ふりむかないで(ハニー・ナイツ)
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo
作詞:池田友彦、作曲:小林亜星、唄:ハニー・ナイツ
1 泣いているのか 笑っているのか |
《蛇足》 昭和45年(1970)リリース。
同年に発売されたライオン油脂(現・ライオン)(株)のエメロンクリームリンスのTVコマーシャルに使われたので、覚えている人も多いと思います。
全国のさまざまな都市で、髪の美しい女性を後ろから映し、声をかけて振り向いてもらうというキャンペーンでした。被写体はすべて一般の女性で、後ろ髪のきれいさと容貌とのあいだにあまりギャップのない人が選ばれたようです。
テレビCMから生まれたヒットソングとしては、昭和53年(1978)の『いい日旅立ち』(JRの前身・国鉄のCM)、平成19年(2007)の『また君に恋してる』(三和酒類のCM)などと並んで、最も成功したキャンペーンソングの1つといってよいでしょう。
平成14年(2002)、同社の改良版エメロンのCMでもこの曲が使われましたが、このときは郷ひろみが歌いました。
歌詞は72番まで、つまり72都市分作られ、レコーディングもされましたが、シングルは上記の6番まで、LPは12番までしか使われませんでした。7番以降のうち3都市分が見つかりましたので、下に掲載しておきます(下記HCCHIさんの投稿に72番までの歌詞があります)。
はとがとんでる 平和の塔に
ちらりのぞいた 八重歯が光る
レモンのような 可愛いあなた
呼びかけたいな 広島の人
誰を待つのか 香林坊(こうりんぼう)で
ふとほほえんだ あなたの瞳
春風みたいに 心にふれる
みつめてたいな 金沢の人
連絡船が 屋島をすぎて
風に黒髪 なびかせていた
ひとりぼっちの あなたはだあれ
並んでみたいな 高松の人
恋は錯覚から始まるなどとよくいわれますが、その意味では、後ろ姿の美しい女性に魅せられるのも、一種の恋といえましょう。
普通の恋は錯覚から醒めたとき終わりますが、後ろ姿への恋は、通りで見かけたときだけのものですから、錯覚のままで終わります。これを「一瞬の恋」と呼びましょう。
追い抜きざまに顔を見る方法もありますが、礼を失するし、今ではセクハラになりかねないので、あまり勧められません。
「一瞬の恋」は束の間のできごとで、しかも2度と繰り返されることのない出会いなのに、あとあとまで覚えていることがあります。
(二木紘三)
コメント
「ふりむかないで」良い歌ですね。
レコードには「補足」として書かれている歌詞が載っていますが下記です。
♪はちがとんでる → はとがとんでる
投稿: なち | 2011年5月22日 (日) 07時04分
なち様
はち→はと に訂正しました。ありがとうございました。
投稿: 管理人 | 2011年5月22日 (日) 12時07分
「シャン」もいろいろ。
後ろから見たら綺麗な人を「バックシャン」、横から見たら美しい人を「横シャン」と聞きました。歌詞から判断すると、バックシャンは「東京の人」と「札幌の人」、横シャンは「名古屋の人」と「高松の人」と解釈しましたが、如何なものでしょうか。
何事もそっくり丸出しになるより、隠れた部分を残した方が惹かれるようです。望月より十三夜や十六夜の月の方が趣が有るのと同じです。
投稿: 槃特の呟き | 2011年5月22日 (日) 23時19分
「振り向かないで」この日曜日カラオケしようと思っていました。金沢時代の有志があつまります。
金沢の人の存在知りませんでした。
披露したと思います。
現在の住んでいる高松、そして転勤地の広島もあり、
感激しております。ありがとうございました。
投稿: ちゃめぽん | 2011年6月11日 (土) 12時16分
この歌は沢村玲子もカバーしています。いい歌ですね。作曲の小林亜星さんは童謡の名曲「あわてんぼうのサンタクロース」の作者でもあり、数多いコマーシャルソングを作っていらっしゃいますね。この歌もその一つだと思いますが、さわやかな歌詞にリズムがマッチして名曲だと思います。
