まっかな秋
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作詞:薩摩 忠、作曲:小林秀雄
1 まっかだな まっかだな 2 まっかだな まっかだな 3 まっかだな まっかだな |
《蛇足》 昭和38年(1963)10月、NHKテレビの『たのしいうた』で放送されました。
赤い夕映えのなかでいっそう赤く輝く紅葉の道を、感動しながら歩いている子どもの気持ちが歌われています。
私は15年ほど前、息をのむほど壮麗な紅葉山の夢を見て、そのあとほぼ1か月間、非常に爽快で昂揚した気分が続いた経験があります。
赤の刺激で何か脳神経学的な変調が起きたのでしょうか。
作詞の薩摩忠は、シャンソンやカンツォーネの歌詞を数多く訳しているほか、童謡や歌謡曲の作詞も手がけています。本来は叙情派の詩人で、昭和39年(1964)に『海の誘惑』で第4回室生犀星賞(第7回で打ち切り)を受賞しています。
(二木紘三)
コメント
ボニー・ジャックスの持ち歌ですね。
藤城清治氏と木馬座の影絵とともに、懐かしく思い出します。
薩摩忠さんも、今はもう故人になられました。
投稿: 若輩 | 2008年10月26日 (日) 23時13分
昭和50年代 NHK教育テレビから流れていて まっ赤な秋の映像を見ながら 子供達と何度も何度も大きな声で一緒に歌ったものです。まだよく口の回らなかった二才の息子は「あっかだなー」と歌っては笑わせました。子育ての想い出は 楽しい楽しい私の宝物、息子達も子育てを楽しんでいるようです。
投稿: かっこやん | 2009年9月30日 (水) 19時49分
あの暑かった夏も遠い記憶になりかけた最近 各地から紅葉便りが届いています。
ビルに囲まれた都内の公園の紅葉も だいぶ色ついてきています。私は紅葉の綺麗な公園に時々行っています。
先日 某公園の「池に覆いかぶさるようなまっかな紅葉」に出会いました。その紅葉を愛でながら人の少ない場所でオオムラサキツツジの葉を口に当てました。「まっかな秋」をユックリ吹いていると、私の背中に人の気配を感じました。振り返ると右手に白い杖を持った男性の左腕を抱えられたご婦人の姿がありました。
仲の好さそうなシニアのご夫婦のために「・・まっかな秋を たずねてまわる」と最後まで演奏したら「有難うございます」と拍手しながら何度もお礼を言われました。
子供さんを訪ねて九州から上京されたようなので「故郷」を吹いたら 喜ばれました。
日本人の心に響く童謡・唱歌の素晴らしさをあらためて感じました。これからも草笛を続け みなさんに「笑顔と元気」をお届けしたいと思います。
投稿: けん | 2018年11月23日 (金) 07時06分
作曲者の小林秀雄はどういう人かご存知でしょうか。まさか、有名は文学者ではないでしょうね。
投稿: 小川俊雄 | 2022年11月 7日 (月) 15時38分
落葉松 の 作曲者 の 小林秀雄 さん でしょう。
投稿: 小山靖昭 | 2024年9月 8日 (日) 22時23分
世界3大紅葉に紅葉、楓,錦木が有ります。ニシキギを植えてから20年近くに成ります。春は新緑で緑が美しく秋には紅葉で真っ赤な鮮やかな木に成ります。とげも浮き出てきて刺抜きの効果も有り有効な有り難い木です。昨日も別子の紅葉を見に行きました。荒々しい石が流れ落ちた渓谷に美しい赤や黄色に色着いた紅葉が目を楽しませてくれました。今年の夏は猛暑で少し色付きが遅いようです。昨日は数日前の雪も頂いている山奥深い別子銅山で秋を感じさせて頂きました。これから一層寒くなると鮮やかさを増すのでしょう。
投稿: kazuyo | 2024年12月 6日 (金) 14時13分