南と北の2か所についていてかくれんぼするのに最適な家でした。家の中をカタカタ走って遊んでいました。焼け跡の畑で野菜の花を少し覚えることが出来ました。さやえんどうの花は本当にきれいですね。今でもその当時の畑が目に浮かびます。

投稿: ハコベの花 | 2017年4月18日 (火) 16時12分

かなり前に、テレビの料理番組であるオペラ歌手(男性)がこの歌を口ずさみながらグリーンサラダを作っていたのを思い出します。爽やかで大好きな歌です。

投稿: 朝風呂 | 2017年4月18日 (火) 22時01分

朝風呂様 私もその番組観ていましたよ。とても楽しそうに調理していましたね。その楽しさが料理をおいしくするのでしょう。私は50数年毎日の調理に疲れ果て嫌々作るので多分味が落ちていると思います。あの歌手はどなただったのでしょうね。顔を忘れてしまっていますが、歌声は覚えています。いい声でしたね。もう一度見てみたくなりました。

投稿: ハコベの花 | 2017年4月19日 (水) 18時47分

ハコベの花様
 それはそれは、ごらんになっていたとは、うれしいですね。確かバリトン歌手だったと思います。声と顔はおぼえているのですが、名前が出てきません。年ですね。当方、地元の合唱団でテノールパートを歌っていますが、深みのあるバリトン・バスにあおがれます。料理は、こちら、へたくそですが、好きです。

投稿: 朝風呂 | 2017年4月19日 (水) 22時44分

ハコベの花様
 突然、その歌手の名前が、この人じゃないかなと思い浮かんだのが、池田直樹さんでした。ネットで調べましたら、やはりこの顔の人だと思いますが。いかがでしょうか?
 <そらまめの花>、小さい頃、それこそ蝶々の形に似ているなと思ったことがあります。

投稿: 朝風呂 | 2017年4月19日 (水) 22時59分

朝風呂様 もうお風呂はお入りになられたでしょうか。
昨夜池田直樹で検索してみました。確かにこの声でした。ただ、顔だけはもう少し若々しかったような気がしますが声はバリトンで間違いないようです。テレビに出ないので良い声の歌手が日本にはいないと思っていましたが、居られるんですね。立川澄人が歌っている頃はオペラ歌手が私たちの知っている歌をテレビで歌っていました。今は声の訓練をしていない人の歌が多くて歌番組は殆ど聴きません。私もいちおう女なので、バリトン、バス、テノールの良い歌をもっと放送してくれたらと思います。ついでに歌詞もきちんとした日本語で作ってほしいですね。歌詞が情けないといつも思っています。いい声で歌いながら作ったお料理をいつか食べさせてください。歌のお上手な皆様、お願いします。長生きしなくっちゃぁ!!

投稿: ハコベの花 | 2017年4月20日 (木) 09時19分

庄助さんなみの朝風呂愛好者ではありませんが、どちらかというと夜は入りません(週三回ぐらい晩酌をすることもあって)池田直樹ではないとするとどなたでしょう?しかしその番組はかなり前の放送で、自分を含めて長い年月のうちに確実に爺さんになります。歌はクラシックから洋楽、歌謡曲、なんでもいいものは聞きますが(かなりオタクです)、今の時代のはやり歌は興味ありません。 
 ところで<はこべ>ですが、家でセキセイインコを飼っていて、早春ごろからはこべの花が咲きだしますが、散歩の途中、道端で花がついたハコベを摘んで鳥への土産にします。うれしそうに花をまずつまんで食べます。
ところでハコベの花さんは、この二木さんのサイトで今までどんな歌にコメントを書かれたのですか? 読んでみたいです。こちらはまだ始めたばかりで、<ふるさとの燈台>ぐらいです。