私は4年ほど前、ふと思い出してユーチューブで再発見後、カラオケでよく唄いますが、意外とこの歌を唄う人がいるので驚きました。やっぱり良い歌は古いコマーシャルソングでもファンがいるもんですね。
投稿: いっちゃん | 2011年6月29日 (水) 21時59分
バックシャンと美貌とは男性から見ると比例している物
と思えてしまいます。若い時そのへんのところを研究しましたが、美貌の「しきい値」の問題でした。夏目雅子や吉永小百合を想定したのでは無理ですね。
投稿: 海道 | 2011年8月19日 (金) 17時00分
小林亜星と前会長の吉田正との確執は残念でしたが、お二人が作曲した歌は大好きです。
「ふりむかないで」(エメロンシャンプーの歌)、いいですね。味があります。でも、芸術と算盤は誰しもが持っている両面だと言うことを教えてくれました。半知半解でものを言ってすみません。
投稿: 吟二 | 2011年10月11日 (火) 20時55分
72番までの歌詞は
ふりむかないで《北海道篇》
7
"霧笛が長く 泣き終ったら
あなたの頬が ひとすじ濡れた
誰を思って 流した涙
頬ずりしたいな 釧路の人"
8
"函館山に 灯のともるころ
背黒かもめよ 教えておあげ
帰る汐路も 知らぬげに
さまよっていた 函館の人"
9
"鶴の来る日の 人恋しさに
歌った唄は 十勝の風が
空の彼方へ さらって行った
思い出の人 帯広の人"
10
"小さな貝を 耳にかざして
風の便りを 聴いてるあなた
恋の心も 渚の風よ
伝えて欲しいな 小樽の人"
11
"石狩川に 春風立てば
平和通りに こころがはずむ
花にかくれた うしろ姿に
呼びかけたいな 旭川の人"
12
"霧が流れる 知床岬で
風に吹かれて どこへ行くのか
うしろ姿の 淋しいあなた
ふりむかないで 網走の人"
ふりむかないで《東北地方篇》
13
"風が哭いてる 連絡船で
冷えた心に かくまき巻いて
ひとりぽつんと しているあなた
話してみたいな 青森の人"
14
"奥入瀬川の 早瀬の音に
ゆうべ夢見た すてきなあなた
智恵子の像に 似ているみたい
どこにいるのか 十和田湖の人"
15
"蔵王おろしに 小雪が舞う日
曇った窓に 書いては消して
涙ぐんでる あなたは一人
抱きしめたいな 山形の人"
16
"飯盛山の 三ヶ月さえも
冷たい風に 吹きとがる
障子にうつる あなたの影が
すねているよな 会津の人"
17
"吹雪がやんで 北上川も
ほっとしたよな 鷹匠小路
雪道ふんで あなたのあとに
ついてゆきたい 盛岡の人"
18
"ゆうぐれどきの 大町通り
秋田おばこか こぶしの花か
ついてゆきたい あなたのあとに
ふりむかないで 秋田の人"
ふりむかないで《東北関東篇》
19
"わらじ祭りに 夜もふける頃
夜うぐいすが 一声鳴いた
ふとゆきあった あなたの影に
こころときめく 福島の人"
20
"梅の香りを たもとに入れて
つんと澄ました 茶見世の中で
おもわせぶりな あなたの肩に
声かけたいな 伊香保の人"
21
"裏見の滝の しぶきに虹が
かかれば あるのかしらと
笑って云った あなたの頬に
口づけしたいな 日光の人"
22
"出来ることなら 空とぶ雁に
思いのたけを 書いた手紙を
あなたのもとへ 持たせてやりたい
忘れられない 水戸の人"
23
"木の間がくれに 光と影が
たわむれていた 子犬をつれて
やさしく叱った あなたの声に
また会いたいな 大宮の人"
24
"あなたが光る 金色の波
夕陽が似合う 黄色いビキニ
ついてゆきたい あなたのあとに
ふりむかないで 木更津の人"
ふりむかないで《南関東篇》
25
"ちょっとおしゃまな ミニスカートで
あてもないよな うしろ姿に
ついてゆきたい あなたのあとを
ふりむかないで 新宿の人"
26
"あすに望みが ないのと云って
コハク色した グラスの酒を
涙で割って 飲んでたあなた
何故か気になる 赤坂の人"
27
"吾妻橋から 言問かけて
そぞろ歩きの 駒下駄の音
月もおぼろ 隅田堤で
また会いたいな 浅草の人"
28
"ビルの谷間に 星が流れて
恋が生れて 来そうな気持
ついてゆきたい あなたのあとに
声かけたいな 渋谷の人"
29
"しぐれ来る日の 外人墓地で
港出てゆく 船の汽笛に
忘れた恋を おもい出すよな
耐えてるあなた 横浜の人"
