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2007年9月16日 (日)

ゴッドファーザー愛のテーマ

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:千家和也、作曲:ニーノ・ロータ、唄:尾崎紀世彦

広い世界の片隅に
やがてふたりの朝が来る
あふれる光が
頬の涙をうつしだす
愛する心に言葉はいらない
どうぞひとりで泣かないで
忘れかけてる悲しみを
窓から逃がして
そっとふたりで見送ろう

     (間奏)

愛する心に言葉はいらない
どうぞどこにも行かないで
そばに来ている幸せに
両手をのばして
そっとふたりで育てよう

《蛇足》 いわずと知れたフランシス・コッポラ監督『ゴッドファーザー』のテーマ曲。

 映画は1972年に公開され、その年のアカデミー賞で主演男優賞(マーロン・ブランド…写真)と脚色賞(F.コッポラ、M.ブーゾ)を受賞し、そのほか助演男優賞・監督賞・衣装デザイン賞・音響賞・編集賞にノミネートされました。
 ただし、マーロン・ブランドは、ハリウッドのインディアン差別に抗議して受賞を拒否しました。

 さらに同年、全米批評家協会賞で主演男優賞(アル・パチーノ)、ゴールデン・グローブ賞で男優賞・監督賞・脚本賞・音楽賞を獲得。
 映画は本編3作のほか、編集により『ゴッドファーザー・サガ』シリーズ、『ゴッドファーザー完全版』シリーズなどが作られ、すべてヒットしました。

 このシリーズは現代のシェークスピア劇だ、と評する人もいます。

(二木紘三)

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コメント

坊がつる賛歌
とても気に入り友達にも紹介して喜ばれています。

投稿: 圓山文夫 | 2007年9月20日 (木) 20時06分

ゴッドファザー 愛のテーマにコメントが少ないのにちょっと意外でした^^
映画、曲 共に名作と思います。
私はゴッドファザー2作目 ロバート・デニーロ演ずる若き日のビトーを観て最初はデニーロと気がつきませんでした。若き日のすらりとした、繊細な容貌のデニーロと完成?された彼とはずいぶん印象が違って見えました。
何度でも観たい映画、聴きたい曲です。

投稿: おキヨ | 2008年11月 2日 (日) 00時47分

私も大好きです。
何度見ても鳥肌立ちます!

投稿: ゴッドファーザー | 2009年1月13日 (火) 16時45分

 ゴットファザーの映画は見なかったのですが
大好きな曲です。
 男女の情愛がとても感じられます。

投稿: ひろちゃん | 2011年4月 7日 (木) 19時55分

アメリカ在住なので名作Godfatherはテレビでよく放映されますが、パート3で二代目Godfatherの息子アンソニーがギターを弾きながらこの曲をシシリー語で歌います。彼は家業のマフィアはきらいで音楽家を目指しています。実に哀調を帯びた名演奏だと思います。
この演奏の Youtube をみつけました。
http://www.youtube.com/watch?v=fAaw2wJxQlE

投稿: Terry | 2013年3月 9日 (土) 16時32分

『ゴッドファーザー』シリーズや、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(故菅原文太激賞)に代表されるマフィア映画は、昨今の日本お子ちゃま系映画やTVドラマを観る気が起こらない戦前年寄りにとっては、フランシス・コッポラ監督やセルジオ・レオーネ監督の上記作品は一級品です。
昭和30年代の邦画六社全盛時代(東映、東宝、大映、松竹、日活、新東宝)を知ってる者から言えば、今の邦画界は大学映研の延長?のような、観たいという気を起こさせる作品が皆無と思う今日この頃です。『ゴッドファーザー』のマーロンブランド、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のロバートデニーロの演技は圧倒的でした(今の日本のTVドラマは原作がコミック中心で、出演者は演技おぼつかない男女アイドル中心です)。

投稿: 焼酎百代 | 2017年2月28日 (火) 16時41分

ゴッドファーザーⅠ、Ⅱ.Ⅲ
地獄の黙示録
ワンスアポンアタイムインアメリア
グッドフェローズ
カジノ
フレンチコネクションⅠ、Ⅱ
ラウンダーズ
ミッドナイトラン
セントオブウーマン
スモーク
スターリングラード
夜に生きる
グラディエーター
アレキサンダー
イングリッシュペイシェント
マリアンヌ
天城越え
麻雀放浪記
たそがれ清兵衛

これだけスマホに入れとけば、もう生涯他の映画は要らん。

投稿: 名無し | 2018年6月 9日 (土) 15時56分

 映画が大好きですが、歳をとってから新作はよほど興味がそそられたものだけしか見に行っていません。昔はレンタルビデオ店へ借りに行くと次から次へと借りてしまいました。

 そんな具合なのに何故か『ゴッドファーザー』だけは見ていないのです。テレビでも何回も再放映されているにも関わらずなのです。物語の内容は大まかですが知っています。テーマ曲「愛のテーマ」を聞いているだけで、もう壮大な家族愛の哀しさ、人の哀しみがヒッシと伝わってきてしまい、なんだかもういいわと思ってしまうのです。

 主役のマーロン・ブランドがヴィヴィアン・リーと出た『欲望という名の電車』のあの危ういイメージがどうしても好きになれず、『ゴッドファーザー』はかなり歳をいってからのものなのですが、どうもダメなのです。
 
 なんでだろうと思います。マーロン・ブランドが余りにもはまり役なのでしょうか、うますぎるからなのでしょうか。愛のテーマのイメージとゴッドファーザーのマーロンブランドの顔写真のイメージがまるで大河ように人間の営みの哀しみ、愛おしさがジワーと滲んできてしまいす。

 いつの日か見るときが来るか来ないかわかりません。
でも「ゴッドファーザー愛のテーマ」はとても好きです。このところ毎日尾崎紀世彦が歌う「愛のテーマ」を聴いています。朗々と歌い上げ、しかも明るいです。

 焼酎百代さまお勧めの『ワンス・アポン・タイム・イン・アメリカ』は見ていました。ロバート・デ・ニーロがいいですね。 

 

投稿: konoha | 2019年6月27日 (木) 16時45分

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