投稿: 朝風呂 | 2017年4月21日 (金) 11時04分

 寒い日が続いています。
「二木紘三先生のうた物語」を楽しまれている方々も例年にない厳しい寒さや雪と闘っていらっしゃることでしょう。お見舞い申し上げます。

 私は 寒い時や辛い時はできるだけま反対のことを思い現実の厳しさに耐えるようにしています。
「1月何時の間に、2月逃げる、㋂去る」と言われます。
この寒い時期でも「梅の花」そして「河津さくら」㋂になれば色とりどりの花も咲いてくる。周辺の枯れた草木も緑色が目立つようになる。温かい風も吹くようになる。
 身も心もうきうきしてくる「みどりのそよ風♪」を歌ってこの寒さ、雪を凌ぎたいと思います。( 歌だけでなく・・焼酎も飲みながら・・) 

 緑色の風が吹く頃には、いいことが沢山舞い込んできそうな気がします。(そんな妄想もしています。)
 ハコベの花さんがお好きな「春の唄(野口雨情)」を満開の桜をみながら、草笛で吹ける日を指折り数えています。
 
 

投稿: けん | 2018年1月28日 (日) 09時56分

雪に埋もれた地方の方々には申し訳ない気がします。春が少しずつ近づいています。ちいさな花壇に50個ほど植えたチューリップの芽が4,5センチに伸びています。お宮の桜の枝の新芽がかなり膨らんでいます。地面の下ではもう春なのですね。戦後すぐ焼け跡にソラマメやエンドウ豆が植えてありました。生まれて初めて豆の花を見ました。きれいで可愛い花に驚きました。戦時中は花など見たことが無かったですから、タンポポも知りませんでした。小さなすみれ、ハコベ、犬ふぐり、来月にはボチボチ咲き始めるでしょう。楽しみですね。けん様の草笛聴こえると良いのですが、頑張って吹いてくださいね。私もひと花咲かせてみたいものです。16歳に戻りたいです!!

投稿: ハコベの花 | 2018年1月28日 (日) 11時27分

「うた物語」へご参集の皆様

 毎日、寒いですね。本日の朝4時の室温は3℃でした。
私の住む茨城県北部も、1週間前の雪が日陰にまだ残っているのに、今日は粉雪が一時舞っていました。
 雪国の方には申し訳ありませんが、蕾付きで求めた「梅」「蝋梅」が室内では開き始めています。
間もなく、野菜種を懐で温める「育爺(いくじい)」を始めます。昨秋植えた「白菜」もほとんどが結玉しませんでした。私は、定年有機農業11年目ですが、農業は奥が深いです。
 また、皆さまの投稿を 楽しませていただきます。
お元気で。

投稿: 竹永尚義 | 2018年1月28日 (日) 16時15分

 平成30年5月5日子供の日に2回目の「草笛教室」を開きました。
 会場のサービスセンターから、「みどりのそよ風を受け威勢よく空を泳ぐ鯉のぼり」がみえていました。 公園入口にはボランティアの手植えの花が綺麗に咲き誇っていました。「緑のそよ風」に揺れる木々の新緑は適度な陰を作ってくれました。
 城北中央公園内で午前10時から古代フェスティバルの「栗原遺跡見学会」が行われました。栗原遺跡は都立城北中央公園の練馬区氷川台1丁目から板橋区桜川1丁目に広がる遺跡で石神井川と田柄川が合流する台地縁辺に位置します。
 私はいつもこの台地の高台に立ち、草笛の練習をしています。昭和30年に立教大学のグランド造成中に遺跡が発見され、弥生時代と古墳時代末から奈良・平安時代の住居後が見つかりました。

 11時から「草笛教室」を開始し「まき葉笛の吹き方」、「葉っぱ笛の吹き方などを展示、体験してもらいました。親子連れ、草笛仲間、二木先生のうた物語で知り合いになった方など沢山の方が草笛に挑戦しました。草笛で「みどりの風」や「鯉のぼり」、「故郷」、「おもいでのアルバム」などを演奏しました。