30
"八幡様の いちょうの蔭で
泣いているよな あなたの髪に
かかる落葉は 金のかんざし
ふりむかないで 鎌倉の人"
ふりむかないで《中部篇》
31
"穂高しぐれか 大正池に
霧が流れる あなたはいない
声だけ遠く こだましてくる
姿見たいな 松本の人"
32
"笛吹川から 甲斐駒かけて
大きな虹が かかったときは
恋が出来ると あなたは云った
忘れられない 甲府の人"
33
"さよならだけが 人生なのさと
そんな強がり 云ってはみたが
こらえきれない 三ヶ日のあたり
また戻りたい 浜松の人"
34
"川面にはえる かがり火たいて
うちわの蔭から こぼれた笑顔
出来ることなら 舟こぎ寄せて
話しかけたい 岐阜の人"
35
"朴葉味噌(ほおばみそ)焼く 香りが流れる
かわたれどきの 二之町筋で
格子戸あけて 目と目が合った
可愛いあなたは 高山の人"
36
"玉の光に おもいをこめて
つづった恋の ホワイトパール
明日はお別れ いつまた会える
真珠みたいな 志摩の人"
ふりむかないで《北陸地方篇》
37
"雪に埋れた 雁木(がんき)の角の
赤いポストに 手紙を入れて
はにかむような あなたの瞳
一目で恋した 高田の人"
38
"雪が降る日の 古町通り
赤いはなおの 雪下駄はいて
どこへいそぐか 蛇の目の中が
気になるあなた 新潟の人"
39
"風が吹いてる もう日が暮れる
東尋坊の 海の深さを
みつめていたよ こらえていたよ
抱きしめたいな 福井の人"
40
"あれは立山 いつか来たとき
あれは大日 忘れられない
えくぼの可愛い あなたはいない
捜してみたいな 富山の人"
41
"誰を待つのか 香林坊で
ふとほほえんだ あなたの瞳
春風みたいに 心にふれる
みつめてたいな 金沢の人"
42
"今日も見かけた 善光寺前
昨日も何か 願かけていた
おさげ髪した 心の中を
きいてみたいな 長野の人"
ふりむかないで《関西地方篇》
43
"雨が降ってた 三年坂で
はなおが切れた 石だたみ道
傘さしかけて 送ってくれた
やさしいあなたは 京都の人"
44
"魔風恋風(まかぜこいかぜ) 千畳あたり
紀州なまりを 背中にきけば
ゆかた姿が ほんのり匂う
夕顔みたいな 白浜の人"
45
"ねずみ色した 小ぬか雨降る
一人来た日の メリケン波止場
なぜかたがいに 心寒くて
恋のまねした 神戸の人"
46
"鐘が鳴る鳴る 夕陽が沈む
秋の愁いを 野菊に寄せて
丘にのぼれば たたずむあなた
話しかけたい いかるがの人"
47
"あの夜の恋を さがし求めて
尋ねて歩く 大阪しぐれ
つきあたるのは 木枯ばかり
忘れられない 北浜の人"
48
"小舟が帰る あなたは一人
渚の砂に 字を書いている
みつめていたい あなたのことを
ふりむかないで びわ湖の人"
ふりむかないで《中国地方篇》
49
"汐入川の 捨小舟にも
春の愁いが 静かにゆれる
一人思案の あなたの影に
甘えてみたいな 倉敷の人"
50
"はとが飛んでる 平和の塔に
ちらりのぞいた 八重歯が光る
レモンのような 可愛いあなた
よびかけたいな 広島の人"
51
"いくら呼んでも とどかぬ声を
ことさら風が さらってしまう
あとに残るは 風紋ばかり
はるかに遠い 鳥取の人"
52
"あれは鯛網 柄の浦よと
教えてくれた 浄土寺の坂
あなたのそばに 日の暮れるまで
座っていたいな 尾道の人"
53
"雨にぬれてる 松江大橋
泣いているよな 唐金擬宝珠(からかねぎぼし)
傘もささず ぬれてるあなた
声かけたいな 松江の人"
54
"月見やぐらに 夜桜散れば
ほのかに香る 白いえりあし
ついてゆきたい あなたのあとに
ふりむかないで 岡山の人"
ふりむかないで《四国地方篇》
55
"阿波の徳島 踊りの夜に
初めて会った すてきなあなた
眉山の月も 祝ってくれた
今は思い出 徳島の人"
56
"唐人町で 夕立がきて
出会いがしらに ぶつかった人
思いがけない 相合い傘の
名前も知らない 松山の人"
57
"戸島恋しい あの島蔭で
手をとりあって もぐった海に
ふたりの恋が サンゴになった
忘れられない 宇和島の人"
58
"金毘羅様の 石段のぼれば
何を祈るか うなじが白い
