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2021年2月18日 (木)

私は泣いています

(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo


作詞:・作曲・唄:りりィ

1 私は泣いています ベッドの上で
  私は泣いています ベッドの上で
  あなたに会えて 幸せだった
  昼も夜も帰らない
  あなたがいたから どんなことでも
  なりふりかまわず あるいてきたの

2 私は泣いています ベッドの上で
  私は泣いています ベッドの上で
  あなたにとって 愛のくらしは
  とてもいやな ことばかり
  あなたに言われて 気づいたことも
  そんなところは なおしてみます

3 私は泣いています ベッドの上で
  私は泣いています ベッドの上で
  あなたは言うの もう終わりだと
  まさかそれは うそでしょう
  あなたの言葉が 私のまわりで
  嵐のように うずまいているの

  私は泣いています ベッドの上で
  私は泣いています ベッドの上で
  あなたの幸せ 願っているわ
  私だけは いつまでも
  あなたの幸せ 願っているわ
  私だけは いつまでも

《蛇足》 昭和49年(1974)3月5日に発売され、約100万枚の大ヒットとなりました。

 よくある失恋の歌ですが、ポップな曲調で、演歌的な湿り気を感じさせません。いきなり 「私は泣いています ベッドの上で」が出てくる歌詞に意表をつかれました。

 ベッドが出てくる歌謡曲は、ほかには、沢たまき『ベッドで煙草を吸わないで』や西田佐知子『くれないホテル』くらいしか思い浮かびません。高度経済成長に伴う生活の洋風化が表れているかのようです。
 ずっとあとになって、シャ乱Qの『シングルベッド』とか、岩波理恵の『ベッドじゃなくても』が出てきますけれども。

 りりィは本名・鎌田小恵子(さえこ)。父はロシア系アメリカ人。整った顔立ちでかすれ声という点では、演歌の藤圭子と共通するものがあります。
 もっとも、りりィは、3オクターブ出る美声でしたが、風邪をひいた日に日本酒を飲みながら朝まで歌い続けたところ、声が潰れてしまったそうです。
 本人には残念な始末だったかもしれませんが、そのかすれ声が彼女の持ち味であり魅力にもなりました。
 2016年11月11日に64歳で没。

(二木紘三)

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コメント

 懐かしい曲ですが、出だしの「私は泣いています ベッドの上で」のところだけしか覚えていませんでした。ま、それで十分楽しめるような気がします。
この曲の出た当時、私は25歳で、自分に合った仕事が見つからず、苦しんでいました。翌年、自分にふさわしい仕事に就き、定年まで34年間勤めました。だからこのメロディーを聞くと、青春の最後の時期、苦しかった頃の雰囲気を思い出します。
 
 70歳を越えた今は「私は考えます ベッドの上で」です。何を考えるか、自分の人生についてです。人生は自分で選んだ部分は実は小さく、天意によって大きく定められているということです。自分で好きなように生きているようにみえても、実は天意によって生かされているということですね。

投稿: 越村 南 | 2021年2月19日 (金) 12時56分

 抗って生きてきたように思いますが、喜寿を迎える歳になり、まさに越村 南さまのコメントに同感しきりです。自分なりに努めてきたとは思いますが、人事を尽くして天命を待つと申しますか、結局、天意によって生かされてきたのですね。

投稿: konoha | 2021年2月19日 (金) 14時37分

 お恥ずかしい話ですが、よくよく考えると、人事を尽すなんて自分の性格を考えますと一生のうち無かったのではと思います。

投稿: konoha | 2021年2月19日 (金) 16時10分

「私は泣いています」この曲が流行ったのは私がちょうど二十歳のころですが、ベースギターを弾きながらあの独特なしゃがれ声で歌っていたりりィが私は大好きでした!

『蛇足』に記された、>整った顔立ちでかすれ声という点では、演歌の藤圭子と共通するものがあります。
まさにそのとおりで、いつもどこかに影を潜めたようなそんな似た雰囲気がこの二人にはありました。

確かこの曲がヒットしているころの週刊誌だったと思いますが、曲作りの際にはいつもビールを一ダースぐらいは飲んでいると当時彼女が語っていた記事を読んで、私は驚いたことを憶えています。

後年、マスコミでりりィをあまり見かけなくなったころでしたが、2001年秋から始まった『テレビドラマ・3年B組金八先生の(性同一性障害を描いた)6シリーズ』で、メインの生徒・鶴本直を女優の上戸彩が演じましたが、その母・鶴本成美をこのりりイが演じました。ファンだった私は彼女の演技を注目して観ていましたが、性自認で思い悩みながら日々格闘するそんな娘の姿を、ただひたすらにそっと静かに見守り続けるという母親役を、彼女は見事に演じきり、女優としてもその才覚を発揮していました。

晩年は残念ながら肺がんを患い闘病の末に64歳の若さで亡くなりましたが、当時りりィの洗練された独自のファッションセンスとアウトロー性を秘めたその綺麗な顔立ちは、二十歳のころの私にとって最も魅力を感じた一人の女性シンガーでした。

「私は泣いています」ここでこの曲を聴いていると、どこか淋しげなそんなりりィの歌声に魅力を感じていた当時の自分のそのころを懐かしく想い出します。

投稿: 芳勝 | 2021年2月19日 (金) 22時10分

二木先生

 なんとこの時世にあった 曲をアップされたのでしょう

  私は泣いています
  私は泣いています

  我々庶民がコロナで大変な生活の中

  腐りきった問題が出るわ出るわ

   Aの 森加計 桜 が解決されないまま

  Sの 息子が主導??した 総務省の贈収賄
  Aの取り巻き 応援団の金主 T-ス 院長が主導した
   リコールの偽造問題 この人は 桜にも招待されていた
  Sの官房長官時代 100億近くの領収書の要らない金
   を自分の懐にいれた
  老害 M に関連するオリンピック問題


  隣国 韓国なら 国を私物利用したとされる
      朴元大統領は 懲役20数年と決まりました

  S も A も 朴さんと何らかわりない悪行をしているのに
     日本では 今のところ 司法も動いていない
    
      いい加減にしろ


       涙 涙   涙です

投稿: 能勢の赤ひげ | 2021年2月23日 (火) 20時59分

『私は泣いています』作詞・作曲・唄:りりィ様
コメントご投稿2021年2月23日: 能勢の赤ひげ様
コメントご投稿2021年2月24日: まーくん様

皆様のメロディ、歌詞およびコメントのご心情をお察しし、
まことに僭越なから、祈りを込め、次の拙「歌」作りました。
どうぞご一唱ください。

悲しみも 怒りも溜(た)めず
飛梅(とびうめ)のごと
飛んで根づかせ 花にこそ変え

<飛梅(参照 Wikipedia)の季節に詠む>

投稿: josame | 2021年2月28日 (日) 13時46分

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