 午後は14時から開始しました。千葉県八街市や武蔵野市、調布市から草笛愛好者が応援に来てくれました。応援者はいずれも草笛歴20年以上で台湾など海外での演奏経験もあり、首都圏各地の草笛イベントで活躍し個性的な草笛演奏技術を持っています。
 午後のお客様は園児や小学3・年生が多かったようです。巻き葉笛の音出しのコツを覚え「ピーピー」鳴らすと、子供は友達を連れてきました。
 草笛を通じて今回も新たな出逢いができました。
草笛の音出しができると「先生 草笛の音が出る」ようになったと報告する方もいます。90歳のおふくろの誕生日に「ハッピーバースディ」を吹きたいので教えて頂きたいという人もいます。

 草笛の俳句を届けてくれた先生もいます。
  「丘越えて 草笛の音の 流れくる」
  「草笛を 吹いて故国を しのびけり」
  「草笛を 吹くまなざしの 遥かなる」
 様々な人に心地よい草笛の音色を届くようになる迄は時間と努力が必要です。しかしマスターするといつでもどこでも草笛の音色を届けることができます。
 草笛に出会えた運をこれからも大切にしたいと思います。

投稿: けん | 2018年5月 7日 (月) 23時31分

みなさま こんにちは。
「みどりのそよ風」を聞きたくなって
本当に久しぶりに こちらを訪れました。
歌詞の5番に苺が出てきますね。
私はベランダで野イチゴを育てているのですが、今年はいつもの年よりも大きく甘い実がなります。
毎朝、水をやりながら、楽しく摘んでいます。
野イチゴの世話するときに口ずさむのは、
「赤い実 可愛い実を野原でみつけたよ。野イチゴ野イチゴだよ みんなで食べよう」
こんな歌です。北欧の民謡らしいのですが、それ以上は思い出せません。

そして、けんさんの投稿を読むうちに、ふいに
「草笛を吹きましょう 青い草笛……」そんな歌を思い出しました。歌詞とメロディーは、そこまでしか覚えていません。
けんさん、ご存知でしたら教えてくださいませんか?

投稿: nobara | 2018年5月 8日 (火) 11時29分

けん様

草笛演奏活動でのご活躍のご様子、いつも楽しみにしながらコメントを拝読させて頂いています!
はつらつで、活き活きと充実した、けん様の素敵なライフスタイルの素晴らしさを感じます。

草笛については、私にも忘れられない想い出があります。私は佐賀県伊万里市で生まれましたが、4才から5才までの頃、すぐ近くの長崎県松浦市調川(つきのかわ)に1年間ほど住んでいたことがあるですが、その当時、我が家の隣宅に父の知り合いで、草笛の名人と言われたおじさんがいました。
私はそのおじさんが吹く、草笛に興味を持ち、おじさんの顔を見つけては、毎日のようにせがんでは、草笛を教えてもらいましたが、何とか音は出せるようになったのですが、メロディまでは出せずじまいでした。
ただ、おじさんの草笛をそばで聴くのも大好きでした。その頃には、いろんな曲を聴かせてもらいましたが、そんな中でも、おじさんが吹いていた、三橋美智也の「夕焼けとんび」が、今でも耳に残っています。

私は38年前の転職により、それまで勤務していた名古屋を離れ、豊橋での仕事に就いたため、それからは愛知県蒲郡市役所すぐ北に住んでいます。1キロ南に行けば海が広がり、1キロ北に行けば山や田畑があり、ミカンも美味しい、とても自然環境に恵まれているところが気に入り、そこに住居を構えました。
最近は、けん様のコメントに触発されたこともあり、60年ぶりに草笛を吹いてみたくなる自分がいます。

「みどりのそよ風」4番の、小川のふな釣り 浮きが浮く を読むと、ふなを釣ってバケツに入れて泥を吐かせ、酢味噌で食べた頃を想い出し、また5番の、もうじき苺が 摘めるとさ を読むと、甘ずっぱい木苺を摘んで食べて育った、故郷佐賀のその頃を懐かしく想い出します。
私は4・5才当時、葉っぱを唇に押し当てて音を出していたと思いますが、コメントにも出てくる「巻き葉笛」は、さらにむつかしそうですね!