聞いてあげたい あなたの悩み
可憐なあなたは 丸亀の人"
59
"連絡船が 屋島をすぎて
風に黒髪 なびかせていた
ひとりぽっちの あなたはだあれ
並んでみたいな 高松の人"
60
"ふとゆきずりの はりまやばしで
恋が生まれた 紅色サンゴ
ついてゆきたい あなたのあとに
ふりむかないで 高知の人"
ふりむかないで《北九州篇》
61
"水の都で 道たずねたら
川の柳が めじるしですと
教えてくれた すてきなあなた
恋してみたいな 柳川の人"
62
"船の汽笛が 聞えるたびに
暗い窓見る あなたの瞳
何を思って 誰を待つのか
なぐさめたいな 天草の人"
63
"雲仙恋し あの人恋し
もうあうまいと 誓った別れ
たそがれ時は つい思い出す
会いたい見たい 島原の人"
64
"あれは出島か 小曽根のあたり
じゃがたらお春の せつないこころ
ひと夜のちぎり かりそめの恋
二度と会えない 長崎の人"
65
"ふと知り合った 今宿あたり
恋を語った お城のあとの
木蔭が今は あなたのかたみ
思い出ばかり 伊万里の人"
66
"ほのかにゆれる 湯けむりの中
見えてかくれた しぼりのゆかた
ついてゆきたい あなたのあとに
ふりむかないで 別府の人"
ふりむかないで《南九州・沖縄篇》
67
"あなたが歩く 長べいぞいに
光がおどる あなたの肩に
あんたがたどこさ うしろ姿に
きいてみたいな 熊本の人"
68
"二人黙って 小さな店で
みつめ合ってた 十五夜の頃
はるかに遠い 潮騒いに
も一度会いたい 大分の人"
69
"ひと夜かぎりで 忘れましょうと
指をからめて 約束をした
どこか遠くで 花火が鳴った
おもかげばかり 宮崎の人"
70
"嵐来る日の 天文館で
風に負けずに 歩いた二人
ふとゆきずりの 恋だったけれど
命が燃えた 鹿児島の人"
71
"誰にあげよか このデイゴの花
あなたに会った 今帰仁城(なきじんぐすく)
ほほえみ直した 大きな瞳
胸に火のつく 名護の人"
72
"誰が唄うか 安里屋(あさとや)ユンタ
灯ともし頃の つぼ屋町
仏桑花(ぶっそうげ)に似た すてきなあなた
恋してみたいな 那覇の人"
投稿: HACCHI | 2012年3月22日 (木) 01時19分
HACCHI様
全部で72番まであるなんて知りませんでした。よくご存知ですね。とても参考になりました。先日カラオケに一人で行って、何回も同じ曲をかけて、とうとう72番まで一人で歌ってしまいました。この作詞は全部、池田友彦さんなのですか。よく同じようなシーンなのに、各地の雰囲気を感じさせて多彩な表現で書けますね。われわれが作詞などするときの参考材料にもなりますよね、きっと。
二木先生もカットせずに全部掲載してくださり、お二人に感謝します。
投稿: いっちゃん | 2012年3月29日 (木) 14時08分
この歌は、当時流行りました。軽やかというか、あまりくせのないメロディーです。がんばれば、私も、カラオケで72番まで歌えそうな気がします。鉄道唱歌なみの長い歌詞ですが、それよりは歌いやすい感じです。
若い頃、後姿の気になる女(ひと)がいて、どうしても顔を確かめたくて、追い越していったことがあります。気の弱いほうだったので、追い抜いた後すぐにはふり返らず、数十メートルやりすごし、忘れ物を思い出したかのようにして、Uターンをしてそれとなく、ご尊顔を拝見します。「ああっ、なんとこれは!・・見なければ良かった!」。愕然としたことが多く、興ざめというのは、こういう時のためにある言葉だと実感しました。
その直後、「のぞく」という行為をした自己への嫌悪感がおこります。
あの「鶴の恩返し」でも、機織りの現場をのぞいたために、男はすべてを失ったではないか。「浦島太郎」も玉手箱の中をのぞいてしまったから、取り返しのつかないことになってしまった。「のぞく」というタブーを犯すと不幸になるというのは、今でもあるなあと、妄想族の私は、多少おおげさな感慨に至りました。
