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2007年9月 6日 (木)

恋のしずく

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:安井かずみ、作曲:平尾昌晃、唄:伊東ゆかり

1 肩をぬらす恋のしずく
  濡れたままでいいの
  このまま歩きたい
  きっとからだの中までしみるわ
  そしてあなたの あなたの言葉を
  忘れないようにしたいの

2 頬をぬらす恋のしずく
  あなたのせいなのよ
  私のためにだけ
  それは二人の愛のしるしね
  だからやさしい やさしい心を
  じっとだきしめていたいの

3 髪をぬらす恋のしずく
  やさしい手が触れると
  青空が見えるの
  そうよ あなたは太陽なのね 
  だから私は 私はいつでも
  あなたを愛していたいの

《蛇足》 昭和43年(1968)の大ヒット曲。

 伊東ゆかりは子どものころから、ポップス歌手として進駐軍キャンプを回っていました。昭和34年(1959)、11歳のとき、『クワイ河マーチ』でキングレコードからデビュー。これは美空ひばりの12歳より1歳早いデビューでした。

 『恋のしずく』は前年の『小指の想い出』に続くヒットで、このあともいくつかヒットを飛ばしています。

(二木紘三)

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コメント

この曲がヒットしたころは、学生運動が激しくなってきた時の歌ですね。
ノンポリの私としては、園内、市街地でのデモを横目に通学をしていた覚えがあります。
その頃の歌の情報源は、ラジオ・TVからでした。
本を夢中で読み、外が薄明るくなってきたころ湯をわかしコーヒーをいれ、ラジオスイッチをONとすると数分いないに伊東ゆかり「恋のしずく」が必ず流れた。
隣のダイヤルにしても、又流れる感じでしたね。
しかも、3畳間の下宿の裸電球の下でです。なんとも淡い思い出があります。
思い出の曲を私だけの空間で聴くことができうれしい限りです。
これは、秘密です。
あっ、でも、のっちゃった、仕方ないね。

二木さまへ
操作ができる限り、うた物語を利用させてください。
感謝してます。


投稿: 益子   良夫 | 2007年9月 7日 (金) 21時06分

NHK深夜便は 伊東さんの
「夏にさよなら」 と
小林旭です。
 作詞作曲らしいです。

夏にさよなら
 は 小説の如しです。

投稿: 二宮 博 | 2007年9月 7日 (金) 23時26分

こんにちは。
ネット仲間にここの歌のサイトを教えてもらいました。
素敵素敵、思い出がどんどんとふくらんで幸せな気分に
させてもらってます。
ほんまにありがとう。

投稿: なみか | 2008年7月11日 (金) 22時19分

美空さんより一年若くデビュ-されてたとは知りませんでした。
日本人は一人の人。。。一つの物事。。。。にばぁっと飛びつく
習性がありますねぇ。
私達の世代だと美空さんよりもう少し後の世代の方がお洒落だし雰囲気あるしと思うけど。。。
7月が来ると美空特集が組まれるし…私は見たくないんだけど
家族が見ると仕方なく見ている自分が居る。

投稿: sunday | 2008年7月12日 (土) 10時47分

 「髪をぬらす恋のしずくやさしい手が触れると青空が見えるの そうよ あなたは太陽なのね」安井かずみの見事な詞ですね。この作詞家と作曲家の手にかかると良い意味で泳がされてしまう様ですね。 

投稿: 海道 | 2012年9月27日 (木) 05時43分

ひとつてに お邪魔しています。

恋のしずく♪~

懐かしく聞かせて頂いて感謝

度々 お邪魔したいと思います。

有難うございます。 

投稿: painn | 2013年7月31日 (水) 11時31分

この歌に限らず伊東ゆかりさんの曲は💓♥❤です。携帯(未だにガラケー)ですが機種変更する際には着うたで必ずダウンロードしています。16年ほど前にとあるバツイチの女性と深い仲になりました。おとなしそうな外見と違ってかなり積極的な女性でした。この曲が好きでしたので、当時はまだ着メロディでしたがダウンロード。三番の歌詞、そうよ貴方は太陽なのねだから私は私はいつでもあなたを愛していたいの。が好きで、僕は○○美さんの太陽になりたい❗とメールしたら彼女からの返信で、あなたが太陽なら○○美は幸せ者。この愛を大切に育てて行きたいですね❗との返信。今にして思えば赤面の至りですが❗当時使っていましたストレート携帯は記念いに持っています。

投稿: 青い靴紐 | 2018年5月11日 (金) 18時28分

久し振りで「恋のしずく」に誘われて、この曲を聴きました。
ほんとに懐かしいです!
この歌が流行ったころは、私が独身時代で社交ダンス教授所通いと山登りに熱中していたのを思い出します。
その頃は恋人もなく、せめてダンス教授所でパートナーの手を握るくらいが精いっぱいだったようです。

暫くジ~と聴いていたらやはり懐かしく想い出されるのが、中学時代の同級生で好きだった彼女・・・
彼女といっても二人で話したことも一度もなく、ただ時折彼女の微笑むような顔・姿を見かけるだけでしたが。・・・
当時は、私から話しかける勇気もなかったようですが・・・

でも、半世紀以上も過ぎ去った今日でもふと彼女のことが頭の中をよぎることがしばしばあります。

ハコベの花さまのコメントを拝読するたびに純真な恋心の素晴らしさに感動をいたしています。
仰られるように、胸が一杯になるような・・・楽しくなるような恋・・・

明日もきっと、いい日になる。ことを願いつつ・・・
夢でもいいから追い続けたいと思います。

投稿: 一章 | 2019年4月14日 (日) 11時21分

 懐かしい歌、深刻そうで実に明るい、つい口ずさんでしまう曲です。
 見方によれば一方的な「盲愛」の感じすらします。相手の男にジェラシーさえ感じます。
 伊東ゆかりさんらしい、いい青春情歌だと思います。

投稿: 伊勢の茜雲 | 2024年7月18日 (木) 10時38分

暦は6月に入り、遠からず梅雨のシーズンが到来、と思うと、少し気持ちが滅入ります。

さて、今朝は、なぜか、この歌『恋のしずく』が口を衝いて出てきて、なかなか頭から離れません。
出だしが、
  ♪肩をぬらす恋のしずく
    濡れたままでいいの
    このまま歩きたい …♪
とあり、雨をも厭わない、乙女の恋ごころを思い浮かべます。

他にも、雨の中を傘もささずに歩く情景を謳った歌があることに気づきます。
『ある雨の午後』(島田磬也 作詞、大久保徳二郎 作曲、ディック・ミネ 唄 S13)
歌詞1番に、
  ♪君と僕とは寄り添うて
    雨の歩道を濡れながら
    二人愉(たの)しく歩いたね♪
とあります。
また、
『黄昏のビギン』(永 六輔 作詞、中村八大 作曲、水原 弘 唄 S34)
歌詞1番に、
  ♪傘もささずに 僕達は
    歩きつづけた 雨の中…♪
とあります。

これらの歌にありますように、”雨もまた楽し”の心境で、元気を出して雨のシーズンを過ごしたいものです。

投稿: yasushi | 2025年6月 3日 (火) 16時35分

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