草笛演奏活動を通しての、けん様とお子さんからご長寿の皆さんにいたるまでの、楽しいふれあいは、とても価値ある貴重なものだと思います。
いつまでもお元気で、今後も草笛演奏でのご活躍をされますように祈っています。

投稿: 芳勝 | 2018年5月 8日 (火) 15時09分

 早朝の散歩で、エンドウ豆(?)の花を窓一杯に咲かせているお宅があります。そこを通るたび、「みどりのそよ風」を自然に口ずさんでいます。柔らかい緑と可愛らしい花たちが歌を誘ってくれます。

芳勝さま、草笛はいいですね。ぜひ挑戦なさってみてください。
けんさまに私も教えて頂き、ピーピー吹いています。なかなか音階にならず、やはりこれはひたすら練習あるのみと思っています。70の手習いです。草笛のメロディが緑陰に流れていく様に憧れをもって、毎日少しずづですが、ピーピーやっています。

投稿: konoha | 2018年5月 8日 (火) 16時14分

追記
 芳勝さま、2018,4,16けんさまのコメントに吹き方が詳しく載っています。とても参考になります。一度試してみてはいかがでしょうか。60の手習いとあるように、70の手習いと書きましたが、年齢は74ですが挫折しないように頑張っています。二木先生の「思い出のアルバム」の曲にのせ「ピーピー,ブーブー」毎日吹いています。

投稿: konoha | 2018年5月 8日 (火) 16時53分

追記の追記
相変わらずのおっちょこちょいですみません。「鎌倉」の歌のページに載っています。

投稿: konoha | 2018年5月 8日 (火) 16時59分

konoha様

お知らせ頂きありがとうございます!
2017年4月15日から始まり、2018年4月16日まで、約1年間にわたる「鎌倉」での、けん様と、konoha様のコメントを、今改めて再読しました。
尚、早速ですが、吹き方はけん様コメントより、すべてメモしておきましたので、今後に必ず活かしたいと思っています。
また、先月4月14日には「鎌倉大会」の現地まで大会を見に行かれ、最近は、音の出し方も、上達されておられるご様子で、konoha様の熱心に取り組まれている姿勢が感じられます。
実は3年前の5月になりますが、私は30年ぶりに鎌倉へ行ってきましたが、60代になって訪れた鎌倉は、前回訪れた30代の時とは違い、何とも言えない雰囲気を感じさせてくれました。
「想い出のアルバム」が、草笛で吹けるようになるまで挑戦します。

投稿: 芳勝 | 2018年5月 8日 (火) 18時08分

nobara様
お久しぶりにお名前を拝見しました。けん様ではありませんが、『草笛の歌』私が持っています岡本敦郎のCDに歌が入っておりますのでお知らせいたします。
    草笛の歌
   若山かほる作詞 田村しげる作曲
 草笛を吹きましょう 青い草笛
 幼い頃に ふたりして
 丘の小径を ゆきながら
 吹いて笑って また吹いて
 思い出もなつかし なつかし草笛

 草笛を吹きましょう 若い草笛
 可愛い小さい 笛だけど
 吹けば溢れる いとしさに
 燃えるはたちの 憧れが
 いつの日も明るい 明るい草笛

 草笛を吹きましょう 夢の草笛
 黄昏窓に 寄りそえば
 遠いふるさと 母の面影
 君の笑顔も 浮かびくる
 思い出もなつかし なつかし草笛

投稿: ハコベの花 | 2018年5月 8日 (火) 20時13分

「草笛の歌」唄  岡本敦郎
https://www.youtube.com/watch?v=FHuSPHJDNUQ
https://ameblo.jp/19452066/entry-11337810655.html