見たい、追いかけたいという気持ちは、自然に備わっているものゆえに、否定できませんが、限度をもつということでしょう。追うのはいいが、追いすぎるのはよくないという・・。ストーカーとか、セクハラという行為は、ある意味、普通の人と紙一重の行為かもしれません。だんだん年をとるとそういうことも、なくなってきました。老成したというべきでしょうか。いいえ、単にめんどうくさくなったんですね、わざわざ足早にそのひとを追い抜くことが。しかし、その適度な衰えを、すなおに老成といってもさしつかえないような気がします。
投稿: 浮舟 | 2013年11月26日 (火) 15時32分
カラオケでいつも歌っているのですが、自分のご当地の歌詞が判りませんでした。テレビコマーシャルでは聞いた気がして、ついに見つけました。明日からは自分の県と町が出ている歌詞で歌います。
たのしみです。有難う
投稿: さとう りょういち | 2014年2月18日 (火) 20時34分
「歌は世につれ世は歌につれ」と言いますが、この曲の1番・6番「ついてゆきたいあなたのあとを…東京の人(博多の人)」、3番「ふとゆきあって目と目があった ささやきたいな仙台の人」、5番「声かけたいな大阪の人」…のクダリは、近頃はストーカーか!セクハラか!などとレッテル貼りされる可能性も無きにしもあらずの無粋な世の中です。
以前なら(昭和40~60年代)、会社でもカラオケスナックあたりでも、美人だな色っぽいな二人っきりで飲みたいな…気軽?に声をかけられたものが、些細?なことでセクハラだパワハラだモラハラだ…物言えば唇寒しの風潮が強まる今日この頃、身近なところにいる女性といえばカミサンのみ!?の年金暮らしとしてはサミシイ限りです。
投稿: 焼酎百代 | 2015年4月12日 (日) 17時48分
> 後ろ髪のきれいさと容貌とのあいだにあまりギャップのない人が選ばれたようです。
「‘ギャップのある方‘に申し訳ありません」なんて第三者が言うのはおかしいですね ^^;
ヤン・フェルメールの真珠イヤリングの少女(Meisje met de parel)は我が村でもよく見る普通の顏立ちですが、なるほどテーマにピッタリ、洒落たリズムと共に楽しいです。
ところで皆様、オランダにいらっしゃり、何処かの通りで「ヤン!」と叫んでみてください。すると必ず、何人かの男性が‘ふりむきます‘。ブリテン諸島でJohnと叫ぶより、確実に多いです。
投稿: minatoya | 2015年4月12日 (日) 20時04分
72番までのUPありがとうございます。いくつか口ずさんでみたのですが、①21番 「裏見の滝の しぶきに虹が かかれば あるのかしらと・・・」の 「かかれば○○○あるのかしらと」のように何か歌詞が入るような気がするのですが? ②40番 「あれは立山 いつか来たとき あれは大日 忘れられない・・・」の大日の読み方(意味など)をご存知でしたら教えていただければ幸いです。
投稿: maruchan | 2017年11月 5日 (日) 23時07分
前回駄文を寄せた年より更に3年遡り、東京/神戸でモーリッツ美術館展が催され、大変な人気だったそうです。その看板が”真珠の少女”、誰かが突然入室してきたので、思わず振り返った場面、紅をさした唇が優しく何か言いそうです。
こんなギョロ目の少女に振り返られたら、浮船さん仰る”のぞき”をいすかさられるようで一寸困るのではないでしょうか。”振り向かれられない”ように同歩しながら、恐れつつも”振り向いて欲しい”願望もあるディレンマたる歌のような気がします。
余談;真珠の少女(原題;Meisje met de parel)が日米伊3カ国巡業している頃、描かれている耳飾りが真珠でないことが判明。17世紀半ば、そんな大きな真珠の耳飾りは存在せず、銀か何かの水滴型の耳飾り金物細工との由。20世紀に入る手前まで作者不明で、あるコレクションを一括購入したモーリッツ美術館は1995年まで”ターバンを巻いた少女”名で展示、しかし商いの観点から考証せずに”真珠”に変更。これが大成功、この小ぶりの”振り向いた少女”は世界で最も愛される油絵の一つに大躍進。
投稿: minatoya | 2017年11月 7日 (火) 02時15分
この歌は少しも存じ上げない私ですが
minatoya様のコメントに惹かれての駄文をお許しください。
「ヤン・フェルメールの真珠イヤリングの少女」は私も神戸市立博物館で観賞致しました。
真珠ではなかったのですか?
フェルメールブルーというかあの淡いブルーの色調が好きです。上洛の度に神戸市立博物館の特設展には足を運びます。
東京の様に ひどい混雑もなく 海岸通りをそぞろ歩き
ハーバーランドの見える「梅の花」でのランチも楽しみです。私より一回りは上と思しき小柄な女性がピンクの御衣装を品よく着こなし(洋服)かすかな笑みを交わしただけで
お一人様関に並んで座りました。
私には多すぎる量を完食なさった彼女に前向きな生き方が伺えたものです。
投稿: りんご | 2017年11月 7日 (火) 13時01分
「ふりむかないで」今でも好きなこの曲を聴いていると、十代のころにライオンのテレビCMを見ていたその当時の映像シーンが懐かしく蘇ってきます!
エメロンシャンプーの名を一躍有名にしたこのテレビCMは、鮮明に憶えていて、東京・仙台・名古屋・大阪・博多・など、全国各地のロケで、髪をなびかせた後ろ姿の素敵な女性が、ふと声かけられて、驚いてふりむいた時に見せる、そのはにかむ表情やそのしぐさを見るのが、私はいつも楽しみでした。
「ふりむかないで」を作曲した小林亜星ですが、日本レコード大賞曲「北の宿から」などのヒット曲も多いですが、私の中ではこれまで聴いてきたCMソングにも彼の曲作りの才能を感じさせる好きな曲が数多くあります。
小林亜星が手掛けた数多くのCMソングのその中でも、私が強く印象に残っているのは、ブリジストンの「どこまでも行こう」・スリーグレイセスが歌う「積水ハウスの歌」・シモンズが歌う、明治製菓「チェルシーの唄」・シルヴィバルタンが歌う「レナウンワンサカ娘」、そしてなんと云っても、私の一番のお気に入りはテレビ番組「ザ・ガードマン」のCMで、昔から聴いていたサントリーオールドのCMで、ギター演奏とともに外人男性のスキャット、Don,don,din,don,shubida,don・・・と流れていた「夜がくる」です。この曲はとても短いメロディの繰り返しですが、私はこのどことなく哀愁を漂わせるムードが好きで、今でも時々ギターを弾きながら口ずさむことがあります。
「ふりむかないで」この唄がヒットするまでは、その当時の石鹸と云えば牛乳石鹸、シャンプーと云えば花王のシャンプーという認識がありましたが、72番までも歌詞が作られたというこの唄のヒットとともにエメロンシャンプーのテレビCMが、如何にブームを呼んでライオンのこの商品を有名にしたのかが、想像できるような私はそんな気がします。
投稿: 芳勝 | 2019年6月14日 (金) 22時05分
小林亞星氏は実に多彩な人ですね。コマーシャルソングではこの曲のほか、「日立の樹(この木なんの木)」「ガッチャマン」「ひみつのアッコちゃん」「魔法使いサリー」などが有名ですね。歌謡曲では都はるみの「北の宿から」も彼だったんですね。でも、私が一番好きな彼の曲は「あわてんぼうのサンタクロース」です。
投稿: 吟二 | 2019年6月15日 (土) 15時55分
TBSドラマ「寺内貫太郎一家」に主演した小林亜星
関西ではよく知られている「嵯峨野さやさや」という歌が好きです。
作詞 伊藤アキラ
作曲 小林亜星
歌唱 タンポポ
投稿: みやもと | 2021年9月 8日 (水) 05時58分
「ふりむかないで」私はこの唄のメロディがたまらなく好きで、今でも時々このページを訪れています!