私も歌を持っていますが、けんさんの解答が無ければ、
歌詞と歌のページを紹介しょうと思っていました。

下記の歌詞ですね。
♪吹いて笑ってまた吹いて → 吹いて笑ってまた吹いた

 --------   --------
「野いちご」(フィンランド民謡/唱歌)訳詞 阪田寛夫
https://www.youtube.com/watch?v=pRJQgqlRvxM
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/noichigo.html

2曲とも歌詞で検索するとありますよ。

投稿: なち | 2018年5月 8日 (火) 21時12分

ハコベの花さま

ありがとうございます!
「草笛の歌」というタイトルで、岡本敦郎が歌っていたのですね。歌詞が最後まで分かり、本当にうれしいです。
また、お話できるのがうれしいです。
私はこの春、手術を受けまして、本を数冊持ち込み病室で読みました。ハコベの花様の愛読書「草の花」も読みました。
美しい描写……深く心を打たれましたが、わからないところがひとつ。
なぜ主人公は、「……僕を愛してはくれなかった…」という思いに苦しむのでしょう…。私なら、たとえ片思いに終わっても、この上なく美しい魂を持つ人を愛した…そのことを誇りに思いますが…。

投稿: nobara | 2018年5月 8日 (火) 21時18分

なちさま

2曲とも、ありがとうございます!幅広くご存知なのですね。
子供のころに耳に入った曲が、何かのおりに不意によみがえり、私の空想の産物ではないかと思うことが度々です。
歌詞さえも定かではなかったりして、自信が持てないのですが、記憶とは本当に不思議ですね。
2曲とも、これで、自信をもって歌えます!


投稿: nobara | 2018年5月 8日 (火) 21時40分

nobara様 ご病気だったのですね。お元気になられて私も嬉しく思います。すみません、なち様のご指摘ありがとうございます。「吹いて わらった」ですね。そそっかしくて申し訳ありません。

『草の花』色々な解釈があると思いますが、私は汐見がいつも兄の忍を通して千枝子を見ていることを敏感に千枝子が感じ取っていたからだと思います。何もかも完璧な忍、自分はただ平凡な人、女性として耐えられないですよね。汐見は千恵子の気持ちもわかっていたと思います。そして千枝子を幸福にしてやれない自分に絶望していたのではないでしょうか。
私も16歳の時、容姿端麗、頭脳明晰な青年に出会いました。いつも劣等感を感じていました。やはり耐えられないですよね。千枝子の最後の手紙の「私が幸福に暮らしているとお思いでしょうか」この一文に心が動きます。あまりにも繊細な神経に息が詰まってきます。でもそんな自分が私は好きです。その人のために私はきちんとしていたいといつも思っています。

投稿: ハコベの花 | 2018年5月 8日 (火) 22時38分

 5月7日深夜に「みどりの風」を聴きながら、「草笛教室」のコメントを書き就寝いたしました。8日5時過ぎに起床しPCを開き、7時過ぎに会社へ出かけました。
 会社の顧問として5月GW間溜まった仕事を終え、夕方帰宅、20時頃「緑の風」を開きビックリしました。
 
 私の出社間、nobara様の「草笛の歌」のおもいで、豊橋にお住まいの芳勝様の小さい頃からの草笛への思い、特に師匠の吹く「夕焼けとんび♪」の思い出、さらに16時過ぎにkonoha様の草笛への挑戦、芳勝様への草笛の薦め。そして文学・音楽に造詣の深いハコベの花様がnobara様へ「草笛の歌」(岡本敦郎唄)のご案内をされたことを確認しました。ハコベの花様に歌詞を書いて頂き感謝します。
 皆さまの素敵なコメントほんとに有難うございました。