2012年3月22日ご投稿・HACCHI様がご照会くださっている72番までの全国の歌詞の中に、「九州編」65番の歌詞には、有難いことに私の故郷佐賀県が載っています。
65”ふと知り合った今宿あたり 恋を語ったお城のあとの
木陰が今はあなたのかたみ 思い出ばかり伊万里の人
しかも嬉しいことにその歌詞は、私の出生地の『伊万里』が舞台になっており、また情緒たっぷりのその歌詞はまさに秀逸で、この上記の詩を見るにつけ私はいつも嬉しくなります。
「ふりむかないで」私が『伊万里』に住んでいたのは四歳の頃迄でしたが、今ではこのメロディを聴く度に私の幼いころの遠い記憶の数々が微かに蘇ります。
投稿: 芳勝 | 2021年9月16日 (木) 18時26分
この歌の作詞家、池田友彦さんの作詞した歌をネットで調べたら、この「ふりむかないで」しか出てきません。こんなに大ヒットした歌詞を書いた方が、なぜこれ以外の歌が出てこないのか、池田友彦さんという方はどういう方なのか知りたいです。どなたか知っていらっしゃる方がいたら教えて下さい。
この歌を72番まで作詞され、皆それぞれ情緒ある歌詞ですね。私はこの歌詞を作っている時の池田友彦さんは、沢山のそれぞれの土地の特徴、名物、風土、地形、歴史などあらゆることを調べて、それに合った歌詞をお考えになったのだと思いますが、それを72都市にわたって調べている時、彼はとても楽しかったんじゃないかなと、ふと思いました。私も何かシリーズものの歌詞を書きたいと思いました。
投稿: 吟二 | 2023年1月10日 (火) 22時35分
池田友彦さんは電通社員だったと詳しく載っています。
https://musicguide.jp/column/12042/
作詞 JASRACには5件登録してあります。
あなたセ・ラ・ヴィ 湯原昌幸
新宿META META 山谷初男
ステップ・バイ・ステップ 湯原昌幸
丸井、和気愛々 ー゜ Hi-Fi Set
丸井、和気あいあい デューク・エイセス
投稿: なち | 2023年1月11日 (水) 19時14分
なち様
早速教えて頂きありがとうございます。元電通社員だったんですね。そう言われれば、この曲はエメロンシャンプーのCMですものね。在職中か退社後か分かりませんが、電通から依頼されて作詞したんでしょうね。そして、この曲だけではなく、他に教えて頂いた曲も4曲あるんですね。
しかしこのうち「丸井、和気愛々ー゜(HaiFai Set)」と「丸井、和気あいあい(デューク・エイセス)」は、同じ曲を違う歌手が歌っているだけのようですし、やはりCMソング的な題名ですね。また「なぜこれだけのヒットを飛ばした作詞家が、これしか作っていないのかなとも思います。退職後の池田友彦さんは、もしかしたら「作詞家」というより本職はCM関係のお仕事を続けていらっしゃった一般人なのかなというのが私の感想です。すみません皆さん、要らぬ詮索をして紙面を無駄遣いさせてしまいました。
投稿: 吟二 | 2023年1月11日 (水) 20時42分
池田友彦さんのようなセンスはございませんが、私なりにオリジナルにない都市・街を舞台にして替え歌を作ってみました。
♪緑の森に 輝くドーム
青い帽子に 髪なびかせる
レオのようだね 外野のあなた
ふりむかないで 所沢の人♪
♪帝釈天の 参道あたりで
草の団子を 頬張るあなた
つらい男の 片想いなのか
ふりむかないで 柴又の人♪
♪諦めなさは 蛙のようで
刺々しさは サボテンのようで
俺とあなたは 繋がっているよね
ふりむかないで 春日井の人♪
♪やってみなはれ 試してみなはれ
先端技術が 未来を拓く
エレクトリックに しびれるあなた
ふりむかないで 門真の人♪
♪美しいのか 怪しげなのか
ゲゲゲと驚く あなたの美貌
妖(よう)という字が お似合いですね
ふりむかないで 境港の人♪
お粗末!
投稿: Blackswan | 2024年3月14日 (木) 22時30分