 なち様の温かいご配慮に感謝します。私は草笛をはじめて約3年経ちますが「草笛の歌」のことについては無知でした。なち様のご紹介いただいた「草笛の歌」( 歌詞と歌のページ)と「野いちご」(動画)を早速検索致しました。この曲を草笛で吹けるように努力します。

 芳勝様 草笛頑張って下さい。たった一枚の葉っぱから醸しだされる音色は不思議な力を持っています。
 平成30年5月20日(日)10時から国営昭和記念公園子供の森の家広場で「第29回関東草笛の会 春季定期演奏会」が開催されます。私は午前中「鐘の鳴る丘、散歩」を午後「赤い夕陽の故郷」(三橋美智也)を独奏します。日頃は二木先生の伴奏にあわせて練習しています。二木先生有難うございます。
 いつかkonoha様と芳勝様とご一緒に鎌倉の鶴岡八幡宮での定期演奏会や江の島付近で草笛演奏をご一緒 できればと思っています。・・本日午後から会社に出かけます。
                 感謝をこめて
 
 
 
 

投稿: けん | 2018年5月 9日 (水) 10時47分

 令和元年5月19日(日)10:00~15:30 国営昭和記念公園子供の森 森の家前広場で 「緑のそよ風」を肌に感じながら「第30回 関東草笛の会 春季定期コンサート」が行われました。毎年5月の第3日曜日に公園内で行われます。鑑賞無料です。今回は 晴天、入園料無料でお弁当持参の親子連れが多かったようです。

 国営昭和記念公園は東京ドームの約40倍の広大な緑あふれる都会のオアシス(東京都立川市、昭島市)と言われています。練馬区の自宅から西立川駅まで地下鉄、JRを乗り継ぎ約1時間半弱、入園してからこどもの森広場まで徒歩で約25分強。近くの「花の丘」には赤やピンクで染め上げたシャーレーポピーなど咲き誇っていました。

 平成元年に始まった「関東草笛の会の定期コンサート」を主催する関東草笛の会の代表世話人の河津哲也さんは、今年満89歳。シラカシの葉で「童謡;青い鳥、ラ・パロマ(鳩)、スワニー」を見事に独奏されました。かってカーネーギーホールで演奏された河津先生の草笛の音色は「緑の風」に乗って遠くまで響きわたりました。
 草笛の音色に惹き寄せられたよちよち歩きの幼児が「演奏しているお爺ちゃん」の横で一緒に草笛を吹くマネをするハプニングもありました。

 私は関東草笛の会に所属して4年目の新人ですがスパティフィラムやクチナシの葉で「栄冠は君に輝く、鐘の鳴る丘」など明るく・元気の出る曲を演奏しました。平素は二木先生の歌物語の演奏で練習しました。6月には 北海道富良野の老人ホームや小諸市「懐古園」に行き草笛演奏を計画しています。いつか「二木先生の歌物語」を愛し草笛を練習されている方と合奏できるようになればと練習しています。


 

投稿: けん | 2019年5月21日 (火) 19時47分

緑のそよ風、軽やかで爽やかな楽しい歌ですね。豆の花、つまみ菜を摘む妹の小さな手これ以上可憐な物があるでしょうか、つまみ菜は青果店で買えますが豆の花はもう何十年も見ていません。スィートピーも可愛い花ですが素朴で清楚な野菜の花とは別物ですね。私は薄塩で炊いたエンドウ豆ご飯が大好きです。貧しかった子供時分、白いご飯に緑の豆、卵焼きが付けば最高のご馳走でした。今でも豆ご飯は大好きです。それからつまみ菜を沢山入れた味噌汁も大好物で椀から口一杯に頬張ったつまみ菜をキュッと噛み締めた時の食感が堪りません。脱線しました済みません。
近頃何となく気が急いて投稿を続けています。

投稿: じぃじ | 2024年2月 9日 (金) 22時25分

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